ハッピー&ラッキー

コレクターズとピロウズとANATAKIKOU、その他音楽やいろいろ。

きかせてテリー

2006-04-30 | コレクターズ
ついに最終回の「きかせてテリー」、最後はテリーさんの生まれ故郷イギリスについてのお話でしたね。ラーンに行ったとき村の宿屋が締まってて、困ったあげく開けてもらって難をしのいだという話のときに「わざわざ日本から来た…」と言ってしまったけど、「…友達もいたので」と、最後まで設定を貫いたのは立派でした。イギリスというとご飯がまずいという印象で、テリーさんも「ぱさぱさのパンにぱさぱさの野菜、ぱさぱさの肉をはさんだぱさぱさ三姉妹」(サンドイッチ? 笑)と言いたい放題でしたが、今はおいしくなっているというのはいいことですね。イギリス旅行に行かれる方にも有益な情報じゃないでしょうか。イギリスって紳士の国だから、モッズもそうであるようにやせ我慢の美学と言うか、美食などの快楽に耽溺することを良しとしない風潮があって、その結果食文化が発達しなかったって聞いたことあるな。タヒチはフランスの植民地だったから食べ物おいしいけど、イギリスの植民地だった観光地はまずいとかいう話も聞きますしね。おいしくなったのはよかったですね。

春の番組改変期で、好きな番組が続々終わってしまうのにようやく一段落ついたかと思ったら、テリーさんも最終回か~。残念です。でもまたこのいい声にどこかで会える気がするので(笑)そっちを楽しみにしたいと思います。考えてみれば札幌の番組を、一部分だけとはいえ聴くことが出来たのですから、便利な世の中になったもんだ。おつかれさまでしたテリーさん。

永遠のモータウン

2006-04-29 | 音楽
さっきスペシャで「永遠のモータウン」を放送していたので見ていました。以前ラジオでアナタキコウの藤井さんがおすすめしていたのを思い出して。

私はいわゆるモータウンミュージックと言うか60年代はさっぱりなのですが、知らない時代のことでも、自分も好きな「音楽」に関する映画ということでとても面白かったです。60年代にたくさんのヒットを飛ばしたモータウンの立役者は、シンガーでもプロデューサーでもなく演奏していたバックバンド「ファンク・ブラザーズ」で、その彼らを他に取られないようにするため長年レコード会社はひた隠ししてきたという背景は藤井さんの話で知っていましたが、実際の映画を見て、そのミュージシャン達がまったくそれを恨みに思っていなさそうなところに感動しました。いや実際はくやしかったのかもしれないし、マーヴィン・ゲイのアルバムに初めてクレジットされたときのことを嬉しかったと語っていたくらいだから、やっぱりずっと存在を明らかにされなかったことを快くは思っていなかったんでしょうが、それ自体に腐っていたように見えないんですよね。インタビューも冗談言って笑いながらすごく楽しそうだった。キング牧師が暗殺されて、アメリカで人種差別に関する暴動が起きたときに、スタジオから街に出るとき(白人が危険な状態で)「(白人の)仲間を守ることしか考えていなかった」って言ったメンバーと、それを受けて「逆に白人のエリアに入ってもし危険な目に遭ったら、僕が(黒人メンバーの)銃弾を浴びる気でいた」って返したメンバーの絆が泣かせる。もうくっさいこと言いますけどほんとに音楽ってあらゆる障害を越えて人をつなぐものなんだ。ノーボーダー! 桜井和寿の出番です。才能があって愛嬌があって、音楽を愛しているのに表舞台で脚光を浴びることがままならないというと、私の好きなバンドをどうしても想像してしまうので、必要以上にのめりこんで見てしまいましたが(ヒートウェーヴやダンシンインザストリートも流れたし)、ラストのライブシーンに救われましたね。大歓声の中、バックバンドではなく「ファンク・ブラザーズ」としてのライブを行うメンバー。紹介される中にはもう他界してしまった人たちもいて、でもその写真をステージに一緒に並べて演奏を始めるところで泣けてきました。いい映画だ。面白かったです。

MUSIC DAY

2006-04-28 | コレクターズ
今日コレクターズのFCからメールが来て、5/4のMUSIC DAYに出場する3バンドのリーダー対談ページがリンクされていました。これFC会員にだけ送ってきたのかな? コレ公式にも告知されてないし、FC会員のみに読ませるためにだけのページなんて贅沢なことしてていいんでしょうか。そのうち公式にも貼られるのかなー。

コレクターズからは加藤さん、カーネーション直枝さん、グルーヴァーズの藤井さんと、スタッフの方を含めた対談でしたが面白かった。長年バンドやっていて、なおかつ分かりやすいヒットが過去にあったわけではないミュージシャンって、さすがに言うことが深いなあ。もう今の音楽シーンで「いい音楽が売れるわけではない」などという話を今更するのもばかばかしいほどですが、やっぱりヒットって宣伝とあとちょっとした運が生むものなのでしょうね。なので過去にヒットがない、というバンドが、劣っているとはまったく思わないしそこにある差異はバンドの魅力とは関係ないと思われます。ただ、ヒットがないのに長年音楽を続けるという行為自体は、エネルギーと情熱と才能がなければ絶対なしえない偉業と思うので、そういう意味では、「過去にヒットがない」という状況は、すごく申し訳ないのですが、本物のバンドを見抜くための分かりやすい指針にもなりますね。もちろんヒット曲のあるバンドで長年やっている人もたくさんいるのでしょうが、やっぱりそういうバンドは「長年やること」が、ヒットがないバンドに比べてそれほど大変ではないであろうという想像が働いてしまうので、言葉は悪いですが売れてないバンドよりも楽をしている場合もあるのだろうなと考えてしまいます。

ある意味こういう考え方もものすごい偏見のかたまりだなと思わないでもないのですが、私は別に評論家ではないので偏見の元に音楽を聴いてもいいと思っています。その結果、自分に合うバンドに出合えればそれでよし。でも私別に売れてないバンドを選んで好きになってるわけじゃないのになー。好きなバンドには心の底から売れて欲しいと思っていますよ。もちろんそのバンドの魅力を変えないままで。

対談の中で加藤さんが、「事務所がつぶれたときにコータローが求人雑誌持ってきた」って話に笑いました。MCでネタにしてた話、あれマジだったんですね。さすがコータローさん。頼もしいです。

アンコールの曲やセッションの内容まで語っちゃってる豪快な記事でしたが(ルー・リード予習しようと思ってカセット漁ったけど捨てちゃってた…)(そもそもほとんど聴いてなかったけど)、興味深い内容でした。3バンドあわせて59年のキャリアの人たちが何を見せてくれるのか非常に期待が持てます。長くやっているのに、パワフルで前向きで愛嬌のある人たちほんとかっこいいな。このイベントは見に行く予定なので今からとても楽しみです。

きかせてテリー

2006-04-27 | コレクターズ
博物館づいてるテリーさんが今回紹介してくれたのは「まくら博物館」。札幌でまくらといえばさわおの出番のような気がするのですが完全スルーでしたね。まあテリーの第一回目にMY FOOTかけてくれたらしいのでそれでいいか。

まくらひとつからその時代背景や文化が読み取れるという話は面白かったですね。生活に密着しているアイテムだからかな。寝具店を営んでいるという館長さんの、「ヨーロッパは寝具が発達している」という発言も興味深かったです。そうなのか、何でだろう。寒い地方は家にいる時間が長いから家具に凝るという現象と近いものなのでしょうか。しかしテリーさんと館長の話が微妙にかみ合っていないところとか笑えた。

テリーさんが「まくらに凝るのは男の特徴」とおっしゃっていましたがそうなんですか。確かに私はまくらに特に強烈なこだわりはないですが、それは自分が満員電車のつり革持ったままでも、ライブハウスの最前でも寝られるのび太体質だからだと思っていました。寝付きの悪い姉はまくらにこだわってるからなあ。ピローフィッターにまくら選んでもらいたいとまで言っていたし。それともそういう機能の話ではなく、なんつうかもっとロマンチックな状況にあるアイテムとしての存在価値の話なのかな。テリーさんだとそっちのことを言ってそう。

ほんとに世の中にあふれかえる情報の隙間を縫うようなへんてこなテーマ性が面白いラジオなのに、終わっちゃうの残念だな…。大人(飼い主)の事情ということで仕方ないのかもしれませんが。あと残すところ一回ですね。寂しい。

3度目でした

2006-04-26 | 音楽
先日トライアドナイト名古屋に行ったときもらったフライヤーの中に、浜辺シゲキ君のデビューアルバム告知のものがあったので読んでいたんですよ。そしたらプロフィールの中に「ROCKI'N ICHIROとROCKI'N ICHIRO &BOOGIE WOOGIE SWING BOYSを結成」という文字を見つけてびっくり。ROCKI'N ICHIRO氏は以前コレクターズ見に大阪行ったときに、対バンで見ていたので知ってはいたのですが、そのときのバンドがそれだったのか? と思い、そのチケットを探し出してみたらまさにそのバンドでした。えーじゃああの時ギター弾いてたのってシゲキ君だったんだ。でもそのときメンバー紹介で、ギターの子「ぼくしげる」って言ってなかったっけ? 聞き間違いの可能性もでかいですが、そのメンバー紹介があったから、先日のYU-JI ROCKのトークイベントで、ROCKI'N ICHIRO氏がシゲキ君の後見人だってネタ聞いても全然つながらなくてスルーしちゃってたんだよな~。そうか、同じバンドやってたんだ。すでに2004年の時点で私シゲキ君見てたのね。じゃあYU-JI ROCKで見たの3度目だったんだ。

そのときのイベントで、「夜のストレンジャーズ」を初めて見たのですが、いいバンドだったなあ。CD欲しかったけど何故かあの時はすごい貧乏旅行だったので買えなかったのを未だに残念に思っています。またコレクターズと対バンして欲しい。

話をシゲキ君に戻しますが、トライアドからデビューしたんですね。しかもカスタネットとコラボでトートバッグを製作したとか興味深いな。さらにバンド形式のときのメンバーは淳に奥野さんにクハラさんでしょ、プロデューサーが上田ケンジで、以前は西川進さんもレコーディングに参加してたらしいし。妙に私の興味をそそる情報だらけです。シゲキ君の歌自体もけっこう好きなので、これはちょっとアルバム聴いてみるべきかな。

カスタネットで思い出しましたが、テリーさんのラジオ終了なんですね。寂しいなー。でもおつかれさまでした。

一人居酒屋

2006-04-25 | その他
昨日ライブのあと、姉と待ち合わせのために一人で居酒屋にいました。女一人居酒屋。また何か上げてはならないレベルを上げてしまったような気がします。でも普通に対応してもらって飲んで帰ってこれたので、店側にしてみれば珍しい客でもないのかもしれません。注文したあとしばらくして「すみません注文のから揚げに使う片栗粉を切らしてしまって、今買いに行っているのでお出しするのが遅くなってしまいますがいいですか?」と聞かれたのにはちょっと驚きましたが。今買いにってもう深夜なんですけど。24時間営業のスーパーでも近くにあったのかなあ。材料がそろわなくてオーダーストップになるのにはよく出くわしますが、こういうパターンは初めてでした。から揚げはおいしかったですが、やっぱり居酒屋メニューって数人で皿を囲む用の量なので、一人で食べきるのは大変でした。

よく女は結婚して齢を取るとおばさんになると言われますが、おばさんならまだいいです。結婚せずに齢を取っていく女はおっさんになる傾向があると、私は自分自身含め周囲の友達を見て思っています。どこかの学会で発表していいですよこのネタ。ラーメン屋や居酒屋くらいならもう一人で入れちゃうし、苦じゃないもんなあ。友人の一人は今度「一人焼肉」を決行する予定だそうです。がんばってくれ。

4/23 ROCK OF SILENCE 名古屋CLUB QUATTRO

2006-04-24 | コレクターズ
トライアドナイト二日目に行って来ました。いろいろ見れて楽しかった。

まずトップバッターは、大阪のバンドCLOVERS。ボーカルの人がバグパイプ吹いているところにメンバーが登場。アコーディオンやウッドベース、曲によってボーカルの人が縦笛(? もっとちゃんとした楽器っぽかったけど)吹いたりと、無国籍な演奏が面白かったです。民族音楽テイストと言うか。私は好きなのですが人によっては失礼な印象になってしまうかもしれないので申し訳ないのですが「おしゃれでハイセンスなチンドン屋」のようだった(本当に褒めてます)。

続いて登場したのは、テリーさんのラジオでもゲストに来たSTAN。クローバーズがおしゃれな無国籍レストランならこっちは「みそラーメンしかありません」みたいな無骨な食堂と言った感じ。ボーカルの子の「はいそれじゃー始めまーす」とか、演奏終わった後の「ありあたーしたー」と無気力なMCもおかしかった。でも演奏うまいし、センスあるね。ストレートなロックサウンドかっこよかった。もっと「このバンド聴いてるとセンス良さそうに見えますよ」的な宣伝すれば売れるかもと思いました。

先日大阪でトリだったらしいので、この日もそうかと油断してたのですがコレクターズのスタッフの方がセッティングに出てきたのでびっくり。名古屋はコレが3番手でした。イベントだとQちゃんがセッティングの時点で出てくるのはわりと珍しくないと思うのですが、この日はコータローさんまで登場してギターをチェックしてて驚き。すると小里さんも出てきて、セッティングと言うかセッションのような状態で音あわせしています。ベテランバンドにあるまじきゆるさ。どうするんだろうと思って見ていたら、コータローさんがスタッフの方に耳打ち、呼びに行ったのかそのステージに加藤さんが登場して、一曲目の演奏が始まりました。

一発目は「カメレオンダイナマイト」。勢いあるかっこいい曲にフロアの反応もいい感じです。続いて「恋の3Dメガネ」。これも盛り上がるいい曲だ!「こんばんは、ザ・コレクターズです」と加藤さんがごあいさつ。「トライアドナイト二日目…昨日までの時点では、あんまりチケットが売れてないって話だったんだけど、たくさん来てくれて嬉しいよ」といった意味のことを話して「今日俺とコータローくんで(宣伝の)ティッシュ配ったからね」とまた大嘘こいてます。しかしコータローさんは「ワンツー」「テス」と、無視してマイクテストを(笑)。「ね、コータローくん」と名指しで呼びかけると「え? うん」とようやく反応していました。「ロックな曲を」と「PICTURES OF LILY」へ。

「トライアドレーベルのライブということで…。コレクターズはもうこのレーベルに在籍して15年!」と言うと、客席から拍手が。しかし「移籍のタイミングを間違えた!」と恩知らずなことを言う加藤さんです。「我々が一番長いんじゃないの? ウイラードを送り出し…デルジベットを送り出し…」と言うと、コータローさんも「東京ヤンキースも」と返事を。「ピチカートファイヴ、ミッシェルガンエレファント、レプリカ、イエローモンキー…」と言ったところで「イエローモンキーの余った○○(聞き取れず)を忘年会で配ったからね」とコータローさん。「コレクターズがその係だったんだよね。そういうレコード会社なんですよ」と加藤さんがおっしゃってました。なんて言ったんだろう、ノベルティとかそういうたぐいかな? そこで「演歌の人も送り出したよ」とコータローさんが言うと、「トライアドの話だよ! コロンビア全体じゃなくて」と怒られていました。そこで「コロムビアね」とムにアクセント置いて言い直す加藤さん真面目だ(笑)。「そんな、中間管理職、しかも窓際コレクターズ、今から巻き返しを図って(笑)」と笑いながら言ったところ大きな拍手が。素晴らしい意気込みです。「しまった、こんなおしゃべりしてる場合じゃないんだ。素晴らしいバラードを」と「ミッドナイトレインボー」が始まりました。

歌い終わったあと「クアトロイイね!」とごきげんな加藤さん。「俺らクアトロの最多出場だったんだけどさ、ニューロティカに抜かされたらしいよ」とコータローさんがつぶやきました。「そうなの!? …シメるか?」と不穏な発言の加藤さん。「あっちゃん…ピエロのあっちゃん。何回くらい抜かされてるの?」とコータローさんに聞くと「けっこう抜かされてるらしいよ」との答え。「そうなんだ」とがっかりな様子です。もし数回の差なら、最多出場返り咲くためにいっぱい名古屋クアトロ来てくれる気になったのかと思うと、私もがっかりですよ。するとそこで「俺ら一時期調子に乗って、ダイアモンドホールとかでやってたからさ」と言うコータローさん。調子に乗ってって(笑)。「そうかー!」と加藤さんが納得して、「やっぱり付き合いは大事にしなきゃいけないんだね。人と人とのさ。でも俺ダイアモンドホール好きなんだよなー。こんなこと言ったらまた(クアトロの)店長に怒られるかな」と話していると「俺クアトロ好きよ?」と、一人でいい子になるコータローさんにスゴイ笑った。「お前…」と加藤さんあきれています。「ロックバンドってさ、本当仲悪いんだよ。コレクターズももうみんな仲悪くて、その中でも俺とコータローくんがスゴイ仲悪いの!」と訴えますが信じられませんよそんなこと。「でもさ、旅ってイイよね!」といきなり話題を変える加藤さん。その豹変ぶりにか、もしくは内輪受けの話なのか笑ったQちゃんに「ね、旅っていいよね! デュークさん」と再び振ります。するとそれを受けて手を伸ばして更家のウォーキングをまねするQちゃんが面白い。「今日は4バンドが出るから、リハーサル終わってから時間がけっこう空いたのね。そういう時はバンドによって時間のつぶし方がいろいろあるんですよ。女に会いに行くとか。…ここ笑うところなんですけど」と、妙に真面目な加藤さんの口調に客席も受けてます。「パチンコ行く奴もいれば、中古レコードショップ行く奴もいて、仲悪いコレクターズはどこ行ったと思う? 当ててみて? ヒント、俺たちは育ちがいい」などと客席に絡んで楽しそうにしていましたが、答えが出ないので加藤さんが言ったところによると「4人でうなぎ食べに行ったの」でした。仲いいんじゃーん!(礼儀)「いやーうまかった」と加藤さん楽しそうです。面白い人だ。

どの曲だったか忘れましたが、曲が終わるときコータローさんがギターかき鳴らしていたのですが、おそらくQちゃんが捨てたスティックでギターの弦を弾いていたのがかっこよかった。この日はほとんど黒のリッケンバッカーでプレイしていました。あと曲によってSG。ES-335が使われなかったのにちょっと驚き。レディキャロのPACTHさんとかぶらないようにとの配慮だったのでしょうか。

「愛してるというより気にってる」と、コータローさんの激しいギターに「それは何、怒ってるの?」と加藤さんが聞いた(笑)「パンクオブハーツ」と盛り上がる曲が続き、「今日はイベントなので時間が短くて、最後の曲です」と加藤さんが言うと、客席から不満を訴える声が。「時間は守らないとね。俺ら時間を守るバンドだからさ」と言うとコータローさんが「たまに守らない奴いるからね」と入ってきました。「生放送でそれやられたことあるからね! どんどん押してて俺たちの演奏時間がなくなっちゃって、俺のこんな(熱唱ポーズ)状態で終わっちゃったんだよ」と加藤さんの思い出が語られ、最後の曲は「未来のカタチ」でした。

トリはRADIO CAROLINE。生ウエノ初めて見ましたがさすがに背が高くてかっこいいですね。PACTHさんも熱くて男らしくていいステージでした。私はもうちょっとメロディアスな方が好きなのですが、こういうテイストのバンド嫌いじゃないな。途中MCで「今日は俺にとって特別な日なんだ。ジョニー・サンダースの命日だから」と言ったPACTHさん。カバーとか出来ないけど…とか言いながら少し喋って、思うように話せなかったのか「俺は加藤ひさしにはなれないから」と自嘲して、ロックしか出来ないからとつぶやいていたのが印象的でした。

それぞれ見応えのあるバンドが登場した面白いイベントでした。欲を言えばセッションとか見たかったな~。

セットリスト(ちょっと順番に自信なし)

カメレオンダイナマイト
恋の3Dメガネ
PICTURES OF LILY
5・4・3・2・ワンダフル
ミッドナイトレインボー
扉をたたいて
愛してるというより気にってる
PUNK OF HEARTS
未来のカタチ

行って来ます

2006-04-23 | コレクターズ
今日はこれからコレクターズの出るイベント行って来ます。トライアドのバンドが集まったライブで、コレ以外は初見のバンドばかりですが楽しみ。カスタネットのテーマをテリーとコラボしたSTANもいますね。カスタネットのテーマでセッションとかしてくれませんか(笑)。無理だろうけど。

そういえば昨日ゴーバンズの記事書いていて思い出したけど、ゴーバンズも札幌でしたね。さわおも増子さんもウエノも北海道でコレクターズが大好き。コレクターズ、道産子殺しだな。

無敵のビーナス

2006-04-22 | コレクターズ
今日コレクターズの会報が届いたので読んでみたら、加藤さんとGO-BANG'Sの森若香織が対談していました。森若ちゃんもう40代なんだって! 加藤さんとの2ショット写真見てもすごく可愛くて、とても見えない。びっくり。以前から可愛かったけど、こういう人は齢重ねても何と言うか老け込まなくてかっこいいな。

GO-BANG'Sは昔好きでよく聴いていました。対談の中で加藤さんが「かっこいいダーリンなんかはとてもパンクだ」って言っていましたがそれすごく分かる。当時ブルーハーツがバカ売れしていて(そういえば先日マーシーがコレのレコーディングスタジオに遊びに来たそうですね)、それの真似っこのようなバンドがものすごい勢いで増えていたので、とりあえず形だけはパンクというバンドはたくさんいました。それでもいわゆるパンクロックではない事に目はつぶれなかったのか、ビートパンクなどという呼び方をされていたと記憶しています。初期のユニコーンなんてまんまだったなあ。あとジュンスカあたり。とにかくそんなバンドがゴロッゴロしていたさなか、GO-BANG'Sは可愛い女の子が3人で、可愛い服着てつたない演奏でキュートな歌を歌ってたわけですよ。下手するとアイドルのようなカテゴリに入れられかねないスタンスでしたが、もう凡百のビートパンクバンドなんかより全然パンキッシュでしたね。「ノーメイクの悲劇」なんて、スゴイロックですよデストロイ。「あいにきてI need you」や「かっこいいダーリン」が有名ですが、私は「スペシャルボーイフレンド」が大好きでした。森若ちゃんの書く歌詞は、女性らしいのに男前という、一見矛盾した褒め言葉になってしまうんですがとても魅力的で好き。「あなたの夢がかなったときにきっとどこかで見ているから」なんて、強くてわがままに見える彼女から出てきた言葉とは思えないほど美しい。

コレクターズと何か一緒にやりたいねと対談は締められていましたが、これ実現するといいなあ。オペラ初演のときに「怪物」役で登場した映像もすごく可愛かったけど、今でも充分綺麗なので使える幅が広いですよね。20周年記念としてコラボを期待したいところです。

MOTHER2

2006-04-21 | その他
MOTHER3が発売されましたね。私はMOTHER2をもう数え切れないくらいプレイした大ファンなのですが、ハード持ってないので新作買えません。でもMOTHER3のためなら買ってもいいかもと思う程度に惹かれています。かつて「MOTHER3制作中止」のニュースに涙した日を思えばここはプレイしておくべきでしょうか。でも最近すっかりゲームもやらなくなっちゃったので(やるといえばパソコンに入ってる麻雀とソリティア・フリーセル系だけ)(ソリティアってやりだすと止まらないよね)(平気で何時間もやっちゃうよね)(あれ悪魔のゲームだよね)、その生活スタイルを変えるのも億劫でまだ決めかねています。

あーでもやっぱりやりたいな。2の面白さがちゃんと受け継がれてるなら絶対買いだろうし。懐かしいMOTHER2…。カラスにクッキーパクられて切れたあの日々…。うみたてたまごで財テクしたあの日々…。スリークの下水道でゴミ箱あさったあの日々…。ゲップーとのバトルで本気で気分悪くしたあの日々…。「どうぐやのかんばん」でペテネラのくつしたを売ったあの日々…。おうじゃのつるぎを落とさせんとスーパースターマンを狩ったあの日々…。アン・ドーナツ博士の言葉に泣いたあの日々…。何もかもが懐かしいです。ヤバイMOTHER2やりたくなってきちゃった。2かよ。

MOTHER2は音楽を鈴木慶一さんが担当していて、EDのSMILES and TEARSとか大好きでした。名曲だ。あとウインターズやムーンサイドも雰囲気出ててよかったな。「黄色っぽいサブマリン」とかシャレも効いててほんと面白いゲームでした。