へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

徹夜

2010-05-11 22:10:02 | へちま細太郎
…したはずなんだけど うちに帰ってきたら、

めちゃめちゃ元気で眠くない

やっぱり家だからかねえ

早く寝るつもりだったのに…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2010-05-10 23:05:56 | 休刊案内

わお~っ

なんてこった

 

漫画読んでたら こんな時間だ

 

金魚とめだかの水槽

 

掃除しなくちゃ

 

んじゃ また

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

見合いはどうなった

2010-05-09 22:32:13 | へちま細太郎
は? 見合い?したよ、した。
おやじの言う通り、いい女だったよ。
したんだから、いいだろ、責任は果たした。
文句、あっか?

…と、坊ちゃんは言うんだけどね。
あ、おれ、(仮)山下軍団の西村孝太郎、母親が藤川家の娘だよ。横浜にある藤川家の別荘に番人もかねて住んで、横浜市内の大学に通っている。
中華街で坊ちゃんの見合いがするっていうのは、けっこう前から決まっていて、どうせバックレるのは予想通り。横浜に逃げ込むように、周りが仕向けていったみたいだよ。
見合いの様子を細太郎と彼女とで見に行って、坊ちゃんの畏まる姿に笑ったりしたんだけど…。
笑えないことに、ダンディーな殿様に見合い相手の視線が集中してしまって、坊ちゃんがブチ切れてしまい、仲人が平謝りする事態に発展。
「くそ女、何が公家だ、聞いて呆れる」
と、面と向かって言ったもんだから、見合いはぶち壊しになった。
う~ん、俺でもキレるわ。
ところで、フカヒレうまかったなあ、細太郎
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ねむひ

2010-05-08 22:24:27 | へちま細太郎
やすみぃ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

臨時休刊

2010-05-07 23:10:31 | 休刊案内
仕事のため休みます
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山下軍団登場

2010-05-06 20:01:07 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

連休中、藤川先生の横浜にある別荘に拉致られたぼくとりょうこちゃんは、藤川先生のおとうさんの好意で中華街で食事をすることになった。
「ここに住んでいる甥に案内させるから、心配はいらないよ」
と、2階から呼んだのは、何とサッカー部の山下軍団さんの一人だった。
「よ、細太郎、久しぶり」
「え~っ、先輩、藤川先生といとこだったの?」
ぼくとりょうこちゃんは顔を見合わせた。 昔ぼくらが小学生だったころ、宿泊学習の面倒をみてくれたから、りょうこちゃんも覚えていた。
何てったって、1番かっこよかった先輩だからね。
「ぼくの母親が殿様の1番下の妹だから」
そうか、藤川姓じゃないもんな。
「ちょうど顔見知りでよかった。二人を案内して」とダンディ殿様は、時計を見た。
「坊ちゃんの見合い相手って誰」
先輩は時計を気にする殿様の様子を伺う。
「あいつにはもったいないいい女。若けりゃ私が欲しいくらいです」
げっ。
「この殿様、坊ちゃんが見合いをすっぽかすたんびに、相手の女性を口説く悪いくせがあるんだ」
げげっ。紳士的なイメージがっ。りょうこちゃん、硬直。
先輩はいつものことさ、と平気な口調だ。
「藤川家は大食い家系だけど、ほら途中でスケベな将軍さまの血が混じっちゃったからね、たまにこういう変態が生まれるんだ」
いじくそ悪い声がしたかと思うと、スーツ姿の藤川先生が現れた。
「文句は女性にモテてから言いなさい。今日の相手は元お公家さんだから、失礼のないように」
げげげっ、このヤンキーに公家のお姫様?
地雷踏みそうだな、とぼくは思った。
つづくね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

休刊

2010-05-05 22:17:54 | 休刊案内
連休最後なので


おやすみ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

危ない殿様

2010-05-04 23:32:50 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

藤川先生のおとうさんは、そのダンディなイメージとは違い、有無を言わさない雰囲気を持った人だった。
「さすが殿様だ」
ぼくは感心する。何であんな無茶苦茶な御隠居さまからこんな紳士が生まれたのかと思ったけど、やっぱり殿様は殿様だった。
「時間は11時半から、それまで着替えておけ」
と一言言うなり、硬直したまんまの藤川先生の首ねっこをつかまえ、
「おい」
と、隣の部屋から人を呼んだ。
「着替えの用意はできております」
毎度お馴染み北別府さんが藤川先生の腕を掴み、隣の部屋に連れていってしまった。
その間、ぼくとりょうこちゃんは呆然として事の成り行きをみていただけだ。
「二人ともすまないね」
藤川先生のおとうさんはぼくたちにかけるように仕種して、
「君たちも食事していきなさい、家には私から連絡しておこう」
と、ベルを鳴らして紅茶とケーキを運ばせてくれた。
「中華好きだよね」
という問い掛けに、りょうこちゃんは真っ赤になってうつむいた。
ん?いやな予感。
「細太郎の彼女?」
ますます赤くなってうつむく。
「いいねえ、かわいい彼女で」
げっ
今まで面と向かって話したことなかったけれど、やっぱりこのおとうさんもただ者じゃないよ。
「殿様、ぼくらまだ中学1年なんだから、あんまり変なこと言わないでください」
と、ぼくはきっぱりと言ってやった。じゃないと、りょうこちゃんの目がハートになっちゃう。
「こりゃ失敬」
なあにが失敬だ、ナンパ殿様~っ。
法華ねえさんはやっぱりこの人の娘だった、と何だか変なことで納得しちゃったじゃないか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

殿様登場

2010-05-03 23:02:30 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

昨日のつづき。
ぼくたちが連れていかれたのは、藤川家の横浜にある別宅だった。横浜の山の手にある瀟洒な洋館で、横浜に港ができた時に海外との貿易をするために建てたんだそうだ。
何の貿易をしたんだか想像がつくだけに、この一族の食いしん坊ぶりに呆れる思いだ。
りょうこちゃんは、初めて見る洋館に興奮気味だ。
「すご~い、素敵」
女の子だなあ。それを聞いた藤川先生は、ちょっと気分よさげにドアを開けた。と、「おやじっ
藤川先生が硬直して立ちすくんだ。
「おとうさん?」
ぼくらは藤川先生の後ろから部屋を覗き込むと、ソファーにゆったりと座ったダンディな藤川先生のおとうさん…藤川家の殿様の姿を発見した。
ぼくをみつけた殿様は、にっこりと微笑むと、
「孝禎の考えることは、お見通し」
と優雅な手つきで、タバコに火をつけた。う~ん、御隠居さまとは似ても似つかない容姿は、やんごとないご身分だった大おばあさまに似ているからだろうな。
「孝禎、逃げても無駄だぞ」
藤川先生がその場に座り込んで頭を抱えたのは、言うまでもないないよな
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いいのかあ~

2010-05-02 23:55:54 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

朝、部活に行こうとしたら、いきなり藤川先生に拉致られた。
「どこ行くんだよ~」
ぼくは必死になって抵抗する。
「いいとこ連れていってやる」
「いいってば」
見合いをすっぽかしてぼくを拉致するのは、これで2度めだ。何でこんなメに…と車の前で抵抗していたら、そこにりょうこちゃんが通りかかった。
「細太郎くん、どうしたの?」
と、不思議そうにぼくと藤川先生を見比べる。
「ん?」
ぼくとりょうこちゃんの照れ臭さそうな様子をみた藤川先生が、何やらピンときたらしく、
「君も来い」
と、ぼくらを乗せて車を走らせた。
「誰?」
小声でりょうこちゃんが尋ねてきた。
「バカ殿」
「え?この人が?」
「聞こえてるぞ、バカ野郎」
藤川先生は、一般道から高速に乗り、東京方面へと車を走らせた。
「どこへ行くんだよっ」
「るせ~、高速は1000円だ」
と、やけくそになりながらぐんぐん飛ばす。
「こわい」
りょうこちゃんのつぶやく声がする。
「大丈夫だから」
ぼくは必死にりょうこちゃんを慰める。
渋滞もなんのその、うんこのような形をしたものが乗っかったビルを右手に見て、さらにさらに車は都心を走り抜けた。
ほんと、どこいくんだよ~。
泣きたいのはぼくの方だ…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする