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HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

来週はコンサート - 妖精のように

2011年10月21日 | レッスン日記(小中高生)
Mちゃん(中1):
現在のヒバリ教室の中では 最古参のMちゃん。
今年のコンサートでは、大人っぽいショパンの「別れのワルツ」にチャレンジしています。
もう今日は、曲の全部を暗譜し、かなり伸び伸びと弾けるようになりました。

しかしな~・・・
やっぱり、なんというかこう、うっとりするようなイロケに欠けるのう・・・
なんちゅうか、長靴でズン・タッ・タッ・と足踏みしてるようなリズムなんだよな・・・

「Mちゃん。もう暗譜できてるし、もっと速く弾いてごらんよ」
こう言ってみました。
「えっ、もっと速く?弾けるかな。これくらい?」
「もうちょっと・・・そう、それくらい。そしてね」
先生は言いました。
「これはワルツなんだから。ワルツのダンスっていうのは、1拍目の『ブン』だけがステップで、あとの2拍、『チャッチャ』は つま先にヒュッと乗って回るだけなの。その時に、男性がクルッと持ち上げて回すのよ。『チャッチャ』では、できるだけ自分の体重をつま先に乗せて、体を持ち上げる。バレリーナのように。軽やかな妖精のように」
「うーん。わかった。妖精のように、ね」
「そうだよ。重たいと回れないんだよ。左手は、その、妖精のバレエのように軽やかにね。スピード出して」

そうしてもう一度弾いてもらうと、どうでしょう。
Mちゃんのショパンは、まるで別人の演奏のように、「軽やかな妖精のバレエ」みたいになった!\(^O^)/
テンポは、ある程度速く、その曲に合った速度で弾かないと、軽やかさが出ないのです。
よしっ、この調子だ。限りなく妖精のテンポと軽やかさに近づけるようにね。

さて、Mちゃんも、M3ちゃんとの歌物語を歌います。
昔々の、王女と召使いの 運命にもてあそばれた悲しい物語・・・必聴!

来週はコンサート - 歌姫M3ちゃん

2011年10月21日 | レッスン日記(小中高生)
M3ちゃん(中1):
「アルプスの夕ばえ」の仕上げに入っています。
中学1年生のM3ちゃんの手にとっては、オクターブや幅の広い和音連続の(というより、オクターブと幅広和音のみで構成されている)「アルプスの夕ばえ」は、かなりしんどいだろうと思います。
が、よくがんばったと思います。
この「アルプスの夕ばえ」は、アルプスの風景を描写した音楽で、最初のわき上がってくるような旋律と、一番最後の華やかなフィニッシュが とてもゴージャスです。
夏から秋までかかって、とうとうフィニッシュまできたので、ここをいかに堂々と、華々しく終わるかが演奏の鍵です。
これまでに見聞きした さまざまな演奏、舞台、映画やTVなど、あらゆるイメージを総動員して、華やかなフィニッシュを決めてほしいです。

M3ちゃんはコンサートの日、歌も歌います。
なんと「カルメン」の中の「ハバネラ」を独唱、そしてMちゃんとのユニットで歌物語も披露します。
とても美しい「歌姫」の歌は、ピアノよりずっと安心!
これもコンサート当日のお楽しみです。

来週はコンサート - ウォーリーズ リハーサル

2011年10月21日 | レッスン日記(小中高生)
Tちゃん(小4)とTくん(小6)の「T&Tきょうだい」を、合奏の練習に呼んでありました。
今日、金曜日は、もとK小学校でT&Tと一緒、今はK中学校に行っている「M&M」のMちゃん(中1)とM3ちゃん(中1)のレッスン日なので、彼女たちの卒業以来 半年ぶりの「ウォーリーズ」メンバーのリユニオン(再結集)となりました。 

オープニングの「ワン・ノート・サンバ」、全員合奏の「アダムス・ファミリー」「セント・トーマス」「ドキドキ・タイム」を、4人で合奏しました。
ウォーリーズたちは、もうコンサートを何度も経験し、アンサンブルにも慣れていますし、教室での古株ということもあって、それぞれ重要な役割や楽器を担当しています。

おばけの一家を主人公としたTVや映画のテーマ「アダムス・ファミリー」は、Tくんの不気味なエレクトーンのイントロに始まり、Mちゃんのピアノ、M3ちゃんの伴奏、そしてTちゃんの鉄琴オブリガートで、合奏を支えることになっています。

ゲストとセッションする予定の「セント・トーマス」では、Tちゃんがエレクトーン、Tくんが鉄琴と入れ替わり、Mちゃんはとてもかっこいいデジタルホーン、そしてM3ちゃんは、学校のブラスバンドで担当しているトロンボーンを吹く予定。

どの曲も、毎週1回弾くだけなのですが、ウォーリーズたちは全員、ちゃんと手順を心得ていてバッチリ。
ウォーリーといわれるほど しょっちゅう忘れ物ばっかりしてる彼らですが、こうやって揃うと なかなか頼もしい。
君たち、下級生たちをしっかりサポートしてやっておくれ。