ハッピー&ラッキー

コレクターズとピロウズとANATAKIKOU、その他音楽やいろいろ。

先生ではないけど走る

2005-09-30 | 音楽
黒猫みかんちゃんがこんな状態で寝ています。やりにくい。

12月がなんかえらいことになりそうです。先日コレクターズのライブでコータローさんが告知した日程、私の記憶が間違っていなければ、12/7に名古屋クアトロ、翌8日に心斎橋クアトロということになるのですが、12/9は同じく名古屋クアトロでピロウズのライブがあるのですよ。そして10日と11日はコレクターズの九州ツアー…。分かってますよ、別に大阪や九州まで行く必要ないと言われてしまえばそれまでなのですが、行きたいんだよー。以前たまたま連休に引っかかってたので、コレクターズの長崎+福岡を見に行ったことがあったのですが、スッゴイいいライブだったんですよ、特に福岡。あれ以降コー+カトでちょくちょくアコースティックライブにも行ってることを思うと、メンバーも気に入ってそうだ。なのでやっぱり今回も出来れば行きたいんですよ。大阪は途中まで車で行けば、割と安く動けるし、名古屋は近場だから絶対行きたいし…。更にすごいことに、アナタキコウのきのみきのままきみのまま紀行・30 GROWING UPツアー(いいタイトルだ)が、名古屋は12/6なんですね…。見事にかぶらない日程で嬉しいよ…。これ全部行くことになると、6日で5回ライブ、しかもほぼ毎日移動しつつという、デビュー前の若手バンドのツアーのような動きになりそうですワーイ。しかもまだあるんですが、15日はピロウズの渋谷AXももうチケット取っちゃってます。もしかしたら福岡空港から直接東京行くことになるの? 私過密スケジュールの外タレ? 好きで行ってることとは言え、この辺の体力が心配だなあ。筋トレしよう。

あと、ミナミホイールのタイムテーブル見たら、コレクターズとアナタキコウがクアトロで並んでるんですね。これは見やすくてありがたい。行こうかなー。でも行くとなると、その夜なんばハッチで行われる怒髪天の出るイベントにも行きたくなってしまう。この辺まだ迷いどころだなあ。

ヒートフォニックスFeaturing ANATAKIKOU

2005-09-29 | ANATAKIKOU
久しぶりで曜日感覚が狂ったのか元からないのか、火曜日ということを忘れてしまって頭を聞き逃してしまいました。ワンマンの話とかあったのかなー。残念。ラジオつけたらモーターガールが流れていたので、5分ほど聞けなかった状態ですがレポしてみます。

モーターガールが終わって「今夜の絶品は、さっきもかかったモーターガールという名曲を…一番いいところはまあきが歌っておりますが(笑)北條くん」と藤井さんに紹介された北條さん。絶品は「じゃりん子チエ」でした。岸和田少年愚連隊といい、北條さんほんと大阪が好きなんだな。大阪西成区、通天閣の近くを舞台にしたお話で、ホルモン焼屋をやっている店主の小学生の女の子が主人公、それがチエちゃんです、と大まかな設定を紹介。何故かそこで猫である「アントニオJr」をクローズアップする北條さんです。アントニオJrが巻いているまだらのスカーフ、あれにはちゃんと意味があるんですよと解説。西成に流れてくる前は、淀川の方でブイブイ言わせていたアントニオJr。野良猫の中で大将だった彼は、猫をいじめる飼い犬から仲間を助けるために、その犬をぼこぼこにしてしまったそうです。するとその犬の飼い主であり、動物愛護協会のお偉いさんである人間がキレて、保健所を使って野良猫を排除しようとしてしまいました。その行為にキレたアントニオJr、その家に乗り込み、犬の毛をすべてむしり、往復ビンタを50発。おっさんのガウンを引きちぎって、自分が犯人だということをあらわしたのだそうです。その時やられた仲間の死を悼む気持ちで、スカーフを常に巻いているのだそう。「ハードボイルドですね」という藤井さんの感想がぴったりです。「はるきさんの作品は粋ですよね」と言う松浦さんも好きだなこういうの。仁義なき戦いが好きなくらいだから当然か。美しい歌を歌うわりには、好戦的な性格を持つアナタキコウのコンポーザーたちです。「大阪の人じゃない人にも読んで欲しいです」とお奨めしていました。そして何故かそのあとかかったのがレッドツェッペリンでした。

あなたに聞こうのコーナー(今日のコールは普通でした)では、「郵便ポストが赤いのには理由があると友達が言ってましたが本当ですか?」との質問が。「本当ですか?」とたたみかける藤井さんに、「この着眼点はすごいですよ」「当たり前やと思ってました」「当たり前って怖いなー」と別のところに話題が行きそうになる2人の会話。「目立つ…」「鳥居?」「お手紙を出すとぽっと顔が赤くなる…」などと色んな可能性を話しますが結論は出ず。今週のあなたは、郵政公社広報室のよしかわさんでした。

「ポストが赤い理由は、街中で皆さんの目につきやすくなるよう、赤色にしたのだと言われています。当初は黒い木製でしたが、明治34年から赤い円柱型になったのです。しかしその赤にするという指示がどこから出たのかは分かっておりません」

とのことでした。「納得できん!」と憤ったのは藤井さんかな。「おさらいしてみましょう、明治4年の郵便制度、これ施行したのは多分前島密ですよね」と話し出す松浦さんに、「おおー、博識をひけらかしてますね!」と喜ぶ藤井さん。「そのころは真っ黒いポストやったと。それが多分分かりにくかったんでしょうね」「夜かー!」と納得する3人。それが明治34年に赤になったことは理解したものの、「これ海外とかどうなってたかな、青いのとかあったと思うんやけど」「日本もどこかに青いの残ってたと思う、地方によって」「そうや! 赤だけじゃないんや」と盛り上がってました。「テレビで見たけど、海の中にもポストあるって言うし。スキューバーした人が手紙入れる用に」という話題が出て、「それはスキューバーのインストラクターの人が手紙を集めて、港で郵便屋さんを待ってはるんですよ」と答えるホクちゃま。それに「あ、そうや! ゆうメイトや!」と藤井さんが気付くと、「はい、わたくし郵便局でアルバイトをしてました」と、北條さんの意外なバイト遍歴が明らかになりました。「バイクも車も赤やからね」と答えたゆうメイト。「でも制服は緑やったんや」との松浦さんのフリに「制服緑から紺になった」と、どれだけ長いこと勤めていたんだ的な返事をしていました。「制服まで赤やったら、漫才師みたいになるやん」そういう理由でですか。「ゆうメイトの北條さん」と振られて紹介したのは「ぴったりな曲です」と「ポストマン」でした。この曲が出来たのは、やはりそのバイト経験が関係しているのでしょうか。

最後のジングル「どちらにしようかな」では、青森出身の方が登場、「おすすのすずめ」という、聞きなれない言葉に困惑しながらも「おすすのすずめ?」「おすす…」と気に入ってる模様。「意味はないんでしょうけどね、言葉遊びだと思います。今までの傾向からすると」と、分析できるようにまでなっているのが素晴らしいですね。

最後に10/2の久屋大通のイベントに出るという告知があったのですが、この日は近所のお祭にスピードワゴンが来るから、ゴメン、私そっち見に行っちゃうかも…。歩いて行けるくらい近いんだもん。以前他殺死体が見つかった現場ですが。

いつかなついていた猫は

2005-09-28 | ピロウズ
先日ピロウズ16周年の日に、秋葉原でマキシとアメリカツアーDVD買ってきました。ただ東京で買おうと思っていただけなので別にこの日を狙ったわけではなかったのですが、たまたま秋葉原のヨドバシカメラのオープン日でもあったんですね。タワレコ秋葉原店オープンなのは知ってましたが、それが入ってるビルごと開店だったのか。でも動けないほどの人手というわけではなく、わりと快適に買い物できました。そば屋でご飯食べたら、開店記念にって唐辛子もらっちゃったし! ピロウズのDVDもコーナーが作られていて、いっぱい並んでたしね! ただそこにあったポップの「ジャケットはともかく中身は最高!」ってコピーはどうなのさ。ジャケットも可愛いじゃないですか。ダメですかあの絵。

マキシは3曲ともいいですね。ハートイズゼアが好きだ。ナインマイルスのカバーで真鍋さん作曲とのことですが、私はギタリストの真鍋さんの大ファンなのですが、ナインマイルスはアルバム持っていないんですよ、理由はただレゲエが嫌いだから。でもハートイズゼアすごい好きなんですけど。どうしよう、リターンオブザポーラベア買っちゃおうかな。Tシャツは持っているのにアルバム持ってないんですよ。でも先日、ラジオでレゲエを数十分聞く機会があって、それは我慢できたんだし、ハートイズゼアの良さを知った今なら買えるような気がする。ここまで自分に言い訳しないとアルバム一枚買えないのってどうなんだ。次のピロウズのライブ会場で買えるかな。少し前まで、物販に置いてあったのは覚えているんですが。

ノンフィクションとマイガールは、さわおのにゃんこ先生に対する愛に感動しつつ失笑という感じでしょうか。マイガールなんて、普通に聴いてたら結構悲しい名曲なのに、もう猫にしか見えない。そうだ、今回のマキシは帯ににゃんこ先生の写真が載ってて可愛かったなあ! ラジオで「にゃんこ先生が最近僕のベランダに来なくなったのは、多分死んじゃったからだと思うんですが、この帯のようにUFOにさらわれてしまったからだと思うようにしてます」とヘタレな発言をしていましたが、猫を飼った経験の浅いさわおは、可愛い野良猫は別宅を持っていることに気付いてないな。こんな可愛い子なら、しょっちゅう家を空けて不定期にしかえさをくれない、部屋でご飯を食べているときに窓を閉めてしまう、別の猫も出入りしているようなさわお宅にこだわらなくても、もっといい家に移動してしまうと思います。

アメリカツアーDVDも、すごいゆるい感じで面白かったですね。シンイチロウさんはどこでもマイペースで頼もしい。しかしおまけ映像で入っていたアニメフェスの参加者には度肝を抜かれた。アメリカのオタクってわりと大人が多くてかっこいい印象があったのですが大きな間違いでしたね。アニメのコスプレしたり猫耳付けたりアニメTシャツを着たりする人種は、万国共通でなんか特殊だ。デブのコスプレって外人でもいるんだね…。うーん、がんばれピロウズ。

9/25 甘いグラデーションの不思議at心斎橋クアトロ

2005-09-28 | ANATAKIKOU
ANATAKIKOUのワンマン、大阪にも行ってまいりました。ステージにメンバーが登場し、客席から拍手が起こりますが、楽器を構えたまま演奏が始まりません。待っていると上手から子供が一人登場。それを追ってきたお母さんのような役割の女性が、子供の首から顔からパフのようなもので粉をはたきまくっています。それが徐々に移動し、床、アンプと叩きながらステージ上に置かれていたパーカッションに以降。子供が回りながらはけると藤井さんのドラムとのセッションが。その後WOMAN RECORDのイントロに入るという構成のライブでした。以前の大阪ワンマンでもこんな変則的な開始だったなあ。東京ではやらなかったことを思うと、やはり地元ならではのサービスなのでしょうか。

この日は「アーチ、越えて」が珠玉の出来でした。何度も聴いたことある曲ですが、この日の松浦さんは何かが舞い降りていた。素晴らしかったです。

東京では「黄色い道」だったアコースティックコーナー、松浦さんに「あ、ゴメンー」と言いながら突き飛ばされてステージ上に一人になったホクちゃまが歌ったのはドロロンえん魔くんのED曲「妖怪にご用心」でした。「僕は河童を見たことがあるので、皆さんにも妖怪はいるんだということを知って欲しくて」と微妙なMCと共にアコギで披露。「妖怪っぽ~い」といい声で歌い上げられるのを聞いていると、ここはどこだという気になってしまいます。歌い終わると大きな拍手が起こったのですが、やはり恥ずかしそうに「もう限界」とメンバーを呼び戻していました。

さらに「それは秘密」を、ビートルズのトゥ・オブ・アスから影響されて作りました、等のMCが入り曲へ。その後「新曲をいっぱいやりたいと思います」と3曲ほど続けて演奏していました。その新曲コーナーでの1曲目は、北條さんボーカルの「ニューテキサス(仮)」。始める前にも松浦さんの「ガーっと行く曲ですから」(うろ覚え)「メールも拒否しておいてください」と適当なMCや、終えたあと仮タイトルを聞いて「ニューテキサスって!」と笑っていたり、ホクちゃまに対してのぞんざいさが光ります。その後は松浦さんボーカルの2曲を。

「最後の曲になります」と、松浦さん。北條さんが「僕たちの、昔からやってる大切な曲です。とても素敵なPVも出来ました」と語って、リリーということが分かります。関係ないけど北條さんのPVという発音が「ぷいぶい」と聞こえてちょっと笑った。

本編が終了し、アンコールで登場したメンバー。「今日は新曲をいっぱいやろうと思います」と、アンコールでも新曲を。これはタイトルすら決まっていないとのことですが、イントロのギターの入り方が良かったなあ。その次に「モネラ氏の庭園」で、メンバー紹介も。このコーナーはメンバーがみんな楽しそうで、見ているほうもなごみます。

更にダブルアンコールで、「初めての大阪ワンマンでもやった曲を」と松浦さんが紹介。「ドラムから始まる曲ですね」とホクちゃまが受けて、「五つの夜から」が始まります。これも初めての大阪ワンマンでやったそうですが、曲の途中に替え歌コーナーがあったのに驚き。そこにゲストでベベチオの早瀬くんが登場。替え歌だけのゲストというのもすごいですが。替え歌は「甘い言葉にも磨きがかかるの 一人待つ夜が長いから」の部分なのですが、北條さんの「○○(聞き取れず)サラダを頼む女にはシャクレが多いぞ気をつけろ」には笑った。気をつけろといわれても。さらに松浦さんも歌ったのですが、カエルがどうの、という言葉は聞こえたのですがちょっと意味不明で覚えられず。でも下ネタだった気がする。更にベベチオ早瀬氏の、前半は覚えてないのですが「勝負下着さえミキハウス」もいいセンスしてる(笑)。もう一回! と松浦さんに促され「オスマンサンコン美白疑惑~」と歌ったのにも受けた。これはとっさに出てくるものなの? だとしたらたいしたものです。あーうろ覚えばかりで申し訳ない、すごい面白かったんですが。しかし替え歌コーナーが終わると早瀬くんは退場、メンバーのみで最後まで演奏されてライブは終わりました。客席が拍手をステージに送っている最中に、早瀬くんが冒頭で登場した子供を抱きかかえて、上手にちょっと出てきたのも可愛かったです。

3本一気にライブレポを書くのは無謀だということを悟りました。ことごとく忘れるというか、記憶が混在している。こんなレポでもないよりはマシかなあ。自分としてはあやふやなものを書くくらいなら、潔くレポなしにしてもいいかと思うのですが。ちょっとこれからの議題です。

9/17 甘いグラデーションの不思議at下北沢Que

2005-09-27 | ANATAKIKOU
もう10日も前なのと終盤の酔っ払いが印象深くて、本編をあんまり覚えていないのですが少しだけ書こうと思います。ANATAKIKOU東京初ワンマン、登場した途端松浦さんのモデルポージングに笑いました。

東京初ワンマンということで、緊張があったのでしょうか、面白いんだけど松浦さんのMCが少しだけ抑え気味な気がします。しかし途中、タオルで顔を拭いている北條さんに向かって「なんか、歌舞伎役者の二次災害みたいやなー」とすごい言葉が。「何それ!」と北條さんも困っていましたが、客席は爆笑。多分、タオルで汗を拭いてたその様子が、役者の人がメイクを落としているようなさまに見えたのではないかと勝手に想像しましたが、これちょっとすごいな。松浦語録に残しておきたい名言です。

北條さんを残してステージを去るメンバー。最後に松浦さんがわざとらしくぶつかって消え、一人取り残されました。ここでアコースティックコーナーということで、黄色い道を弾き語るホクちゃま。いい声だー。終わってから恥ずかしそうに「やっぱり一人だとダメですね」的なことを言ってメンバー召還。戻ってきたのは美奈さんを除く二人でした。そこで「本当はホクちゃま、弾き語りしかしたくない人間やもんね」と勝手なことを言ってます。「そんなことないよ」と反論するも聞いてない様子。

途中で新曲の披露が3回ほど。1曲はずっと以前からやっている曲なのだそうで、音源化されていないと聞きましたが、早くその辺もリリースして欲しいですね。シンデレラ(仮)がよかった。珍しく(というのも失礼ですが)ストレートでロマンチックなラブソング。松浦さんのメロディセンス好きだなあ。

モネラ氏の庭園で、途中メンバー紹介が。藤井さんに対してさらっと「お金大好き」とか美奈さんに「地味なことをやってます」とか言いたい邦題な松浦さん面白すぎる。ホクちゃまにいたっては「頭も悪いし育ちも悪い、しかしこの美声とセンスに免じて許してやってください。バカ&バカ&ギター&ボーカル北條真規!」と、うっかりこっちが「いいこと言ってるな」と思ってしまう危険が潜んだ紹介。だまされてるー。

さて、一番印象に強いアンコール。登場した松浦さんが一升瓶持って来ています。見ると熨斗に「ANATAKIKOU祝単独 怒髪天 増子直純(プラス怒りマーク)」と書かれていました。「怒髪天の増子さんが、楽屋に来てくださってこれをいただきました! ずっとご挨拶したかったんですが、初めてお会いできて嬉しかったです」との発言にちょっと驚き。増子さんといえば、2年も前からアナタキコウが好きで、フライヤーにコメント寄せたりとつながりがあったので、てっきり何かの縁で知り合いなのかと思ってましたよ。じゃあそういうしがらみ的なものではなく、完全に音だけで目をかけていたってこと? そんな増子さんのロックを愛する心と、その増子さんを音だけで魅惑したアナタキコウに感動してしまいました。Gradation’12のスペシャルサンクスにもクレジットされてますしね。ちなみにコレクターズも載ってますよ。

それはともかく、「これをみんなで回し飲みしたいと思います」とステージで開けてしまった松浦さん。思いっきりラッパ飲みしています。しかも結構な量を。大丈夫か!? と心配していたら、そのまま瓶は藤井さんへ。藤井さんも長いこと飲んでいます。そして北條さん、美奈さんへ。美奈さんは「あんまり飲めないんです」と言いながらすこしだけ口をつけていました。気の毒に。その瓶をステージ中央に置いたまま「いけないところで」へ。終わった後の松浦さんと藤井さんの顔色が明らかにおかしい…。「曲やると、カーッと来るね!」と藤井さんも言っていますが、体動かすと回るの早いからね。しかし松浦さんの「僕は普段、ライブの前に少しお酒飲んでやるんですが、今日は飲まなかったんですよ」発言にも驚き。いつものあのテンションは、適度な微酔の結果だったんですか。しかし生酔い本性を違わずとも言うしな。楽しそうなお酒です。「もうパピヨンが見える。こっちから見るとみんなもパジャマ着てるからね」と飲んだとたんにいつもの調子が。しかもさらに、2度目の回し飲みを。ホクちゃまほぼ瓶を垂直に向けて飲んでいます。なくなっちゃうんじゃ…。そして最後の曲幻想港町に行こうとしますが、まだ松浦さんはひっきりなしに喋っていて、その流れで「言わせてもらいますけど! Gradation’12のリアレンジ、リミックスがどれだけ大変だったか!」と絡み酒にシフトしています。もう客席も大爆笑。「今までの自分達を越えるってことが、どれほどハードルが高いか。それを手抜きなんて言う奴がいたら、僕は声を大にして反論したい」と、結構バンドに対する愛も暴露してしまってちょっと微笑ましいよ。しかしその酔っ払いが主張しているさなか、後ろでは藤井さんがぺこぺこと頭を下げて謝っていました。大変ですね。ちなみにお酒に強いらしい北條さんは、普段とまったく変化なく、その様子を見守っていました。松浦さんが絡む前は、藤井さんも楽しそうにスティックを客席に投げたりしていたのですが。

そんな状態のままようやく幻想港町へ。案の定松浦さんがギター間違えたりしてましたがもういいよ、こういうのはお祭だからね。フロアもとても楽しそうで盛り上がっていました。大成功と言っていいと思います。あと、こういう言い方はとても偉そうで失礼だと思いますが、松浦さんギター上手くなったねえ! 3月のワンマンのときに感じたもどかしさがほぼ解消されていて感心しました。とても安心して見ていられる、いいステージだったと思います。

終わった後「さようなら美しきパピヨンたち」と客席に手を振って去っていった松浦さん。とても楽しいライブでした。

ドリンクを引き換えようとバーに向かったとき、カウンターの中にすごく見たことある人がいたのですが、自信がなかったので黙っていました。公式BBSを後で見たら、やっぱりあの方は増子さんだったんですね。気さくな人だなー。

9/24 Saturday Night's Alight For Rockin'

2005-09-26 | コレクターズ
コレクターズのクアトロマンスリー、今年もこの日で最後です。毎年の恒例となりましたが、毎回この最終日がいつにも増して素晴らしい出来なので、今回もわくわくして会場にたどり着きました。こういう過剰な期待が出来ることってスゴイ。失望したくなくて期待もしなくなるという感覚を、コレクターズには持たないでいられます。

公式でも発表されていたバンダナをプレゼントにいただきました。可愛い。黒いラブラドールの首に巻きたい。これも新作Tシャツも、ジャングルスクーターズとのコラボでした。

本日のステージ上には、キーボード卓がありません。最後だけどPATさんはいないのかな? そこでSさんが「小室哲哉ばりにショルキーで登場だよ!」と素敵な提案をしてくれたので爆笑。何そのかっこいいPATさん。インカムもよろしく。

そんなバカ話で盛り上がっていたらメンバーが登場。もう開始そうそう後ろから客が押してきます。うわあ盛り上がってる! 嬉しくてテンションも上がります。しかもいきなり「愛ある世界」! ライティングが明るくなって、加藤さんの美しい声が会場を包みます。その曲が終わると、コータローさんが加藤さんのそばに近づき、何が始まるのかと思ったらひとつマイクで「ハニー!」ワンダーガールだー! 大好きなのにライブで聴くことが出来なかった曲のひとつで、すごく嬉しかったです。その後TOUGHが珍しくすごく早い位置(4曲目くらい?)にあったのも驚き。もう盛り上がること必至ですよ。

「3年目を迎えたクアトロマンスリーも、今年は今日で終わり。始めたときはだんだん人気もなくなっていくんじゃないかと心配して…求人雑誌を読んだりしましたが、なかなかないんだよね、コータローくん?」と妙なフリをするリーダー。それに「もうろくなの残ってないんだよ。パチンコ屋の店員とかさ。それでも俺の歳だともうダメなんだよね」と答えるコータローさん。「君でダメなら俺はもっとダメじゃん!」とリーダーは笑っていますがすごいMCだなこれ(笑)。「でも、こうして君たちが来てくれて、たくさん入ってくれたので、…嬉しいよ」と締めていました。

あと、雨の中よく来てくれた、というような話で「まあここなら他が水没しても、2日くらいすれば救助隊が来るよ」とのMCも。それけっこう至福のときだと思います。

先月出たカバー集からプリティ・グリーンやリリーのおもかげも披露。この辺の曲のときはコータローさんがリッケンを使うことが多いせいか、音が太くてすごくかっこいいー。この日はリーダーの声もすごく調子よくて、とても堪能できました。

加藤さんがアコギを抱えて新譜よりバック・トゥ・トゥモロー。しかし歌詞が止まってしまってやり直し(笑)。もう慣れた様子で仕切り直してました。しかしそれ以上にびっくりしたのは、そのあとにロケットマンをやってくれたことでしょう。生で初めて聴いた…! もうこのときのコータローさんのギターは神だった。加藤さんもすごく伸びやかに歌っていて、息が止まりそうな美しい空間でした。うわあんもう切ねえ。こんな美しいのに悲しい歌ないよ。次の歌はパーティ・クイーンだったのですが、しばらく気持ちの切り替えが出来なかった。感動でした。

「いい夜だね」と加藤さんが振ったとき、すぐざま「台風だよ」と答えるコータローさんが面白い。「そういう外のことじゃなく、中の話!」と怒られていました(笑)。
注:このエピソードは、「いい夜だね」と言ったのは正しくはコータローさんだそうです(台風だよ! と突っ込んだのが加藤さん)。間違えて覚えていた模様。すみませんでした。教えてくれたSさんありがとう。

TOO MUCH ROMANTIC!のあと。「シャララララ~」と口ずさむ加藤さん。コータローさんのコーラスの真似っぽく、ちょっと滑舌悪く言ってます。それに「難しいね。20年歌ってても難しい」と話すコーさん。しかしちょうどその言葉が、タイミング悪く(良く、なのか)また加藤さんに聞き取り辛かったようで「え?」と耳を寄せてられていました。「30周年の時にはうまく歌えるようになってるよ」とのコータローさんの発言が、素で言ったらしいのがとても嬉しかったです。30周年なんてさらっと言っちゃえるバンド最高だよ。コーさんの言うとおり、30周年はぜひ東京ドームで。やっぱり日比谷野音でもかっこいいけどさ。更に「そのころには、ipodでトゥーマッチ聴いてるような会社員とかいるんだろうね。俺以前電車でビューティフルサンデー聴いてる会社員見たけどさ」と加藤さんの話が始まりました。爆笑した客席に「本当だって! 三田線の11時45分。まだipodがないころだったけど。アイポットはあったかもしれないけど…象印の」親父ギャグ来ました。「座席は空いてるのにつり革につかまったままだったから、なんだろうと思って見ていたら、小さく『ビューテイフォーサーンデー』って!」。その話を聞いて思い出したらしいコータローさんも口を開きます。「俺もゆうべ見たよ。昨日晩飯食べてるときに、隣の奴がレバニラ定食頼んでたんだ。レバニラにラー油をすごい入れてるから、もうその時点で心配だったんだけど、そいつが携帯で話しながら『俺にはあのノルマは無理だよ…』って」。この話にも客席爆笑。すると今度は加藤さん「じゃあ言わせてもらうけどさ!」とまた話し始めました。いや別に勝負じゃないから。「近所の公園に散歩に行ったら、ベンチで携帯で話してる奴がいたの。『ハイ、ハイ、その件につきましては…』って。そいつ夕方にも通ったらいたの。多分電話つながってないんだと思う。誰とも話してないんだよ」。なんか寂しいエピソードなんですが。一連の話を終え、「まあ、人生大変だよ。パーッと行きたいよね。この人でパッと行きましょう。コータロー!」との紹介と共にハッピー&ラッキーへ。トゥーマッチからこんな風につながるとは思いませんでした(笑)。

その後リーダーのお色直しへ。そうそう、この日のリーダーの衣装は、柄シャツながらもわりといい色合いの模様だったので、あれは可愛いね、と友人達と話していたのですが、公式日記によるとポールスミスみたいですね。だからかー。普段のお花柄とかも結構好きです。

インストを一曲はさみ、再登場したリーダーはフレッドペリーの白いジャケット。これかっこいいですね。スゥイート・シンディを久々に聴けて嬉しかった。これもいい曲だなあー。締めは未来のカタチで、本編を終了しました。

アンコール1曲目はウインターローズ。これも最近はあまりやらなくなってましたね。刑事の冒頭のギターソロがかっこよすぎる&加藤さんの歌うますぎる。なんかこの日は、小里さんとQちゃんがあまり目立たなくてレポることもなく寂しいです。途中でも加藤さんが二人に振ったシーンもあったのですが、小里さん気付いてなかったのか無視しちゃったし。しかし続いてのメイビートゥモローでは、小里さんが指を上に指してアピールする場面も。前回より更に盛り上がった感のあるステージでした。これ、ライブやるごとに勢いづいていって、TOUGHやパンクオブハーツ的なポジションになって行くかもしれませんね。

2度目のアンコールで登場したメンバー。ここでリグレイだと思ってガムを準備したのですが、なんとヒートウェイヴのイントロが。やられたー。いつも同じだと思って油断してたらダメですね。この曲もライブだとすごく盛り上がるし大好きです。その後リーダーが何かの紙の裏に書いたような適当なメモを持ってきて、「ツアーをやります」とのお知らせ。待ってました! 「じゃあ、コータローくんに読んでもらおうかな」と渡します。「まず、渋谷BOXXで抽選制ライブ。これは…」と不安そうにリーダーを見ますが、すでにリーダーは舞台袖に引っ込んでいました。がんばれコータローさん。「…これはFC会員のみですね」と続けます。ここにファンミが来るわけですね。札幌のクラップスホールのときには「俺の好きなラーメン屋のそばです」と一言コメントもつけたり「1月末にここ、渋谷クアトロでやります。まだ日付は未定だけど、入ってる奴があったら蹴ってやります」と不穏な発言が出たりと、面白い告知でした。ただ聞き取り辛い&覚えてられないことを除けば。

刑事を放置して引っ込んでしまった加藤さんは、デジカメを片手にステージに戻ってきました。「今日はガムの軌道をカメラに収めようと思う。なので今日俺は丸腰だ!」と報告。盛り上がる客席に「当てないでね」とちょっと怖がるのが可愛い(笑)。以前アメストで紹介する映像を撮るときにも、デジカメでコータローさんとグラビアアイドルごっこしてましたが、またしても今回も刑事を映してました。

その後コレクターで勢いは最高潮に。あとから聞いたらダイブしてた男もいたそうでびっくり。スゲー。もうここまででもすごく楽しくて最高のライブだったのですが、終えてメンバーがステージに並び、挨拶の段になって何度も加藤さんがコータローさんに何か話しています。もしや、と思ったら加藤さん「まだ聴きたい?」(だったかな、もう興奮しすぎて覚えてない)と! そこで始まったのがパンクオブハーツですよ。もう何も語ることはないです(レポじゃない)。

過去の2年も素晴らしかったですが、今年のクアトロマンスリーは、とにかくコレクターズのライブだけではなく、フロアの盛り上がりもどんどん良くなっていくのが実感できる最高の盛り上がりを見せたと思います。よく、コレにとってちょっといい情報を聞くとすぐ「コレクターズ売れてるの? 今、来てるの!?」とネタにしている嫌なファンの私ですが、本当に冗談じゃなくファンが増えてますね。ずっと行けなかったらしい北海道が今回ツアーに組み込まれた意味も大きいと思うし。しかも、加藤さんが体調を崩したり事務所が閉鎖になったりと、かなり大変なことが起きたにもかかわらず、ここまで盛り返したこの現在の状況は、すべてコレクターズがいい音楽をやってきたから、いいライブをやってきたからという、本当に正しい魅力で勝ち取った結果だと思うともう泣けてきます。こんな素晴らしいバンドに出会えて、30周年にはもっとコーラスうまくなってるよ、なんてふざけたMC聞ける幸せ。なんかちょっと湿っぽい上に夢見がちですみませんね。あ、そうか、今回のプレゼントはあのバンダナでこの涙を拭けってことですか加藤さん!

無事生還

2005-09-26 | その他
ANATAKIKOU大阪ワンマンから帰ってきて、猫と戯れたりしてようやくのんびりしてます。睡眠時間2時間しかなかったのに車運転してライブ行って、事故らなくて本当に良かった。帰りあまりにお腹がすいたので、ソロでラーメン屋入ってしまってますますおっさんくささに磨きをかけたりしてきましたが、そのせいでまた睡魔が襲ってきたのには参りました。眠いときには食べちゃいかんね。

ライブはとても楽しかったです。とりあえず藤井さんの髪型が、ライブ5分前まで寝ていましたみたいになっていたのが気になってしょうがなかったですが。新曲良かったなー。明日以降、書けるレポを上げていく予定。もう記憶も薄いですが。

いったん帰宅

2005-09-25 | その他
こんにちは、お久しぶりです。今東京から帰ってきましたがこれからご飯食べて化粧して着替えて荷物整理して今度は大阪です。大丈夫か私。先日の東京ワンマンも楽しかったアナタキコウのクアトロに向かいまーす。

昨日はコレクターズのクアトロマンスリー最終日でしたが、リーダーが渡したメモを読みながらコータローさんがツアーの日程を紹介するという、とても手作りな感じの告知がありました。ピロウズの東名阪ツアーと同じ時期。もうどう動くか悩んでしょうがありません。でもあんないいライブ見せられた後だと、どうしてもたくさん見に行きたくなっちゃうんだよなあ。とりあえず今は大阪の準備だ。行ってきまーす!

クアトロマンスリー最終日

2005-09-25 | コレクターズ
今年の夏も終わった…。ラストのクアトロも最高に楽しくていいライブでした!ロケットマン聴けちゃったよ。ワンダーガールも!明日は早起きして家に帰ってそのままアナタキコウ大阪です。がんばれ私。

近況。

2005-09-19 | コレクターズ
現在の宿泊場所ではケーブルテレビが見れます。サマソニとMTWBとフジロックの番組見ちゃった。いいねえCS。
写真は近所で見たねこ。