むかごの日記Ⅱ

70歳を過ぎてにわかに植物観察に関心を持ち、カメラを提げて、山野を歩いています。新・むかごの日記より引っ越しました。

フウロケマン:風露華鬘(キが抜けててもキケマン) 

2015-06-17 08:30:48 | 植物観察記録

道後山(1268m)の登山道で見かけたのがフウロケマン:風露華鬘(ケシ科キケマン属)です。
山地などの日当たりのよいところに生える越年草で、高さは15~40㎝、葉は1~2回羽状複葉、小葉は広卵形で深裂し、欠刻があり、乳白色で薄質です。
4~7月、長さ2~5㎝の総状の花序に長さ約2㎝の黄白色の花を開きます。花は距が長くよく湾曲します。
さく果は線形で長さは約2cm、ややくびれます。
よく似たミヤマキケマンはフウロケマンの変種とされ、母種より大きく丈夫で、さく果は数珠状になります。

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