へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

片山教授の高笑い

2015-07-27 20:24:46 | へちま細太郎

藤川だ。

クソ暑い
久しぶりにタコ壺に顔出しにいったら、何しにきたんだ、と言わんばかりに睨みつけられた。
まあ、結婚してくれ騒動も、野茂のガキが卒業した途端に消え去ってしまった。何回か×××(自主規制)はしたが、イマイチ相性が悪かったんだな。
自然消滅のウキメにあっている。
惜しい相手ではあるが、肝心のあっちの相性がよくないとだめだよなあ。
で、話は元に戻るが、タコ壺保健室内には傘の花が開いている。それもただの傘じゃない。
「単独首位だからなあ」
案の定、上機嫌の片山教授がげたげたげたと笑っている。
「へんだ、讀賣め、ざまあみさらせ」
勝っても負けても虎命のタコ壺にしてみりゃ、これくらいのげたげたげたは、気にはならないようだが、ちょっとでも自分とこのチームが悪く言われようものなら、目くじら立てて怒りまくる讀賣ファンが黙ってはいない。
「ふん、そのうち、うちだって若手の調子があがってくれば、定位置の首位に戻る」
窓ガラスをあけて、マッドサイエンテストDr中島が顔を出した。
「ふん、バカをいいたまえ、FAで札束つかまして、いいとこ取るんだろう?で、人的保障で変なピッチャーつかされてよ~」
「誰のことをいっとるんだ」
「一岡の人的保障が、大竹」
「ばっかも~ん」
「くったばれよ~み~・・・」
「うたうなああああ」

今宵はここまでにいたしとうございます。。。

ふ、ふるい・・・