
神戸市地下鉄伊川谷駅近くの道端でセイヨウトゲアザミ:西洋刺薊(キク科アザミ属)を見かけました。
ヨーロッパ原産で、南半球を含めて世界の寒帯~温帯に広く分布する雌雄異株の多年生草本です。
茎は直立し、上方で分岐して高さ30~150㎝、茎の稜上や葉縁に鋭い刺があります。
茎の上部に盛んに分岐して淡紫色のアザミ形の頭状花を上向きにつけます。
日本には昭和40年代後半以降に帰化したといわれ、種子と土中深く伸びて横走する地下茎により繁殖するので、各地で強害雑草に挙げられています。
よく似た名前のアメリカオニアザミは、葉が明るい緑色で深裂し、鋭い刺を持つ長卵形の総苞を持つことで区別されます。
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