Sちゃん(中1):
この四月から中学生になり、毎日の生活がとても忙しくなったようです。
「今までは、どんなに少なくても、一日10分でもたとえ1分でも、かならず毎日ピアノ弾いてたけど、今週はそれもできなかったんです」
と、残念そうなSちゃん。
本当に真面目な生徒なので、練習できていないことが不本意なのだと思います。
もう少し、新しい環境に慣れてくれば、余裕も生まれるかもしれないし、あまり深刻に考えず、ま、出来なかったときは教室で一緒に練習しようよ、という気持ちでやっていきましょう。
というわけで、今日は新しい曲:ブルクミュラーの「バラード」です。
先週 先生が弾いてあげたとき「うわあ、ドラマチック!」と 思わず拍手をしてくれたSちゃん、こういう感じの曲は大好きだと思います。
まず、右手=伴奏、左手=メロディー、という、今まであまりやったことのないスタイルに慣れるよう、冒頭部分の練習をしました。
いつも「しっかりメロディーを際立たせて!」と言われてる右手は「うるさくしないで!ムダにバタバタ動かず、静かにミステリアスに刻む!」と ひたすら「ピアノ」でコンスタントに打ち続ける。
そして、いつもは「大きすぎ!うるさい!静かにやわらかく!」と言われてた左手は「はっきりとメロディーを浮き立たせて、スフォルツァンドのところでガーン!と」と これまでとは正反対の弾き方なのです。
最初のうちは右手と左手のリズムが合わず、ガタガタしてたけど、そのうち大分揃って、音量バランスも良く、アクセントもついてきた。
「さあ、ではペダルをつけましょう」
「えっ、今初めて弾いたのにペダル!無理です~」
「ダメもと、ダメもと」
とペダルもつけ、ダイナミクスもつけ、冒頭部分を弾いたら、今度はフィニッシュだ。
冒頭メロディーがそのまま再現され(お得でしょ)、最後に冒頭フレーズを数回反復した後は、バーナムでさんざん経験してきた「和音のオクターブ移動」、そして最後の和音でキメ!
「ほーら、もうほとんど弾けるようになった」と先生。
「そ、そうかなあ・・・」とSちゃん。
あとは中間部の、やわらかな旋律を歌わせる部分をやれば、曲は完成。
この部分は、いつもやって慣れてる「右手=メロディー、左手=伴奏」のパターンだから、すぐできると思うよ。
来週、そこを練習して完成しましょう!
この四月から中学生になり、毎日の生活がとても忙しくなったようです。
「今までは、どんなに少なくても、一日10分でもたとえ1分でも、かならず毎日ピアノ弾いてたけど、今週はそれもできなかったんです」
と、残念そうなSちゃん。
本当に真面目な生徒なので、練習できていないことが不本意なのだと思います。
もう少し、新しい環境に慣れてくれば、余裕も生まれるかもしれないし、あまり深刻に考えず、ま、出来なかったときは教室で一緒に練習しようよ、という気持ちでやっていきましょう。
というわけで、今日は新しい曲:ブルクミュラーの「バラード」です。
先週 先生が弾いてあげたとき「うわあ、ドラマチック!」と 思わず拍手をしてくれたSちゃん、こういう感じの曲は大好きだと思います。
まず、右手=伴奏、左手=メロディー、という、今まであまりやったことのないスタイルに慣れるよう、冒頭部分の練習をしました。
いつも「しっかりメロディーを際立たせて!」と言われてる右手は「うるさくしないで!ムダにバタバタ動かず、静かにミステリアスに刻む!」と ひたすら「ピアノ」でコンスタントに打ち続ける。
そして、いつもは「大きすぎ!うるさい!静かにやわらかく!」と言われてた左手は「はっきりとメロディーを浮き立たせて、スフォルツァンドのところでガーン!と」と これまでとは正反対の弾き方なのです。
最初のうちは右手と左手のリズムが合わず、ガタガタしてたけど、そのうち大分揃って、音量バランスも良く、アクセントもついてきた。
「さあ、ではペダルをつけましょう」
「えっ、今初めて弾いたのにペダル!無理です~」
「ダメもと、ダメもと」
とペダルもつけ、ダイナミクスもつけ、冒頭部分を弾いたら、今度はフィニッシュだ。
冒頭メロディーがそのまま再現され(お得でしょ)、最後に冒頭フレーズを数回反復した後は、バーナムでさんざん経験してきた「和音のオクターブ移動」、そして最後の和音でキメ!
「ほーら、もうほとんど弾けるようになった」と先生。
「そ、そうかなあ・・・」とSちゃん。
あとは中間部の、やわらかな旋律を歌わせる部分をやれば、曲は完成。
この部分は、いつもやって慣れてる「右手=メロディー、左手=伴奏」のパターンだから、すぐできると思うよ。
来週、そこを練習して完成しましょう!