HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

「エリーゼのために」のMちゃんは誰?

2020年11月03日 | レッスン日記(小中高生)

Mちゃん(小5):

今日は「文化の日」で学校がお休みなので、午前中にレッスンに来ました。

そうしたら、いつも午前中に来ているK子さん(大人)のレッスンが終わったところで、初めてレッスン室でのご対面となりました。

K子さんが言いました。「発表会に出るんでしょ。弾いて聞かせてよ」

思いがけない「所望」でしたが、Mちゃんは「エリーゼのために」をちゃんと演奏しました。

もう、はじめから終わりまで通して弾けます。

「上手ねえ。どうもありがとう」K子さんからお礼を言われて、Mちゃんは嬉しそうに笑いました。

「この人が『エリーゼのために』の”Mちゃん”だったのね。ブログでいつも読んでるけど、”Mちゃん”じゃ顔もわからないし。名前を付けてよ。そうすればブログを読んでも、誰だかわかるじゃない」

K子さんからのなるほどなアイディアだ。

「それもいいね。考えときます」とヒバリ先生が言って、K子さんとさよならしました。

Mちゃんの『エリーゼ』、もうほとんど全体のテンポが統一されてきています。

フレーズの「抜き」もきれいになっています。

今日は、あとからLちゃんが来て一緒に合奏の練習もするので、その前に、まだよくレッスンしていないオープニングの「ウィンター・ワンダーランド」の練習もしておかなくちゃ。

「これ、変~ 意味不明~」

自分の担当するキーボードのパート譜面をだして、Mちゃんが悲鳴を上げるのも無理はない。

Mちゃんに頼んでるのは、サビ部分からの和音伴奏なんですが、思いっきりテンションコードとか使って書いてるので、シャープだらけ、そしてまたそれをリセットするナチュラルだらけ、パート譜だけ見たら「奇妙」としか言いようのない音の連続です。

「たいしたことないって。ほら、平行に動いていくだけだから」

先生が手の形を示し、「黒鍵・・・白鍵・・・」とガイドして、Mちゃんはひとつひとつ音を拾います。

サビがすぎたら、少しマシなト長調の2重音になって・・・それを繰り返しておしまい。

「弾けた!」とMちゃん。

「ほーら、ね。できるんだよ!」

「ふふふ、できた。」

ねっ、Mちゃんならできるから、がんばってね。

・・・と言ってるうちに、あっ、合奏メンバーのLちゃんが来た。

次に続きます。

To be continued...

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