へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

時をかける少女…再び

2009-08-11 22:09:19 | おたより
前みた時も書いたけどさ、他にみるもんねえから見たんだけどさ、時間をおいてみても、やっぱり感想は変わらないや。
つまり… 自分のわがままで都合よく時間を動かしておいて、ほんとに使わなきゃいけない相手に、一言も謝ってないんだよね、この主人公。 時を元に戻して、それですんだなんで、いいのかこれで。
このこ、反省してないだろ。
自分に告白してくれるかもしれないという、その場面だけを振り返って、反省したみたいだけど。
いいのか、それだけで。
そんでやりたいことみつかったの、だと。 ふざけんな。
こんなあまっちょろい脚本書いたの、誰さ。
原作の時をかける少女、理解したの? 続編? 続編でもなんでもないだろ、こんなの。
駄作もいいところだろ。
だけど、高校生の女の子にはちょうどいいのかもな。
…でも、一度感想きいてみたら、返ってきた答えは…
ムカつく
だった。
理由は、
謝ってないし、
反省してない、
自分勝手だしわがままだし
同じ感想だった。
(^_^;)
十分に大人だよ。

只今、須庭寺の建物考え中

2009-08-10 21:42:58 | 京都だより
京都旅行中の私。
そういえば、藤川家の菩提寺の須庭寺の様子はどうしたもんかな、とぷらぷら歩きながら考えていた。
最初、信長に仕えていたというから“曹洞宗”かなあ。
とりあえず、禅宗であることには違いない。
ま、一番イメージがわきやすいからね。
はい、写真は、東福寺の龍げん庵。
特別拝観中です

何を言うんだ、くそおやじ

2009-08-09 17:52:20 | へちま細太郎
こんにちは、へちま細太郎です。

夕べ、のりぴーが逮捕されて大騒ぎになったけど、芸能人に限らず若者の薬物汚染が大問題になってるそうだ。 そんな時に、テレビを見ていたおとうさんが、
「おまえ、タバコなんか吸ってないだろうな」
と、いきなり言い出した。
「何言ってんだよ」
「中学生になってからおまえ、なんか変だから」
「?」
まあ、確かに心配かけたけど、悪いことはしてないはずだ。
「バスケ部はマジメな連中が多いから安心してるけどな」
う~ん、そんな言い方はないよな。
「タバコ吸うなよ」
なんだかちょっとカチンときた。
「マジメそうに見えたのりぴーでも、あんな風になっちゃうんだから、友達選びには…」
ぼくは完全に頭にきた。
「関係ないだろっ友達のことは
ついに口答え。
「ほ、細太郎
おとうさん、顔を上げた。
「何だ、その口のききかたはっ
「は?それはそっちをだろ、怒る時に怒らないでこんなくだらないことで怒るなよ」
ぼくはムカついて、言っちゃいけないことまで言っちゃった。
「なんだと
おとうさんが立ち上がった。
「いつからそんな生意気な口をきくようになったんだ
白い顔を真っ赤にして怒鳴りつけてきたけど、ちっとも迫力ない。
「はい、やめえ」
そこへ藤川先生が割って入って、
「つまらんからやめろ、怒り時ではないだろ」
と、おとうさんを座らせ、
「細太郎も親に口答えはするな」
と、ぼくに頭突きを食らわせた。
いってえ~、何で頭突きくらわなきゃいけねえんだ。
ぼくは何だか釈然としないのであった。

どこ行っちゃったんだろうね

2009-08-07 22:27:36 | へちま細太郎
「どこ行っちゃったんだろうね」
「のりぴー?」
「そう」
「どこ行っちゃったんだろうね」
「ほんとだねえ」
「ほんと、どこ行っちゃったんだろうね」
「ほんとだねえ」
「早く出て来いよなあ」
「ほんとだねえ」
「どこ行っちゃったんだろうね」
知らね~よ。

へちま細太郎でした。
ほんと、早く自首した方がいいよ。

私の愛車

2009-08-06 21:39:19 | おたより
去年3月に、前の愛車HONDA DUOが、一回転して飛び込んできた軽の下敷きになって、破壊されてしまったことを書いた。
あの時は、あと少しで1年、あと少しで9999㌔になるところだった。 あまりの悔しさに、保険会社の担当をいじめまくったものだ。
で、代わりにやってきた白のDUOは中古とはいえ、749㌔の走行距離だ。
リセットするわけにはいかず、この1年と数ヶ月、酷使した1台めよりはあまり乗らずに、しかし遠出もしつつ乗り継いで、本日めでたく、走行距離のメーターが1回転したというわけだ。
あ~、待ちに待ったこの瞬間…。
1台めのDUOだったらどんなによかったことか…。
今からでも、一度も謝りにも顔も見せなかった、“犯人”を殴りに行きたい心境だぜ~。
ばっきゃろ~

こくみんてきびしょうじょ

2009-08-05 09:07:07 | へちま細太郎
テレビのワイドショーを見ていた藤川先生が一言。
「テレビに出ているけど、ゲストたちがコメントを求められても、 生意気 とは口がさけてもいえないよな」

大人対応素晴らしいです。

おばあちゃんでした。。。

しんいちのうちには…

2009-08-03 21:27:27 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

部活が終わって、ぼくはしんいちのうちに泊まりに来た。 しんいちにはまだ小さな弟がいるんだけど、ぼくが兄弟がいてうらやましいと思った。
ところで、しんいちがDVDを持ってきて、
「ちょっとこれを観て」
と、出してきたのは“陰陽師”だった。
「こんなの観てどうするの?」
「あの憎たらしい坊さんをやつける方法を研究するんだ」
と、スイッチを入れる。
「陰陽師ってなんなんだよ、いったい」
「ああ、それなら…」
と、しんいちはたんすに置いてあった鏡を指差した。
「げっ」
鏡を見ると、鏡にうつっているのは、
「まろじゃ、久しぶりよのぉ」
と、近衛少将さんが鏡からはい出てきた。
「これ、しんいちよ、いい加減鏡を大きゅういたせ、まろが苦労するではないか」
ぼくは近衛少将さんを指差しながら、しんいちに視線を向けた。
しんいちは画面に目を向けたまま、
「いくら言っても鏡からはい出してくるのをやめないんだ」
と、頭を振った。
「たぶん、やめないと思うよ」
「何で?」
しんいちはぼくを振り返った。
「だって、鎧甲のおじさんはテレビから這い出してくるからさ」
「はぁ?」
ぼくらは共通のご先祖さまである近衛少将さんに、呆れた視線を向けた。
「まろが何をしたというのじゃ」
と、扇をパタリと閉じて、そっぽを向いてしまった。
しょうがねえなぁ、このミーハーな平安貴族は…。