ちいさなちいさな いのりのことば

 * にしだひろみ *

嬉しかったことは*日々のつれづれ*

2016年12月19日 | Weblog
日曜日、久しぶりに、ゆっくりとした午後を過ごしていました。

片付けてしまいたいこと、取り組んでおきたいことなど、いくつもあったのですが、

ずっと忙しくて、わたしらしい時間を持たなくては、と思っていました。

そこで、みーんな脇に置きました。



ああ、どう過ごそうかな、と、胸が踊りました。

そして、やってみたことは、こんなこと。



空を見上げ、

雲の流れをたどり、

少しだけ片付けをして、

好きな飲み物を用意して、

静かなピアノの音楽を流し(教会で録音した、とても美しい音楽です)、

お手紙を書きました。


ずうっとやりたかったことの一つは、手紙を書くことでしたから。



手紙は、心が静まらなくては書けません。

やるべきことが心に渦巻いている間は、便箋に向かう気持ちになれません。

ひとつひとつ、取り組んで、手放して、心を空けていかないと、書けないのです。


だから、嬉しかった。

ずっと書きたかったのです。

気になっていたのです。



何通か、ようやくお返事を書いたり、お礼を書いたりすることができました。

想いを綴ることも嬉しく、切手を選ぶことも楽しく、心が軽やかでした。



ふと見ると、息子は、針と糸を手にしています。

懐紙を重ね、それで和綴じの小さな本を作ろうとしているようです。

素敵。



なんて豊かな時間だったことでしょう。

お手紙を書かせてくれた友だちやお世話になった方に、ありがとうの想いが溢れます。


嬉しい嬉しい休日に、なりました。