へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

インフルエンザに気をつけよう

2009-08-28 13:43:43 | へちま細太郎

こんにちは、へちま細太郎です。

夏休みも少なくなって、インフルエンザ予防のため、部活が中止になった。
何校か集まって合同練習をしていたら、その中の二人が高熱が出たということで、急きょ練習が中止になったんだ。
「自宅待機
という保健室の先生の厳命に、ぼくはこの天気がいいのに遊びに出かけることもできず、リカを相手に家の中でごろごろしていた。
保健室の先生っていっても、タコ壺保健室ではなく、中学校の保健室の先生だ。
優しくて美人だよ…っていいたいけど、おばちゃんでとっても怖い。
「必ず手洗いはすること、手は洗ったらきれいなタオルでふくこと、うがいは必ずしなさい」
そんなこと、ぼくに言わずけんちゃん先生にいってくれえ。。。
「栄養のあるものをちゃんと摂りなさい」
ちゃんと食べてるよ~。
と、お昼を食べ終わってうとうとしていたら、電話がきてたたき起こされた。
ふらふらしながら電話に出ると、
「ちゃんと家にいたか、よしよし」
と、のぶちゃん先生の確認の電話だった。
「いるよ~
「宿題しろよ」
「終わってるよ
「そうか、よしよし」
むか~
「じゃあなあ」
むかあ
で、インフルエンザが(よその学校の)バスケ部で発生したから顧問ののぶちゃん先生からかかってくるのはわかるけど、なんで担任の赤松から一言の電話もないんだ?
いくら僕が苦手だからといったって、一言くらいあってもよさそうじゃないか、他のクラスはみんな担任から電話があったって言ってたのに。
こうして、ぼくの中から赤松への信用が、さらに薄らいでいったのだ。