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HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

アイリッシュ・パブ 新宿ダブリナーズ

2009年03月17日 | いろんな楽器
今日、3月17日は「聖(セント)パトリック・デー」。
アイルランドにキリスト教を広めた聖人、聖パトリックの命日で、アイルランドのお祭りです。
ここ2~3年、ヒバリは原宿の表参道で行われる「聖パトリック・デーパレード」を見物に行ってたんですが、今年は パトリック・デー当日の晩の「アイリッシュ・ミュージックのライブ」に出かけました。

場所は新宿駅すぐ近くの「ライオン会館」の二階にある「新宿ダブリナーズ」です。
「アイリッシュ・パブって一度行ってみたかったの!」という魔女と二人、またしても飲めない女二人です。

店内はものすごく混んでて、お客さんも立ったまま飲んでる人でいっぱいです。
お客さんも店員も、半分くらいはイギリス人みたいな人で英語が飛び交い、3年前に行ったロンドンのパブに また飛び込んだような感覚。
オーダーしたドリンクなどの代金も、その場でソク現金払いのイギリス方式そのままだし、もう気分はすっかりイギリス観光。

共に飲めない魔女とヒバリは、それぞれジンジャーエールとクランベリードリンクを注文することにしましたが、せっかくのアイリッシュ・パブなんだから、ギネスビールを味見してみよう!ということで、二人でひとつだけギネスを頼みました。

「フィッシュ&チップスも絶対取らなきゃね!」と、ようやく割り込んだカウンターで イギリス人(たぶん)のウェイターさんにオーダーしたはいいけど、待てどくらせど持ってくる気配がない。
もうライブが始まっちゃうから、よく見える場所まで行きたいのに~
「フィッシュ&チップス持ってこないね」
「きっと忘れちゃったんだよ。ほったらかして行っちゃお!」
ヒバリと魔女はカウンターを離れ、本日の演奏バンド「Cuckoo Jam」の真ん前の場所へ、さっき注文した3つのドリンクを持って移動しました。

バンドの編成はフィドル(アイリッシュやブルーグラスなんかで使うヴァイオリンの一種)とギター、マンドリン、アコーディオンなどです。(でも演奏者は二人です)
フィドルのおじさん、お帽子がキュート♪ アイルランドの人なんでしょうか・・・
ジグやポルカなどのリズミカルなダンス音楽も楽しくていいし、スローテンポの素朴なアイルランド民謡なども、ジーンと胸にしみるような美しい調べです。
「そうだ、ステッカー♪」
魔女がバッグから、四つ葉のクローバーのステッカーを出してくれました。
アイルランドのシンボルは、シャムロック(クローバー)と、その色である緑色。
今日 私たち二人は、緑色の服を着て、そのステッカーを顔に貼る、のはちょっとはばかられたため 服の胸や手の甲にペタペタ貼り付けました。 気分出さなきゃね?! おっちょこ~

アイリッシュ音楽はとっても楽しくて、聴いているうちに知らず知らず体が揺れてくるし、手拍子を打ったり、足がひとりでに動いて ひそかにステップを踏み始めたりしちゃうんだけど、こんなにお客さんいっぱい、しかも若い外国の人たちもいっぱいなのに、だれも踊らないんだね。
夏に行くビアガーデンみたいに、みんな踊ればいいのに~ そしたら一緒に踊っちゃうのにな・・・と かろうじて踊りを踏みとどまったヒバリであった。

と、人混みをかき分けるようにして、さっきのイギリス人ウェイターのお兄さんが「フィッシュ&チップス注文された方~」と うちら二人を捜し当てて持ってきてくれた。
しまった!忘れてるかと思ってシカトしてたのに、覚えてたのか。悪かったね・・・でも、よく顔覚えてたね。すごい!

そうこうしてるうちに、二人で一つだけ頼んで、どうせ飲めない二人なのでチビチビ飲んではカウンターに置き去りにしてたギネスビールが、だんだんドサクサに紛れて押しやられていき、私たちの前に立って盛り上がってた若い外人さんグループの誰かに飲まれちゃってた。
「あ・・・飲まれちゃってる・・・」
「いいよ、どうせもう飲まないもん、知らんぷり、知らんぷり」
などと言ってるうち、前の方ではひとつ余分のギネスに気づいたもよう。
「コレ誰んだ~?」などと 謎のギネスをめぐって「?????」となってるようでした。(^○^)(^○^)(^○^)

あー、おもしろいアイリッシュ・パブ体験であった。
まさか新宿に、こんなイギリスがあるなんて知らなかったよ。

銀座ロッキートップ

2009年02月20日 | いろんな楽器
おとといの超クラシックなイタリアンレストランとは打って変わって、今日は超~アメリカン&カントリーテイストの ブルーグラスライブだ。
ハモプリの ミケとヒバリの二人で出かけました。(またしても飲めない女二人で)

場所は銀座のど真ん中。
銀座四丁目交差点のほど近く、アマンドの角を回った とあるビルの3Fに、「ROCKY TOP」というそのライブハウスはありました。

演奏は、ブルーグラスバンド「TOKYO UPTIGHT」。
ギター、ベース、バンジョー、マンドリンによる バッリバリのブルーグラスの曲の数々が めちゃめちゃごきげん\(^O^)/
こんな本格派ブルーグラスが聴きたかったんだ♪

店内はアーリーアメリカン調の調度にインディアンやカウボーイグッズ、バンジョーなどの楽器が飾られています。
よもや銀座のど真ん中にこんな異空間が隠されていようとは(@o@)


ごきげんなアメリカンタイムを過ごし、外に出ると、そこはさっきのアメリカンなど何事もなかったような、シックでアーバンな銀座の夜なのでした。

♪ウィンドチャイム

2009年02月04日 | いろんな楽器
Rくん(小1):
玄関のチャイムが ♪ピンポ~ン と鳴って、インターフォンで「○○でーす」と名乗る・・・・ ふつう、これがみんなの登場の様子ですが、Rくんは違います。

♪ピンポン♪は鳴らず、ドアがそーっと開いた気配がし、続いて 玄関ホールの窓辺にかけてあるウインドチャイムが ♪シャラ~ン チュラ~ン と かすかな音色を奏でる・・・
これで、Rくんが来たってことがわかるのです。

最初のうちは、Rくんがドアを開けたときに風がはいって、ウィンドチャイムが鳴ったのかな、と思っていましたが、考えてみたら そうそう大きな風が入るわけもなく・・・
つまり毎回、Rくんが うーんと手を伸ばして、♪シャラ~ンと鳴らしてるんだよね。(^◇^)

このウィンドチャイム、下北沢の雑貨屋さんの店頭にかけてあったんですが、私がその美しい音色に一目惚れしてしまい、わざわざ取り外してもらって買ってきたのです。

丸い木の板の下に、シャンデリア状に 長い4本のパイプが下がっています。
窓からの光を受け、足元にピアニスト&弦楽四重奏団を控えたこの姿は、まるで教会のカリヨンみたいに神々しいじゃありませんか?!

鳴らすと、あっと驚くようなハーモニーが広がる。
遠い草原をわたる風の音のような 木々の葉のさざめきのような 妖精のハープのような 中世の教会のカリヨンのような その響き。
ひとたび鳴らせば、その音色のとりこ。

Rくんも、先生と同感なのかな。
同じ音楽が好きな人って、なんか「おともだち!」みたいな気持ちになっちゃうもの。
Rくん、仲間だね!


今日は、帰りにお迎えにきたお母さんが、「この曲が気に入って、ピアノで音をさがして一生懸命弾いてるんです。楽譜を書いてやりたいんですけど、私にはうまく書けないので、先生に書いていただけませんか」と、CDを渡してくれました。
「ONE」という曲です。
来週、楽譜を作っておきますね、と約束して、お母さんとRくんは帰っていきました。

楽しみだ。Rくん、喜んで弾いてくれるといいな~♪

カスタネットとフィンガーシンバル

2008年12月07日 | いろんな楽器
Cさんが クリスマスコンサートの練習に来ました。
ピアノの演奏をレッスンした後、ヒバリのピアノとCさんのカスタネットでコラボレーションする「アベマリア」の演奏スタイルを考えながら打ち合わせし、
「うん、こんな感じでやろう!」と決めた その時です。

Cさんが、「ネットでこれ買いました♪」と見せてくれたのは、小さな『フィンガーシンバル』の4枚セット。

先週の練習のときに、Cさんが「こんなシンバルがほしいんだけど、名前がわからないし、どこで売ってるか・・・?」と言っていたので、
「ネットで検索してみたらいいんじゃない?海外の商品でも、簡単に買えるよ」と言ってみたのですが、Cさんはその日に帰ってすぐに、検索→購入できた、とのことでした。
音を出してもらったら、すごーく響く、きれいな音!
もう練習は終わってたんだけど、「せっかくだから、これでもうひとつ、なんかやろう♪f\(^O^)/\(^O^)/」
ということになり、さっそくもう1曲、二人とも即興で演奏してみた!
わーい、すごくいいのができたよ!!

ということで、クリスマスには、これもやることに決めました。

何の曲をやるかは、当日のお楽しみってことで・・・(^_-)

カスタネット&ピアノコラボ

2008年12月01日 | いろんな楽器
若い友人のCさんが、下北沢のヒバリ教室を訪れました。
2週間後に開く「チャティークリスマスコンサート」に出演するため、練習にきたのです。

実はCさんは、スペイン舞踊の舞踊家で先生でもあるのですが、今回は「アマチュアピアニスト」としての謙虚な出演です。(^_^)

「ショパンのノクターン」を軽くレッスンした後、もう一つ こちらは「スペイン舞踊家」としての顔で、ヒバリのピアノと一緒に カスタネット演奏で、何か美しいクラシック曲のコラボをしよう、ということにしました。

彼女の好みは 情熱的なリスト、とのことですが、手のチビッコなヒバリがリストを素敵に弾くためには、期間をかけて あれこれと裏技や仕掛けを網羅すべく周到な準備の網を張り巡らさないと、譜面通り弾いたのではしょぼくなってしまいます。
今からじゃとても無理! だって他の練習で手一杯だもん。

「リスト~♪ リスト~♪」と念仏のように歌っている彼女の横で、ヒバリは真剣に楽譜を繰り、「これはどう?」と決めたのがシューベルトの「アヴェ・マリア」です。

クリスマスコンサートにぴったりな、そして夢のように美しいシューベルトの「アヴェ・マリア」は、Cさんもヒバリも大好きな曲です。
今回は、その「アヴェ・マリア」を、Cさん好みの「リスト風情熱的スタイル」で弾くことで、彼女との合意が成り立ちました。ホッ (^o^;)

本番楽しみだ~♪

フラメンコ・サロンコンサート

2008年11月09日 | いろんな楽器
若い友人で舞踊家の CHIHIROさんが、フラメンコ&カスタネットのサロンコンサートを開いたので、調布の「スペース・オブバイフォー」へ出かけてきました。
前半はスペイン音楽に乗せてのフラメンコダンス。
彼女と妹のSAORIさんとの二人が、艶(あで)やかなソロやデュエットで舞い踊る姿は、「妖艶」と言ってもいいほどの美しさでした。
後半は、一般にフラメンコでは使われないであろうクラシック音楽・・・サン・サーンスの「白鳥」に乗せて 純白の扇を使って舞う踊りや、リストのピアノ曲「愛の夢第3番」にカスタネットをフィーチャーしての「パーカッションダンス」といえるような踊りなど、CHIHIROさんの 新しい試みへの若々しい情熱を感じました。
カスタネットはね、両手にそれぞれカスタネットをつけて、チャララッ、チャララッ、チャララッ♪ってやってたんだよ。
そして、時折り両手のカスタネット同士を、カチャン!って打ち合わせてた。
パーカッション好きのヒバリは、さっそく家に帰って、ピアノのレッスンの時に使う赤と青のカスタネットを両手にはめて、チャララッ、チャララッ、チャララッ♪と カチャン!を真似してやってみたんだよ~ん でへへ・・・ f(^ー^;
ヒバリの好きなタップダンスも、ある意味 靴を使ったパーカッションだし、(フラメンコだってそうだ)世の中にはいろんなパーカッションがあっておもしろいな~♪

プリズン東京

2008年09月30日 | いろんな楽器
東中野からすぐ近くの「プリズン東京」というライブハウスに、TAP & DANCE セッションを見にいきました。
というか、「タップシューズ持ってきて!」と言われていたので なにげに持っていったら、観客の私たちも「インプロ(インプロヴィゼーション。即興演奏のことです)」を回されて、イヤでも応でもなんかやらなきゃ!でした。
プリズン東京は、タップダンス用の木のステージが作られていて、主催者のKOTOMIさんと共に これから定期的に こういったセッションやライブを行い、タップを広めていく計画なのだそうです。
小さい女の子たちが ごきげんなリズムタップのインプロをやっていたり、タップの他にもブレイクダンスのすごい踊りが披露されたり、そして生演奏のキーボーディストやパーカッショニストも ごきげんなセンスでした♪♪♪
あー、生はいいな。最高!

Dancing Heart 2008

2008年09月28日 | いろんな楽器
ダンシング・ハート・2008。
それは「富田かおるタップダンス・カンパニー」主催の、2年に1度の発表会です。
実は今までだまっていましたが、ヒバリは2年前から ここでタップダンスを習っていて、今日は初めての出演なのでした (^^ゞ
昨日は前日の舞台稽古(そのため夕方、それが終わって新宿を歩いていて『バイオリン・トニー』のストリートパフォーマンスを見た)、そして今日が本番、昼夜2回公演です。
場所は新宿文化センターの大ホール。
新宿区出身のヒバリにとって ここは、何度も何度も、このステージでピアノを弾いたり歌ったり、家族・友人・知人や区主催の演奏会を見たりしてきて、大変なじみ深い「ホームグラウンド」といってもいいようなホールです。
しかし今日はダンス公演なので、バックにおなじみの白い音響版はなく、その分やけに舞台の奥行きが広がり、スクリーンに色とりどりの照明や映像が華やかに輝き、スポットライトが当たり、スモークが焚かれ(あまーい香りがした!)緞帳やオペラカーテンが下がり、そして床にはタップ板が敷き詰められ・・・
全然知らない劇場みたいになってた!
ヒバリは初参加だし1曲しか出なかったけど、マンハッタン・トランスファーの”Four Brothers”というそのナンバーは、ヒバリの大好きなアップテンポのジャズだったのでごきげんでした。
大勢のベテランさんたちの中に混じって踊らせてもらい、全く自信なかったしミスもしたし・・・と あやうくブルーになりそうだったけど、見に来てくれた家族や友人・知人たちは誰一人そんなことに気づかず、「すごくよかった。楽しかった」と喜んでくれたので、「えっ、ほんと?\(^O^)/」と、一気にパァァ・・・とハッピーになりました。
タップダンスは、まだまだ日本ではマイナーなジャンルのダンスだと思うけど、「踊る」というより、足(靴)を打楽器とした「パーカッション演奏」という方がぴったりな気がします。
楽しく踊れて、同時にパーカッション演奏もできる。まさに一石二鳥だ♪♪♪
音楽好き、リズム好き、ノリノリ大好きのヒバリにはうってつけじゃん!
これから、もっと上手にいろんなステップが踏めるよう、がんばるぞー \(^O^)/



ちっちゃなバイオリニスト

2008年09月27日 | いろんな楽器
夜の7時近く、JR新宿駅の構内を歩いていたときのこと。
バイオリンの調べと人だかりに、「路上パフォーマンスだ!」と直感したヒバリは、いそいそ その発信源へ向かいました。
人混みをかき分けて中央の「ステージ」前に出てみると・・・
そこにいたのは、マリオネットのバイオリニストでした!
外国人の若者が操る糸の下では、ちゃんとブラックスーツ&蝶タイで正装した ちっちゃなバイオリニストがブラームスを熱演しているではないか。
音はCDだけど、バイオリニストの右手に持った弓は 曲に合わせてしなやかにボーイングし、左手は小刻みにトレモロを加えています。
手だけでなく、体全体を揺らしてリズムに乗り、足でステップを踏み、音楽に没入しているようすです。その演奏姿や完成度の高さ、ちょうどNHKのTV番組「ゆうがたクインテット」の楽員たちとそっくりだ。
見て! 正面には、ちっちゃな譜面台もあるよ。
芸術家らしくロングヘアーで、立派なヒゲを蓄えた「彼」の風貌、なんか親しみがある・・・と思ったら、「ダーリンは外国人」のトニーさんに似てる。
ちっちゃなバイオリニストの『トニーさん』は、1曲終えると 堂々たるステージマナーで進み出、優雅にお辞儀をしました。
『黒子』の青年も、一緒にお辞儀をしました。聴衆からは拍手かっさい。
あーおもしろかった。\(^O^)/今日、この時間に、ここを通ってよかった。
・・・って、なんで今日、この時間に新宿をとおったか?
それは明日の日記に書きます。

高円寺ライブの夜

2005年09月15日 | いろんな楽器
それは夕べのことです。
OBの若いもんが ドラムのトラ(客演)で出演しているというので、高円寺のライブハウス『CLUB LINER』に行きました。
お目当てのバンド『ファージ』はラストの出演です。
大音響で ガンガン絶叫するのかな~、と思っていたらさにあらず。
中央バックのドラマーだけでなく ギタリストもベーシストもその他の楽器も、全員 着席しての演奏だった。
楽器は他に、ラテンパーカッションのコンガみたいな太鼓(1本だけだったからコンガじゃないね。アシーコ、ってやつかなあ)とシンセ。
30分間のステージ全て、レゲエテイストのサウンドだった。
ドラムのビートに、太鼓の トロピカルな、そしてそこはかとなくエイジアンな香りの 揺れのあるリズムが気持ちよく重なり、ゆらゆらと心地よい揺らぎの世界へ。
ギター、男声と女声とのデュエットもクリアで気持ちよく、そこへシンセがかぶる。
ある時はピアノサウンド、ある時はブラスやストリング風、またある時はピアニカを使って。
そして時おり響く、透明な音色のウィンドチャイム。 しゃらら~ん・・・・♪
ゆったり、まったり、ゆらゆら。
いいよ~o(^o^)o
トークがほとんどないのも気に入った。
聞くところによると、このウィンドチャイム、寡黙なリーダー自らによる手製だとか。
あ~ん、私にも作ってほしいよ~♪

ライブがハネての帰り途。
下北沢駅に降りると、駅前の「ストリートライブ定位置」となってる路上で、若者が二人、「カリンバ」の演奏をやっていた。
カリンバは、主にアフリカ大陸に 伝わる民族楽器で、小さいタッパーくらいの木の箱の上に 金属の棒みたいなキーを並べ、これを指ではじいて演奏するもの。
この時の彼の演奏は、沖縄スケールのアドリブ演奏で・・・
ゆったり、まったり、ゆらゆら。
なんか公園とかで、シャボン玉パフォーマンスを見てるような気分になる音楽だった。
すっかり気に入って立ち止まったけど、私以外に観客はだれもいない。
おーい、みんな~、聴こうよ~・・・
結局 弾き終わった彼は私一人の拍手にお辞儀をしてくれました。
カリンバの曲のキー、そしてスケールは 演奏者がその都度 作るそうで、だからカリンバも、いろんなキー、いろんなスケールのものを いっぱい持ってるとのことでした。

一晩で、ゆったり・まったり・ゆらゆらを 2回も体験できた夜でした\(^O^)/

カフェ・アンサンブル ファミリーコンサート05夏

2005年08月14日 | いろんな楽器
いつもお世話になっている カフェ・アンサンブルさんの、「ファミリーコンサート」にお邪魔しました。
毎年 お正月と夏休みに、ご家族みなさんの演奏で開いてくださるコンサートです。
今年も、オーナーさんの司会、オーナー夫人のメゾソプラノ、三男ご夫妻によるチェロ&ヴァイオリンアンサンブルなど、心暖まる演奏がいっぱいつまった、アットホームなコンサートでした。
オーナー夫人の「さとうきび畑」の熱唱はすばらしく、客席のあちこちで 涙を拭う人の姿が見られました。
「歌える限り挑戦しようと思います」とおっしゃる前向きな姿勢には、感心します。
70才を越えていらっしゃるとのことですが、毎回コンサートを拝見する度に、年々 若く美しくなられてるので びっくり!
これは この前向きなチャレンジ精神のおかげに違いありません♪
先輩女性として見習いたいことがいっぱいです。
三男ご夫妻のデュエットによる「ウエストサイド・ストーリー」のナンバーの数々も
素敵でした。
ヴァイオリン・・・マリア、チェロ・・・トニー と配役された「トゥナイト」始め、どの曲も アレンジといい表現といい、私の「こんな風に弾いてもらいたいなあ」という感覚とぴったり一致!
すっごく居心地のいい、大満足の演奏でした\(^O^)/
そして、今日一番嬉しかったのは、マスター(二男さん)が、ピアノ演奏で出演したこと。
これまで 私が見る限り、コンサートでは、いつもカウンターの奥でコーヒーのサービスだけしていたマスターですが、今日は グノーの「アヴェ・マリア」のピアノ(バッハの“平均率クラヴィーア曲集”1番)を弾いてくれました。
オーナー夫人の歌&三男さんのチェロと合わせて 3人でのアンサンブル、素敵でした。
マスター、これからも毎回、出演してね。
次回・お正月のコンサート、楽しみにしてるよ~ (^O^)/♪

タブラと三味線コラボ

2005年02月03日 | いろんな楽器
下北沢一番街。

全長300メートル位、幅といえば車1台通るのがやっと、というミクロな世界ですが、ここには 他では見られないグローバルな世界が詰め込まれています。

今夜は、先日の『豆まきスポット』とは反対側の端っこ、踏切ぎわにある沖縄料理の店「ネバーネバーランド」へ インドの太鼓『タブラ』と三味線、それに オーストラリアの管楽器『ディジュリデュー』のコラボレーションを聴きにいきました。

『タブラ』については、「コンサートの写真(大人編)」のページでも紹介しています。

大小2つの、ボンゴみたいな太鼓なのですが、その音色の多彩なこと!(@o@)

演奏するのは インドのチャンドラさんです。

手の平、指の腹、指先、いろんな部分を使い、また奏法も、スナップを効かせて打ったり ピアニストみたいに指先で連打したり こすったり、中央を打ったり縁を打ったり、色とりどりの音色を一人の演奏者が打ち出すのです。

バスドラムみたいなダン!ダン!という音、タムタムみたいな音、スネアみたいな高くて固い音、それに加えて アジアの楽器独特というか、『音が出てから音色や音程が変化する』音・・・

これを全て、一人で同時に演奏するんだからすごいね!

目の前の演奏を見てなかったら、何人もの人がセッションしてると思ってしまう。

本格的なタブラの演奏を観たのは初めてなんだけど、めっちゃ気に入ったよ!

\(^O^)/

三味線が またシブイ。

津軽三味線に似たタッチの、ギンギンアップテンポ、即興演奏みたいなワンコードの曲。

ゆったりして どこか哀しい語り部の曲。

演奏は杉中久夫さんです。

この、三味線とタブラのコラボ、というから ごきげんじゃありませんか。

マタギみたいな風情のシャミセニスト(?)と、ニコニコしたインドのパーカッショニストのセッションは、異文化の取り合わせでありながら、とってもしっくり合っていて、まるでお互いがお互いのためにある、みたいに感じさせるのでした。

また、もうひとつの楽器『ディジュリデュー』も すごいインパクトでした。

オーストラリアのアボリジニの人たちが使っているという管楽器で、アルペンホルンをまっすぐにして、全体を同じ太さにしたようなもの、といったらいいのかな・・・

アボリジニに伝わる「森の神様 火喰い鳥」のことを歌った曲を聴かせてくれました。

そうそう、それからなんだかわけのわかんない、「ぴょょ~ん、ぴょょ~ん」という音を出す、シタールみたいな楽器。

それらの楽器が溶け合って醸し出す世界は、すっかり 異次元へのトリップ・・・

ますます妖しい 下北一番街の夜なのでした。

ロバのクリスマス

2002年12月22日 | いろんな楽器
玉川上水にある「ロバハウス」でのライブ「ロバのクリスマス」に行きました。
不思議なキノコ型の「ロバハウス」の中に入る階段を下りていくと、そこはもう中世の世界。アイルランドの古楽器や不思議な空想楽器を使った合奏も、観客みんなで歌う歌も、なぜか懐かしく心にしみるメロディーです。
「ロバのクリスマスライブ」は年々人気が出て、東京だけでなく神奈川県や愛知県からのお客さんもいました。なんとハンガリーの人も!・・・でもこの人は、日本に住んでいるそうですが(^^ゞ
世界中にファンのいる「ロバの音楽座」です♪

ファゴットコンサート

2002年10月30日 | いろんな楽器
東京フィルの主席ファゴット奏者、大兼久 潔(おおがねく・きよし)さんのサロンコンサートを聴きました。
夢のように美しい音色で、プログラムも私のお好みの曲ばかり。
テレマン、ヒンデミット、シューマンなどを満喫させていただきました。
11月にもサロンコンサートをなさるそうです。
また、12月4日には、正式な演奏会を台東区のミレニアム・ホールで開催とのことです。興味のある方、聴いてみては・・・?
問合先:042-587-4812大兼久 潔さん宛  E-mail ohganeku@jd5.so-net.ne.jp  

小松君のデビュー観ました

2002年08月29日 | いろんな楽器
上野の、文化会館大ホールという 大舞台でのデビューコンサート。
今日出演した 若き演奏家たちは、みんな堂々として、しかも初々しく、素晴らしい演奏でした。
小松君はオーボエ・ファゴット・ピアノの三重奏で、本日のトリを飾りました。
絶え間なく駆けめぐるパッセージ、色彩感あふれる和声。
今日のJ.フランセの曲、私好みです。
アンサンブルの面白さは、メンバー同士での掛け合い、そして呼吸を揃えてのブレイク。もちろん一人ではできない、豊かなサウンド。
彼が"アンサンブル活動"を選んでいるということ、私はとても嬉しく思います。