少年ピロウズ

ピロウズのＦＣ会報、少年ピロウズ124号が届きました。

表紙の写真はアメリカツアーでのワンシーンでしょうか、さわおが客席に飛び込んで、客の波に浮かびながらギター弾いてます。なんかこのままわっしょいわっしょいと後方に運ばれていってしまいそう。その人ボーカルなので返してください。

内容も、３月後半のアメリカツアーの模様を、さわおが詳細に書いた日記で構成されています。面白いのがライブハウスに対してものすごく辛辣なこと。責任感のない仕事にいらいらしているのも分かりますが「態度悪い」「無能」「最悪」「ぼったくりクラブだ二度と使うもんか」等々遠慮のない言葉が並びます。音響やシステム、ライブハウスの人間の態度がかなり悪かったようで不満が隠せない様子のさわお。大人げない言葉ですが、音楽を生業にしている人間は、それくらいの気概が必要なんでしょうね。私も、いいライブだったのに音響や照明が悪くて楽しめなかった経験を思い出すと、さわおの気持ちも分かる気がします。ただ、客はすごくピロウズを好きでものすごく盛り上がったライブハウスばかり、たくさんのファンにサインをせがまれ、発音の良い（笑）リトルバスターズの大合唱など、かなり良い出来だったらしいのが救いでしょうか。確かどこかのＭＣで、アメリカツアーはＤＶＤとして売り出すと言っていたはず。見るのがとても楽しみです。

それにしても毎回シンイチロウさんの日記は面白いな。「締め切りだからと催促されて、その辺の適当なチラシの裏に書いたような文章が面白い」と、さわおが嫉妬するのも分かります。今回は、乗っているバスがサンタモニカ行きかどうかを、となりの乗客に聞きたかったらしいのですが「これはバスですか？　おまえサンタモニカに行け！」と、知らない人に命令してしまったそうです。

あと真鍋さんの、楽器屋での話もオカシイ。真鍋さんが楽器屋で試奏していると、それをまねする１２、３歳の少年が現れたそうなのです。しかも上手い。スミスなどを弾いても彼は、知ってるよと言った感じて弾くそうです。真鍋さんがプロとして本気で弾いたら、その子も羨望のまなざしを向けたそうですが、結局真鍋さんはギターも買わずにホテルに速攻戻って、ギターの練習をしたそうです。いつまでも向上心を忘れない真鍋さんかっこいい。きっとアメリカのギターキッズにも、忘れられない体験でしょうね。

全然関係ないですが久しぶりにsmile聴いてます。いいアルバムだ。

アメージングストリート

今週は、Ｑちゃんの愛犬トークとリーダーの愛車トークの二本立て。飼ってるビーグルのことを語るＱちゃん嬉しそうで微笑ましいです。しかもちょっと話しただけで、「犬に興味ない人にはつまらないかもしれないけど…」と心配そうにするあたり、いい人なんだなあと感心。聞いてますか加藤さん。いやリーダーの話は何でももれなく面白いのでいいですが。私は猫も犬も大好きなので、非常に興味深く聞いていました。都心から郊外への引越しによりビーグルちゃんものびのび飼われる事になったようで良かったですね。やっぱり犬は走り回れる環境で飼ってあげられるのが一番です。そんな可愛い、Ｑちゃんの家族の一員も、加藤さんにかかったら「虫」「昆虫」と片付けられてしまうのでしょうか（エッセイ集アメージングストリートで、小型犬のことを虫呼ばわりする描写があった）。

続いてリーダーの、愛車ミニで苦労したオイルフィルターのお掃除話。メンテナンスブックまで手に入れて、色々手をかけているのには頭が下がります。こうやって自分で修理するから余計に愛着もわくんでしょうね。べスパといい、物持ちのいい人ってのはやっぱりまめなんだな。

来週予告の「さいたまのネス湖」に興味津々です（ＵＭＡ好き）。そして何故バンジョー。

ＧＷ予定。

ゴールデンウィークは東京に行ってきます。

５／１にバクチク
５／４の昼に浅田信一とコレの出るイベント、夜にアナタキコウの出るイベントと、いくつかのライブの予定があるので、５／１バクチクを見たら２日には東京へ出発です。帰るのは５日の夕方かな。久しぶりに遠方の友人達と会うので、いっぱい遊べるようこんなスケジュールに。飲んだくれましょう！（＠浅田信一）

このブログ、始めてから毎日更新という暇人ぶりを発揮してますが、東京に行ってる間も、出来れば更新するつもりです。携帯から投稿出来るようなので。ただ、文字サイズ変更とかカテゴリ分けは出来なさそうなので、そのあたりは帰ったらまとめて編集する予定です。

並べてみたら、イベントとはいえ私の好きなバンドやミュージシャンを、ＧＷ中にかなり見れるってことじゃないですか。これでピロウズがあったら完璧だったな。アラバキ行くべきだったかな。一回見に行きたいなあー、仙台も食べ物おいしくていいところだったので（すべての土地の基準）。以前普通のチェーン店の居酒屋で、何もしてないのにサンマの刺身をおごってもらったことがあった。観光客に優しいな仙台。

真・雀鬼１１

ヤクザ役で映画に出演したさわおのことを書いていて思い出したのですが、コレクターズの飛び道具、古市コータロー氏もヤクザ役で役者デビューしていましたね。ファンには有名な作品でしょうが「真・雀鬼１１」という、麻雀がテーマのVシネマです。もともとこのシリーズの大ファンだというコータローさんが、どんな端役でもいいから出たい、と事あるごとに人に言いまくっていたら、出演が決定したというなんとも微笑ましいきっかけ。たとえそれがヤクザVシネでも。

コータローさんは、その巻のメインとなる男と雀卓を囲むシーンで登場したのですが、役としては一応ボンボンの舎弟。なのにその長身とオーラのせいで、どう見ても只者じゃない空気をまとっています。私にもある意味ミスキャストだということは分かります。昨日見たカラーズオブライフでいえば、さわおの兄貴プライベーツ延原（若頭）あたりが妥当な配役ではないでしょうか。もしくはガサ入れに来る刑事。

オールバックにスーツ姿のコータローさんが麻雀打ってる姿は、なかなかさまになっててかっこよかったです。ストーリー自体はヘビーで、残酷なシーンもあったのですが、男気やら度胸やら恩義やらで構成された、暑苦しい硬派な世界は、意外に興味深く面白いものでした。最後エンディングのテロップにも、ちゃんと「古市コータロー」ってクレジットされてて、しかも３番目くらいのすごいいい位置なんですよ。また出て欲しいものですが、主役の清水健太郎が捕まっちゃったからねえ、シリーズももうおしまいなんでしょうか。

あと感動したのが、出演者の皆さんが麻雀牌を打つときの音。パシーン、とすごいいい音で卓に置くんですよ。あれはなんとも緊張感のあふれる、でもいい音でした。まねしてみたくなる。

Colors of life 感想

カラーズオブライフを見ました。……ヤバイ、思ってたよりもちゃんと面白かった。さわおが面白いネタ映画だと思っててすみません。いやもちろんさわおも期待以上に笑わせてくれたのですが。「お仕置きが必要だな」にはもう声あげて爆笑させてもらいました。何だそれ。

いや増子さん。増子さんかっこいいよイカスよ。ものすごい二枚目って訳じゃないし、映画の中では結構ダメ人間なんだけどすごいかっこよかったよ。演技も上手かった。増子さんを主役にしたのは英断ですね。B級の匂い漂う作品だけど、増子さんの存在感と芝居でかなり底上げしてる。

というかさー、テーマが卑怯だよ。このストーリーを、今ロックを聞いてる大人が否定できるわけないよ。会社をやめて、そのスーツのままバイクに乗って旅に出ちゃう会社員をどれだけの人間があこがれるか。増子さん（映画の中では工藤）は、飲んだくれて喧嘩して会社の上司に叱られるダメ人間だけど、そのダメさに共感してしまう人間はかなり多いと思う。かく言う私もかなり来た。私が以前勤めてた会社は、社員の数も多くてけっこうでかくて非常にシステマチックで、ましてやそれが１９～２０あたりの血気盛んな頃だったんですよ。どーしても肌に合わなくて、会社形態が苦手で、結局３ヶ月くらいでやめたのですが、その頃を思い出しましたね。もちろん会社なので、パンプス履いて制服着て仕事していました。似合わないパンプスとタイトスカートがイヤで仕方なかったです。工藤が会社で革靴脱いで、ライダーブーツに履き替えるシーンがあったのですが、それを見て、辞めると上司に報告した帰り、もうパンプスを脱いでいいんだ、この靴を脱げばどこまでだって行けるんだと思ったときの気持ちを思い出しました。

ツッコミどころはたくさんあるけど、ストーリー的に全然期待してなかったのもあって、思いのほかいい映画でした。訴求対象は狭いけど、ロック好きなダメな大人は楽しめるんじゃないかな。

ちゃんと会社行ってる人は立派です。働かないより働いてる人が偉いのは当然です。でも自分の人生最後に評価するのは自分。ダメでくだらなくても、立派で真面目でも、最後に「面白かった」と言える人間は、価値のある人生を送って来れたんだと胸を張っていい。いつでも自分の人生を好きでいたいです。それさえ出来れば生きることはほんとに楽しいです。

さて！　本題の（本題かよ）山中さわおの役者ぶりですが、もーたまりませんでしたね。こんなに笑ったのはドリフのDVD見たとき以来かも。上記の「お仕置きが必要だな」にもやられましたが、終盤、工藤と対峙したときの台詞回しの粘っこさはなんなんだ。面白いなーさわお。大体さわおの役は「辰巳組次期幹部」なんですよ！　知性派ヤクザだそうですよ奥さん！　舎弟にえらそうな口利いてケンカも強くて煙草ふかしてますよー！！！　ベンツ傷つけられても平気な顔してた若頭プライベーツ延原に比べ、半年後も同じスーツ着ている意外と貧乏な幹部ですよ！　もうすごい面白かった。カーチェイスの場面でデッドストックパラダイスがかかったときには、ベンツからさわおが出てきてハコ乗りとかしてくれるんじゃないかと期待した。演技は、際立ってヘタクソって訳じゃないけど、増子さんと比べるとやっぱり不自然なのは否めないなー。けど、さわおが悪役ってのはなかなかいいチョイスだったと思う。舎弟に比べ、ほんとに愛嬌もドジな面も見せない、徹底したヤクザだったからなー。ちょっと嬉しかったです。かっこいい配役で。

ライブハウスオーナーのトモフスキーや、工藤のバンド仲間ウエノコウジもよかったですね。元KUSUKUSUの次郎くんが会社の同僚で出てたのにはびっくり。懐かしいなー。

あと、昨日「Que十周年記念映画」とか書いてしまいましたが、正確には九周年記念の映画なのですね。Queって毎年こんな企画やってるの？　楽しそうだなあ。

Colors of life

さわおが出演した、下北沢Que十周年記念映画ですが、私はまだ見ていないです。ＤＶＤは持ってるんですよ。予約してまで買いましたよ。でも見てません。

見る前から、どういった役回りだとかの情報だけでもうおなかいっぱいで、本編見なくても充分楽しいからです。Queのライブ見に行ったときに、十周年記念ＤＶＤをいただいてそれに予告編が入っていたのは見ました。期待を裏切らないさまにますます満足してまだ本編見てません。

友達が遊びに来たときに、ＤＶＤをセットして、おまけ映像の予告編などを見て、そのまま仕舞ってしまいました。本編見ずに。だってオールバックにスーツのさわおがキレてダン箱の山蹴っ飛ばしてるんですよ。この文章打ってるさなかにも思い出し笑いで腹が痛いです。

そんな、細かいぶつ切れ映像だけでも充分楽しませていただいてますが、さすがにそろそろ本編見たほうがいいかなと思い、自分が後戻りできなくするようにこの文章を打ってます。明日は感想を書こうと思います。楽しみだ。

ロマンチストで占い好きでウサギさんを飼ってて以下略

加藤さんがまた公式の日記で、占いやったと報告している。

私は以前から、加藤ひさしの中には女子中学生がいると思っていますが、この占い好きなところもそれを強調しているなあ。ネットでの占いなんて、当たるとか悩みの指針になるとかそんなものも期待できないと思うのですが、それでも占いまくってますね。しかもその結果を報告しているところがまた。ときどきコータローさんも交じって「結果は○○でした」と書き込んでいるところに出くわすと、女子高の昼休みにでも紛れ込んだのかと錯覚してしまいます。

いや、そういう妙に可愛いコレクターズも好きなんですが。なんだろうこの腹がかゆいのは。さわおのメールは顔文字満載だと知ったときのような変な感覚です。コータローさんがぬいぐるみをツアー先にまで持っていって、空港の荷物検査のときに見つかり、ある意味凶器よりヤバイ、と言われた話まで行くと、もうネタ的に面白いので気にならないのですが。しかし、常にぬいぐるみとバタフライナイフを常備している４０歳って怖いな。

加藤さんの家にはにゃんこ巻きグッズとかあると思う。

似て非なるもの

今日は肉じゃがを作ったんですよ。小林カツ代のレシピに基づいて。簡単に作れるというのが 売りのそのレシピは確かに簡単なのですが、作るたびに毎回これはほんとに肉じゃがなのかと悩みます。果たして肉じゃがと名前を付けられ、肉じゃがの作り方に沿って作られたこれが肉じゃがであることを誰が決めるのか。そんな哲学思考に陥ってしまうほどの肉じゃがからの離反。

作り方としては、たまねぎを二個切って炒めて、肉２００グラムをぶち込み、砂糖とみりんを大さじ１、しょうゆを大さじ２入れて絡め、適当に馴染んだところにジャガイモ４～６個を並べて水をカップ１．５杯。蓋して１０分煮込むというもの。イレギュラーですがまあ、出来上がったモノの見た目は肉じゃがです。何度も言いますが簡単に出来る、が売りのこのレシピ、たった１０分煮込んでちゃんと肉じゃがになるのか！？　とお疑いの方も多いでしょう。

なりません。

いいところ煮イモのだし汁掛けでしょう。だって味染みないもん１０分じゃ。どういうことだカツ代。カツ代の言うとおりやったのに。とカツ代を恨んでも仕方ありません。でも、二日以降は味が染みるので最初からそこに照準を合わせるべきなのでしょうか。でもそんなカレーのような肉じゃがはイヤです。

ジャガイモをなるべく小さく切る、弱火にして煮る時間を長くする、など、小手先の技で改善を図っていますがなかなか理想の肉じゃがになりません。もうこのレシピは無視して時間をかけた普通の肉じゃが作りをしたほうがいいのは私も分かっていますが、今更あとには引けません。これはもう戦いなんです、私とカツ代の。勝利の先に何があるのかは私にもさっぱり分かりませんが。

タワレコイベントと元なめくぢ

５／４のタワレコイベント、東京在住の友人が整理券を並んで取ってくれたと連絡がありました。ありがとうありがとう！　いつも迷惑かけてごめんよ。でもおかげで、コレクターズと浅田信一が一緒に出るイベントが見れる！　昔は一緒にやったこともあるみたいだけど、私がファンになってからは初めてですよ。浅田くんの公式サイトで、各アーティスト１５分くらいの持ち時間と書かれていたので、かなりあわただしいイベントになりそうですが嬉しいよ。出来れば最後に出演者総出でセッションなんかやって欲しいな。でも他の出演者の顔ぶれ見るに、この面子でセッションって何をやるのか想像もつきませんが。そもそもセッションやるなんて保証もないですが。でも見れるだけで嬉しいよ。春枝さんありがとう！

全然関係ない話ですが、よゐこの有野が結婚しましたね。なんか驚き。有野は、志村けん、ダウンタウン松本らと並んで、「モテるんだけど独身」な人生を歩むタイプだと勝手に思っていたのでたまげました。そうそうウンナンのウッチャンもそのタイプだと思ってました。でもウッチャンも結婚したんだよね。するんだっけ？　とにかく驚き。さっきめちゃイケで結婚前の様子を放送していましたが、プロポーズに至る再現VTRで、ちゃんと彼女の家まで行って謝ったりしている有野にも驚き。これが、付き合っている彼女が自分の家で勝手にオレンジジュースを飲んだらもう嫌いになると言っていた男でしょうか（たとえ彼女でも、勝手にジュースを飲んだら泥棒らしい）。彼女とコンビニで待ち合わせをして（これもすでになんかスゴイけど）、雑誌コーナーで立ち読みしている彼女の、Gジャンの袖が長くて、袖から手の先しか見えなかったのが何故か不快でそのまま待ち合わせをすっぽかしたという男の行動でしょうか。それだけ今の奥さんは大事なのかな。いいことです（でも結婚式の席次から衣装合わせから入籍から指輪の購入まですべて奥さんにさせっぱなしなのは、やはりSキング有野晋哉か）。

ハマグチェは来週、披露宴にちゃんと参加できるのかなあ。

アメージングストリート

今週もミニ特集。長いですねこの特集。ミニに惚れた理由と購入のきっかけなどを熱く語るリーダーですが、９０年のカタログを未だに持ってるって物持ちいいなあ。中学生のときに買ったビートルズの写真集をまだ持っている、物持ちいい、と自分で言ってましたが、写真集よりカタログの方がなんかすごいよ。

しかし、好きなモッズのミュージシャンが皆ミニに乗っていたからと言って、「ミニに乗らなきゃモッズじゃない！」ってのも難儀だなあ。モッズスーツやべスパもモッズの必需品らしいですが車までそうだとすると、モッズってどれだけお金がかかるんだか。もちろん本当に好きで、欲しくて、手に入れて大事に使ってるリーダーは、もともとそれらにお金をかける趣味だったんだろうけど、こういうセリフを聞くにつけ、モッズってものが世間一般には浸透しない趣味なんだなと再確認してしまいます。まあ、一般に浸透するものって、どのジャンルにおいても「適度にダサい物」ですからね。リーダーや、本当にモッズを愛する趣味の方は、別に流行って欲しいなんて本当は思っていないかも。

車に未だにカセットテープしか積んでいないってのは驚きですね。しかも刑事用ですか。でも昭和を愛する刑事には、音質悪くてもカセットテープって悪くないメディアかもしれませんね。あとカエルのバレリーナとか、カエルグッズがたくさん乗ってるのが可愛かった。リーダーカエル好きだなあ。加藤さんのカエルグッズで一番可愛かったのは、アメストビデオ一巻に出てたカエルポッド。あれは可愛い。欲しい。