三重県立上野森林公園の湿地帯に咲いていたミズギボウシ:水擬宝珠(ユリ科ギボウシ属)です。
本州中部以西の湿地や水際などに生える多年草で、葉身は線状倒披針形、長さ17~30㎝、幅1.7㎝。別名をサジギボウシ、コバノギボウシといわれるくらいで、日本のギボウシ属の中では最も狭い葉を持ちます。
花茎は高さ40~60㎝となり、長さ3.5~4.5㎝の淡紫色で筒状鐘形の花を3~5個横向きにつけます。
花の内側に濃紫色のすじがあり、花の基部の苞は舟形にくぼみます。
湿地の草に隠れて咲いてるミズギボウシの葉は撮れなかったので、水辺の陸地に咲いているのを撮りましたが、発育状態が悪いのか、葉の細さはわかりましたが、長さは短くて、基部が翼状になって葉柄に流れるという、本来の形ではありませんでした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます