ハッピー&ラッキー

コレクターズとピロウズとANATAKIKOU、その他音楽やいろいろ。

いつかなついていた猫は

2005-09-28 | ピロウズ
先日ピロウズ16周年の日に、秋葉原でマキシとアメリカツアーDVD買ってきました。ただ東京で買おうと思っていただけなので別にこの日を狙ったわけではなかったのですが、たまたま秋葉原のヨドバシカメラのオープン日でもあったんですね。タワレコ秋葉原店オープンなのは知ってましたが、それが入ってるビルごと開店だったのか。でも動けないほどの人手というわけではなく、わりと快適に買い物できました。そば屋でご飯食べたら、開店記念にって唐辛子もらっちゃったし! ピロウズのDVDもコーナーが作られていて、いっぱい並んでたしね! ただそこにあったポップの「ジャケットはともかく中身は最高!」ってコピーはどうなのさ。ジャケットも可愛いじゃないですか。ダメですかあの絵。

マキシは3曲ともいいですね。ハートイズゼアが好きだ。ナインマイルスのカバーで真鍋さん作曲とのことですが、私はギタリストの真鍋さんの大ファンなのですが、ナインマイルスはアルバム持っていないんですよ、理由はただレゲエが嫌いだから。でもハートイズゼアすごい好きなんですけど。どうしよう、リターンオブザポーラベア買っちゃおうかな。Tシャツは持っているのにアルバム持ってないんですよ。でも先日、ラジオでレゲエを数十分聞く機会があって、それは我慢できたんだし、ハートイズゼアの良さを知った今なら買えるような気がする。ここまで自分に言い訳しないとアルバム一枚買えないのってどうなんだ。次のピロウズのライブ会場で買えるかな。少し前まで、物販に置いてあったのは覚えているんですが。

ノンフィクションとマイガールは、さわおのにゃんこ先生に対する愛に感動しつつ失笑という感じでしょうか。マイガールなんて、普通に聴いてたら結構悲しい名曲なのに、もう猫にしか見えない。そうだ、今回のマキシは帯ににゃんこ先生の写真が載ってて可愛かったなあ! ラジオで「にゃんこ先生が最近僕のベランダに来なくなったのは、多分死んじゃったからだと思うんですが、この帯のようにUFOにさらわれてしまったからだと思うようにしてます」とヘタレな発言をしていましたが、猫を飼った経験の浅いさわおは、可愛い野良猫は別宅を持っていることに気付いてないな。こんな可愛い子なら、しょっちゅう家を空けて不定期にしかえさをくれない、部屋でご飯を食べているときに窓を閉めてしまう、別の猫も出入りしているようなさわお宅にこだわらなくても、もっといい家に移動してしまうと思います。

アメリカツアーDVDも、すごいゆるい感じで面白かったですね。シンイチロウさんはどこでもマイペースで頼もしい。しかしおまけ映像で入っていたアニメフェスの参加者には度肝を抜かれた。アメリカのオタクってわりと大人が多くてかっこいい印象があったのですが大きな間違いでしたね。アニメのコスプレしたり猫耳付けたりアニメTシャツを着たりする人種は、万国共通でなんか特殊だ。デブのコスプレって外人でもいるんだね…。うーん、がんばれピロウズ。

9/25 甘いグラデーションの不思議at心斎橋クアトロ

2005-09-28 | ANATAKIKOU
ANATAKIKOUのワンマン、大阪にも行ってまいりました。ステージにメンバーが登場し、客席から拍手が起こりますが、楽器を構えたまま演奏が始まりません。待っていると上手から子供が一人登場。それを追ってきたお母さんのような役割の女性が、子供の首から顔からパフのようなもので粉をはたきまくっています。それが徐々に移動し、床、アンプと叩きながらステージ上に置かれていたパーカッションに以降。子供が回りながらはけると藤井さんのドラムとのセッションが。その後WOMAN RECORDのイントロに入るという構成のライブでした。以前の大阪ワンマンでもこんな変則的な開始だったなあ。東京ではやらなかったことを思うと、やはり地元ならではのサービスなのでしょうか。

この日は「アーチ、越えて」が珠玉の出来でした。何度も聴いたことある曲ですが、この日の松浦さんは何かが舞い降りていた。素晴らしかったです。

東京では「黄色い道」だったアコースティックコーナー、松浦さんに「あ、ゴメンー」と言いながら突き飛ばされてステージ上に一人になったホクちゃまが歌ったのはドロロンえん魔くんのED曲「妖怪にご用心」でした。「僕は河童を見たことがあるので、皆さんにも妖怪はいるんだということを知って欲しくて」と微妙なMCと共にアコギで披露。「妖怪っぽ~い」といい声で歌い上げられるのを聞いていると、ここはどこだという気になってしまいます。歌い終わると大きな拍手が起こったのですが、やはり恥ずかしそうに「もう限界」とメンバーを呼び戻していました。

さらに「それは秘密」を、ビートルズのトゥ・オブ・アスから影響されて作りました、等のMCが入り曲へ。その後「新曲をいっぱいやりたいと思います」と3曲ほど続けて演奏していました。その新曲コーナーでの1曲目は、北條さんボーカルの「ニューテキサス(仮)」。始める前にも松浦さんの「ガーっと行く曲ですから」(うろ覚え)「メールも拒否しておいてください」と適当なMCや、終えたあと仮タイトルを聞いて「ニューテキサスって!」と笑っていたり、ホクちゃまに対してのぞんざいさが光ります。その後は松浦さんボーカルの2曲を。

「最後の曲になります」と、松浦さん。北條さんが「僕たちの、昔からやってる大切な曲です。とても素敵なPVも出来ました」と語って、リリーということが分かります。関係ないけど北條さんのPVという発音が「ぷいぶい」と聞こえてちょっと笑った。

本編が終了し、アンコールで登場したメンバー。「今日は新曲をいっぱいやろうと思います」と、アンコールでも新曲を。これはタイトルすら決まっていないとのことですが、イントロのギターの入り方が良かったなあ。その次に「モネラ氏の庭園」で、メンバー紹介も。このコーナーはメンバーがみんな楽しそうで、見ているほうもなごみます。

更にダブルアンコールで、「初めての大阪ワンマンでもやった曲を」と松浦さんが紹介。「ドラムから始まる曲ですね」とホクちゃまが受けて、「五つの夜から」が始まります。これも初めての大阪ワンマンでやったそうですが、曲の途中に替え歌コーナーがあったのに驚き。そこにゲストでベベチオの早瀬くんが登場。替え歌だけのゲストというのもすごいですが。替え歌は「甘い言葉にも磨きがかかるの 一人待つ夜が長いから」の部分なのですが、北條さんの「○○(聞き取れず)サラダを頼む女にはシャクレが多いぞ気をつけろ」には笑った。気をつけろといわれても。さらに松浦さんも歌ったのですが、カエルがどうの、という言葉は聞こえたのですがちょっと意味不明で覚えられず。でも下ネタだった気がする。更にベベチオ早瀬氏の、前半は覚えてないのですが「勝負下着さえミキハウス」もいいセンスしてる(笑)。もう一回! と松浦さんに促され「オスマンサンコン美白疑惑~」と歌ったのにも受けた。これはとっさに出てくるものなの? だとしたらたいしたものです。あーうろ覚えばかりで申し訳ない、すごい面白かったんですが。しかし替え歌コーナーが終わると早瀬くんは退場、メンバーのみで最後まで演奏されてライブは終わりました。客席が拍手をステージに送っている最中に、早瀬くんが冒頭で登場した子供を抱きかかえて、上手にちょっと出てきたのも可愛かったです。

3本一気にライブレポを書くのは無謀だということを悟りました。ことごとく忘れるというか、記憶が混在している。こんなレポでもないよりはマシかなあ。自分としてはあやふやなものを書くくらいなら、潔くレポなしにしてもいいかと思うのですが。ちょっとこれからの議題です。