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ヒートフォニックスFeaturing ANATAKIKOU

2006-01-18 | ANATAKIKOU
「ヒートフォニックス、麻耶さんのお時間をちょっと拝借して僕たちアナタキコウがお送りさせていただきます」と礼儀正しい藤井さんの挨拶から始まりました。久しぶりの今夜の絶品は、その藤井さんのお奨めCDを紹介するそうです。「僕の好きな音楽に興味ある?」とメンバーに恥ずかしそうに聞く藤井さん面白いんですが、「あるよー」と即答した北條さんに対し「……まあ、(コーナーが)今年一発目なんで、興味持っていけたらいいですね」と大御所っぽい松浦さんです。

さてその絶品で紹介したのは、「日本で屈指の仕事量を誇る、ドラマー林 立夫さんの叩いた曲をまとめたCD」で、ユーミンの「優しさに包まれたなら」など、有名な曲がたくさん入っているアルバムだそうです。「日本のドラマーで有名な人だと、村上ポンタ秀一さんとかいますが、ああいう体格のいい、派手なタイプのドラマーではなくて、黙々と…それなのに何故こんなに面白いドラムを叩くのだろう? という…この二人はすごく対照的でありながら仲のいい」と、解説をしている藤井さんの言葉に「仲ええんや」と感心したかのような松浦さんの合いの手が。「うん、仲良く、お互い影響されあっていると言ってましたよ。一緒にイベントとかしてはりました」と答える藤井さんはさすがドラマー、この手の話題にはとても熱意を感じられますね。すると松浦さんも「僕もね、この人好きでね、神戸のチキンジョージに…」と言いかけたのですが、それを「見に行ったんやな、俺見に行ってないねんな、ティンパン(アレー)」と悔しそうな藤井さんにさえぎられます。松浦さんの言葉がさえぎられるって珍しいな(笑)。でも本人は別に気にした様子もなく「ティンパンアレーの再結成見に行ったんですけど、すごく良かったですよ」と続けていました。「僕実は生で見に行ったことなくて、出し抜かれてるんですよ松浦さんに」と恨めしそうな藤井さん面白いです。ファンにとってそういうのってけっこう悔しいよね…。しかし「井上陽水さんとか、松田聖子さんとか、レコード会社の枠を超えて、ただドラムが林立夫さんという共通点のアルバムで、こういうアルバムが出せるってことがすごいですよね。藤井ちゃんこういう風になりたいんですよ」との藤井さん発言にメンバー大慌て。「藤井ちゃんこうなりたいの!?」と驚くと「だってこれ、藤井ちゃん叩いてよ、って誘われてこういう風になっていったんでしょ? ミュージシャン冥利に尽きるじゃないですか」と藤井さんはあっさり言ってますが、それはバンドとしての成功前提ですよね? と確認を取りたくなるドリーム発言です。ソロ疑惑。

「アナタキコウのあなたに聞こう」、「ヨダレたれてますよ北條さん」といきなり突っ込まれてましたが寝てたの?(笑)先週に続いての小ネタ集です。「さっそく行きますよ」と藤井さんが出した質問は

「サスペンスとミステリーの違いって知ってますか?」でした。そこで「サスとミスでしょ」と松浦さんが言った答えがすでにミステリーです。「そしてペンスとテリーですよ。つまりサスとミスを対称に考えて、ペンスとテリーを対称に考えるわけですよ。すると見えてくるでしょ?」と電波飛ばしているところに「マジで?」と乗ってきてしまったのは北條さん。騙されてる! これの答えは「サスペンスは最初から犯人が分かっている、ミステリーは最後に犯人が分かる」とのことでした。古畑やコロンボはサスペンスで土曜ワイド劇場はミステリーと違いを述べていました。何故土曜ワイド劇場…。松浦さんが「どっちが好き?」と話を振ったところによると、アナタキコウのメンバーは全員ミステリーが好きだそうです。

続いては北條さんの読み上げた「ファスナーとチャックとジッパーの違い」ですが、松浦さんが自信満々に「ファスナーは業務な感じでチャックはお母さんが使う言葉でジッパーは男らしい。リーバイスとか」とカテゴリ分けしてました。藤井さんの意見は「ファスナーはチャックやジッパーの総称」という意見でしたが、北條さんの答えは以下の通り。「ファスナーは正式にはスライドファスナー、イギリス式の呼び方で、ネジなど、締め付けるものを指します。ジッパーはもともとアメリカ式の呼び方です。基本的に通用するのはこのジッパー。語源はファスナーを締めるときのジーって音ありますよね、この擬音から来ていて、これにerを付けてジッパーとなったそうです。ではチャックは、というとこれ英語でもなんでもなく日本で生まれた言葉で、巾着をもじって出来た日本の一般名詞です。きんちゃっく、みたいな感じでございます」。解説が終わると「にゃるほど!」と納得した様子の松浦さん。「これまあきちょっと知ってたんちゃう?」と藤井さんに聞かれ「僕ねえ、チャック知ってました」と答える松浦さんですがそれはさっきの発言と矛盾してませんか。「でも僕の予想ちょっと合ってたじゃないですか。ジッパーはアメリカって。リーバイス。ばっちりやな!」とご機嫌です。「ファスナーはちょっと違ったけど、イギリス発祥ってことやから、ほぼ正解です」と謎の理論の展開に、メンバーは「ありがとうございます」「ありがとうございます」と何故かお礼を言うしかありませんでした。

最後の疑問は松浦さん。「バレーボールのアタックとスパイクの違いは」と読み上げたところ「右手と左手!」と元気のいい予想が藤井さんから上がりました。「バカですね!」と即座に切り捨てる松浦さん。「ジャンプするとかせえへんとかじゃないの?」とつぶやいた北條さんには「なるほどね」と話を聞いていたのですが「これ、手がグーかパーかちゃう?」と更に藤井さんが意見を言うと「バカ発言二発目出ましたね」とボロクソでした。答えは「スパイクとはセッターがトスをしたボールを相手コートに強く打ち込むことです。アタックとは、フェイントなども含め、相手コートにボールを返して攻撃すること全般を言います」とのことでした。「つまり、攻撃は全部アタックなんですよ」とまとめた松浦さんに「なるほど! 気持ちがアタックや!」と謎の納得をした藤井さん。「……ハイ」と冷たく間を空けて返されてしまいました。「これ意外と知らんと違う?」と盛り上がったメンバー、「これいいよね、コンパとかしてるときに」と藤井さんの発言ですが最近コンパってよく言うな。はまってるんでしょうか。「じゃあ、コンパでアタック決めてください」と返した松浦さんに「上手いこと決められました」とちょっと恥ずかしそうな藤井さんでした。

最後の告知で、倉橋ヨエコさんのアルバム「ただいま」にアナタキコウがプロデュースで参加したことを話していました。そこで「いっぱい売れれば僕たちにもお金が入るんでしょうか?」と直球で聞く藤井さん、さすがゼニミツ面白すぎる。普通お金のこととか気にする人って品がないとされがちですが、もう藤井さんくらいキャラ立ってると全然気にならないと言うか、嬉しくなっちゃいますね。アナタキコウはフロント二人が、ミュージシャンとしては優れていますがそういうソロバンをはじくのは得意ではなさそうと言うか浮世離れしてそうなので、藤井さんに頑張っていただきたいものです。


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4 コメント

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わーい (のりこ)
2006-01-19 01:44:29
今回もレポ、お疲れ様です!ありがとうございます。楽しく読ませていただきましたv



サスペンス&ミステリーの話、すごいなあ・・。(笑)そして私はドラムマニアなので、藤井さんのドラマーに関するコメントは、かなり興味ありますねえ。藤井さん、確か沼澤さんもお好きでしたね。
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ありがとうございます! (ばや)
2006-01-19 18:39:08
のりこさんこんにちは!読んでくださってありがとうございます!ミステリーとサスペンスの話とか面白いですよね、アナタキコウが好きで聞いていますが、けっこうためになる話もあるので侮れません。メンバーの反応も面白いですしね。沼澤尚さんってスタジオミュージシャンで有名な方ですよね。藤井さんはとても楽しそうにドラムを叩くので、見ているほうも嬉しくなる感じですが、きっとドラムが大好きなんでしょうね。他のメンバーにも、藤井さんにも、もっとたくさん音楽の話聞いてみたいものです。



書き込みありがとうございました!
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納得。 (higot)
2006-01-20 00:46:28
前回のコメでおれの質問にお答えいただきありがとうございました!



倉橋さんのアルバム『ただいま』に収録されているANATAKIKOUプロデュース曲はおもしろいですよ。

かなりANATA色を強く感じます。

3月の2マンで絡みがあればええなぁと密かに楽しみにしておりますw



メェルの方も送らせていただきました。

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うずうず (ばや)
2006-01-20 01:17:54
higotさんこんにちは!コメントありがとうございます。



倉橋ヨエコさんの「ただいま」、評判良さそうでちょっと気になってるんですよね…。ANATA色強いと聞くとますます聞きたくなってしまいます(笑)この間、札幌のタワレコ行ったとき、ちょうどインストアの直前だったらしくてわりと大々的に宣伝してあったんですよ。試聴してこればよかったかな?



3月のライブで、セッションかなにかあったら面白いですね!そのときはぜひレポをお願いします~!



メールの件もありがとうございました、どうもお手数かけさせてすみません。



書き込みどうもありがとうございました!
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