こんばんは、へちま細太郎
です。
剛おにいちゃんが帰ってきた。
「夜勤明け~」
と、いうわりには眠そうな様子もなく何か態度がそわそわしていて、変だ。
「なんだ?」
正座してかしこまっている。
「あの~、実は…」
と、いったところで俯いた。 おばあちゃんとおじいちゃんは顔を見合わせ、おとうさんはあんこのおもちを食べながら剛おにいちゃんをみた。
「実は…結婚したい人がいるっ
」
と打ち明けた。 言ってしまってホッとしたのか、正座をやめて座りなおした。
「どこのどんな人?」
おばあちゃんは聞き返したけど、
「誰でもいい、婦警じゃなけりゃ」
とおじいちゃんがおばあちゃんを見て、ニヤニヤ笑った。 おばあちゃん、じろっ。 おとうさんは知らんぷり。
「いや、実は…」
「婦警とかいうんじゃないだろうな」
「婦警とかいうより、刑事」
おにいちゃんは俯いて、指で“の”の字を書いている。
「刑事っ
」
「しかもキャリアで…」
「おーまいがっ
」
このうちの男は、何で気の強い女性が好きなんだろうね。
というわけで、今度の休みに彼女を連れてくるそうだ。
おめでとう、剛おにいちゃん。
おとうさん、先越されたね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyob_uru.gif)
剛おにいちゃんが帰ってきた。
「夜勤明け~」
と、いうわりには眠そうな様子もなく何か態度がそわそわしていて、変だ。
「なんだ?」
正座してかしこまっている。
「あの~、実は…」
と、いったところで俯いた。 おばあちゃんとおじいちゃんは顔を見合わせ、おとうさんはあんこのおもちを食べながら剛おにいちゃんをみた。
「実は…結婚したい人がいるっ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
と打ち明けた。 言ってしまってホッとしたのか、正座をやめて座りなおした。
「どこのどんな人?」
おばあちゃんは聞き返したけど、
「誰でもいい、婦警じゃなけりゃ」
とおじいちゃんがおばあちゃんを見て、ニヤニヤ笑った。 おばあちゃん、じろっ。 おとうさんは知らんぷり。
「いや、実は…」
「婦警とかいうんじゃないだろうな」
「婦警とかいうより、刑事」
おにいちゃんは俯いて、指で“の”の字を書いている。
「刑事っ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_1.gif)
「しかもキャリアで…」
「おーまいがっ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_shock2.gif)
このうちの男は、何で気の強い女性が好きなんだろうね。
というわけで、今度の休みに彼女を連れてくるそうだ。
おめでとう、剛おにいちゃん。
おとうさん、先越されたね。