ハッピー&ラッキー

コレクターズとピロウズとANATAKIKOU、その他音楽やいろいろ。

ヒートフォニックスFeaturing ANATAKIKOU

2005-09-14 | ANATAKIKOU
先日のボトムラインのイベントからすぐのラジオ、やはりその話題から始まりました。「びっくりしたよホクちゃま、歌っててぱって見たら、耳の穴にきんぴらごぼう入ってたやん。あんなん、楽屋で食べてて手持ち無沙汰になって耳の中入れたらあかんやん、もうあれで歌詞忘れたもん」といきなりとんでもないことを言い出す松浦さん。何の言いがかりなのかと思いきや、「ごめんごめん」と北條さんも謝ってます。何の話だ。北條さんもツッコむより流すことにしたのでしょうか。

今日の「今夜の絶品」は、煙草をやめたい藤井さんが読んでいる本、「禁煙セラピー」についてでした。この本、浅田信一くんも読んで禁煙してるんですよね。そんなに効果あるんでしょうか。吸わない私は真偽が確かめられないので気になる。禁煙に挑戦しては挫折している著者が、今までの研究を元に書いた本だそうです。本は何章かに分かれていて、その途中に「ここまで読んでやめられると思った人は、最後の一本を吸って先に進んでください。やめられないと思った人は、本を最初から読み直してください」と書いてあるのだそう。藤井さんはまだやめるまでの決意はつかず、読み返しているさなかのようです。アナタキコウでは藤井さんと北條さんが煙草を吸うので、北條さんにお奨めしたい本、とのことでした。しかし「無理ちゃうか…?」と身もふたもない事を言い出す松浦さん。それに対し「ホンマにやめたいねんで僕! 車で吸ったりして、松浦くんにも迷惑かかるやん」と藤井選手。しかし「いや、別に大丈夫ですけどね」と好青年な松浦さんの発言が出ました。これって禁煙したいとがんばっている人にとっては、むしろありがたくない言葉では…。案の定、弱々しく「そんなん言うたらあかん…」と反論する藤井さんが可哀想でした(笑)。禁煙がんばってください。

「アナタキコウのあなたに聞こう~チャ~」と、先週に続き松浦さんブームらしいチャーで始まった疑問コーナー、前回の予告どおり、金鳥の由来を調べてきたそうです。その前に松浦さんの見解を発表。昔の中国で、金色の鳥がいるとされていて、それが村に来ると豊作や不治の病が治るという言い伝えがあり、それを呼び寄せるためにハエや蚊をえさとしていた、というところからかな? と思います、との予想でした。

金鳥の由来は、中国の故事「鶏口となるも牛後となるなかれ」から来ているそうです。この言葉を身上としていた創業者が命名したとのこと。何故金なのかと言うと、詳しいことは分からないが、最高の、という意味があると思われます。と説明されていました。

故事に感動するメンバー。「僕らにも当てはまるんじゃないですか?」「バンドたるもの、長いものに巻かれるのではなく、僕らの個性を出していくというか」と、そっちに話が盛り上がっています。しかし「僕の見解とは全然違いましたね。中国までは偶然合っていたんですけど」と松浦さんが言うと「え、でもそんなことないよ」と藤井さんがフォロー。「だっていっぱい間違えたやん」と妙ななぐさめ合いの空気になったところで「気持ち悪、なにそれ」と北條さんの冷静なつぶやきがオカシイ。「金の鳥を最高の鳥、って、社長の考え(と一緒)やん」と、やたらと今日は松浦さんに対してフォローモードな藤井さんでした。「こういうことわざとかすごいよね」「経営者の方ってこういうの大好きですよね」と盛り上がり「僕らも金の鳥にならないかんけど、まずこういうの読まないかんかな」と藤井さんが提言すると、「読みまくって、僕ら頭でっかちになりましょう」と変な目標を打ち立てる松浦さん。「もう出来へん。おぼれちゃう、みたいな。そういうのも面白いかな」なんかおかしな結論に達してしまいました。

エンディングジングルとなった「どちらにしようかな」のコメント、本日流れたものは、「どちらにしようかな」すらすでに原型から離れた形態になっていたのが興味深かったです。街でアンケート取られたら協力してください、とお願いしていました。ワンマンライブ、東京はもう完売かチケット残りわずかの状態だそうです。実は私も行っちゃうんですが…。

LACHIC CENTURY SESSION

2005-09-14 | ピロウズ
名古屋のラジオにさわおが出たのでちょっとレポしてみます。昨日なら名古屋にいたから見に行けたのかな…またしてもピロウズにタイミングの悪いわたくしです。

さわおはMADE IN CHINAのTシャツを着てきた模様。なんかどっかで見たなそれ。プレデターズの記事でだったかな。パーソナリティの人に突っ込まれてましたが、誕生日に友達にもらったものだそうです。「僕中国産じゃないんですけど…北海道産なんですけど」と産地を主張してました。「Tシャツはたくさん持っていらっしゃるんじゃないですか?」と聞かれ、「持っていますよ。なぜなら僕は自宅にTシャツを作る機械を持っているから」と答えます。「Tシャツくんという、シルク印刷のマシーンを持っているので」それ私も持ってる…。最近作ってないけど楽しいんですよね。「他のメンバーの方は今日はどこにいらっしゃるんですか?」と聞かれ、「知らないです。僕メンバーのこと何も知らないんですよ、知りたくもないです」と憎まれ口を。「僕ばっかり働いてるんですよ、基本的に」と妙に疲れた口調で言うのがまたリアルですが。「聞こえてないと思って(笑)どこかで聞いてるかもしれませんよ、もしかして」と言われると「だったら嫌味のひとつも言ってやりたいですね」。何そのくたびれたリーマンみたいな愚痴。

心理テストのコーナーに。「友達とのホームパーティー。お腹がすいていたあなたは、少しつまみ食いをしてしまいました。さて、何を食べましたか?」
1・サラダ
2・から揚げ
3・スープ
4・デザート

これに対し、「から揚げ」と答えるさわお。パーソナリティの方も同じ答えとの事。つまみ食いは浮気の象徴、この質問から、浮気をしたいタイプが分かるそうです。から揚げを選んだ人は、「あなたが浮気をしたい相手は自分をリードしてくれる人。自分の進む道を教えてくれる人を探しているのかも。今の恋に不安はありますか?」と言われたさわお。「ふーん…」とものすごく納得いってない様子です。「他のはどうなの!? て言うかその前に、つまみ食いだろ? つまみ食いって言ったら手でつまむイメージなんだよ、スープつまみ食いする人いないでしょう! と一言まず言っておきたい」と、たがが占いにものすごく大人げない発言をしています。つうかこの対応ものすごく私と似ていてイヤだ…。占いや心理ゲームを適当に楽しめないのってかえって子供っぽいですよね。大人になろうよさわお。そして私。

ちなみにサラダを選んだ人は「可愛い人」スープは「癒し系」デザートは「セクシーな人」だそうです。それを聞いて「俺それだ! デザートデザート」と連呼するさわお。もう全然心理ゲームじゃない。

外に遊びに行ったりするのは好きですか? の質問に「家からあんまり出ない。カーテンも開けない」と、インドアぶりを隠そうともしない答え。「じゃあ女の子が『今日あれオープンだから行こうよ!』とか言われたら…?」と聞かれても「『知らんがな』」とすごいやっつけぶりです。「じゃあ浮気も出来ないですよね?」と言われると「そんなのいくらでもありますよ」との答え。「僕は変人だと思われているので、不自然なことがあっても自然なんですよ」がその極意でした。その変人であるという話から、変わった趣味として浮世絵の話に。引越しをきっかけに、面白い部屋のインテリアが欲しくて浮世絵のポスターを張ったら、その魅力に取り付かれ本物が欲しくなって集めだしたとのこと。レコーディングスタジオの側にお店があったのも大きかったようです。魅力を熱く語ってましたが長いので割愛。

もうすぐ結成17年目に突入するということで、その長年の曲作りの話に。「今日から3日やるから3曲作りなさい」と言われても無理、出来ないときはどれだけ考えても作れないけど、その代わり出来るときは4、5曲同時に作れたりする。なかなかコントロールが出来ない、とのことでした。「気に入ったアルバムを出すと、毎回恐怖なんです。もう出来ないんじゃないかって」これThank You my twilightのあと、ペナルティライフのインタビューでも言ってましたね。「来年はカバーとか出してごまかしたいなあ、なんて弱気になるんですけど、そうこうしてるうちに急に気分が乗って、曲をバーッと作ると、今度は勝手なもんで『早くレコーディングさせろ、練習させろ』って思うんです」。それに対し「何かきっかけとかあるんですか? たとえばすごく体調がいいときとか」と質問されますが「いや、わかんない。分かるならコントロールできるけど」なのだそうです。期限を切られても作れないので、実際カラオケだけ録って歌詞が乗らなくて2曲くらい飛ばしたこともあるのだそう。「もっと放し飼いにしてくれないと! ギッチリ飼われると、緊張してだめなんですよ。好きにやれって言われれば、ちゃんと宝を掘り当てて、ちゃんと帰ってくるから、放っといてくれ」と、まるでフォアグラ豚のような言い回しが笑えます。

「じゃあ小さいころも、やっちゃダメよって言われるとやっちゃうような感じでしたか? それともそれは音楽だけ?」と聞かれると「音楽だけですね」との返事。「小さいころものすごいいい子だったんですよ。小学生までは、大人にすごい好かれる、優等生の。顔もすごい可愛かった」と聞かれてもいないことまで語ってます。「今も素敵ですよね」と言われてまんざらでもなさそう。音楽だけは好きなようにやらせたほうがいいものを作ると、周りの人たちも分かっているので、「僕を追い詰めない」のだそうです。いい環境のようですね。

さわお作曲のルーツ話へ。小学校4年のとき、クラシックギターを習い始めたのが音楽に触れた最初だったようですが、そのときはギターを習っていると人に言うのが目的のようなものだったので、それ自体は楽しくなかったそうです。それが中学一年くらいになって、ラジオでロックを聞いて、好きになっていったときに、「家にはクラシックギターがあるじゃないですか」ということでタブ譜で弾いてみたらすごい衝撃があったそうです。16小節くらいのフレーズを弾いてるだけで、リスナーからプレイヤーの側に回ったような気になった、とのことでした。その後はお兄さんの影響でオリジナルも作るようになり、かっこ悪い変な曲をたくさん作って、そのうちかっこいいいい曲も作れるようになったそうです。

影響を受けた曲はお気に入りの曲をかけるコーナーでは、ジャック・ジョンソンをセレクト。今年は邦楽ばかり聴いていて、あまり洋楽を聴いていなかったそうですが、古着屋で流れていたのを聴いて、店員さんに教えてもらったそうです。その時点でジャック・ジョンソンを知らなかったさわお、メモ片手にレコード店に行ってみたら大々的に宣伝されていてショックだったとのこと。「何だ、この人有名なんだ、いいの見つけちゃったー! みたいな気分だったのに」と、相変わらずの小市民ぶりがらしいです。曲が終わったあとも、「有名な、ジャック・ジョンソンでした(笑)」とパーソナリティの方が紹介すると「ジャック・ジョンソンね。知ってる知ってる」と可愛い反応しています。

ラシックは番組の中でショップのCMが入るのですが、この日はオーストラリアのブランドの宣伝でした。ブーツの話になったときに「こういう、ミニスカにブーツのファッションはどうですか?」と振られ、「いいんじゃないですか」と答えるさわお。「僕は基本的に何でもいいんですよ」と、器のでかそうに見えて投げやりなコメントが光ります。

シングル「ノンフィクション」がかかり、その曲の話へ。歌詞に「ラジオ」と出ていることから「ラジオはよく聞きましたか?」と質問。「音楽のことを教えてくれるラジオから、思春期のことを教えてくれるラジオまでよく聞きましたよ」と答えていました。「僕の青春時代は、ロックミュージックはテレビからはまったく聞こえてこなかったし、ラジオで聞いていましたね。ロックを知って本当に世界が変わったんですよ。僕はすごく早い段階で、自分の人生がスパッと分かったんですよ。もう16くらいで、音楽で行こうと思ってましたから。その延長線上に、できればプロミュージシャンになりたいというのはあったけど、それはもう第一目的ではないというか。どうであれ、音楽と寄り添ってずっと生きていくんだな、と知ったんですよね」いい話だ…。「17年間それはブレないんですね」と言われ、「ブレないですねまったく。飽きないですからね」と返していました。素晴らしい。

アメリカツアーのドキュメントDVDについて。すごい楽しくてすごい感動したというアメリカツアー、前情報がないまま行ったら人気があって、NYではチケット完売。客席が超発音よく大合唱してくれたそうです。「僕が歌詞間違っても日本語とか分かってるんですよ」とのこと。オフショットも満載の、普段ありえないような場面も。真鍋さんの風呂をシンイチロウさんに命令して撮りに行かせたりもしたそうです。自分で行けよ。

名古屋ライブの告知に続き、「名古屋の印象はどうですか」と聞かれたさわお。「名古屋はねえ、ロックファンに限って言わせてもらうとね、頭おかしいね」と断言。「15年前くらい、最初に来たときは引き気味なんですよ。今食いついたら、すごいね、本当に。でも負けませんよ。往復ビンタで行きますよ」ちょっと意味不明です。「ライブはクリスマスも近いですが、クリスマスとか気にしないタイプでしょうね?」と聞かれると「まったく!」とすごい肯定。「ノーリアクション! ノークリスマス!」名言が出てきました。そういうものはまったく気にしない、と言いながら「ピロウズを絡めてくれれば張り切りますよ」と、また音楽バカの本領発揮です。そう言いつつ、今年の9/16に何もやらないのは、去年の15周年記念で大々的にやったからだそうです。毎年やってたら大事にされないじゃないですか、たまにやるからいいんですよ。と言ってました。次は20周年だそうです。

最後にメッセージを、ということで、「これからもみんなが好きになってくれる曲を作っていくので聞いてください」と締めていました。長年やってて枯れないというのはほんとに素晴らしいことです。DVDもライブも楽しみ。