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木村拓哉、松たか子、大塚寧々、阿部寛、勝村政信、小日向文世、八嶋智人、松本幸四郎、森田一義、国仲涼子、香川照之、古田新太出演。鈴木雅之監督作品。
東京地検・城西支部に戻ってきた久利生公平(木村拓哉)はある日、容疑者が既にその犯行を認めている傷害致死事件を任される。しかし、初公判で一転、被告は犯行を全面否認し無罪を主張するという事態に。しかもこの一件を担当する被告側の代理人は、刑事事件無罪獲得数日本一の弁護士・蒲生一臣(松本幸四郎)だった。また、この事件の背後には、久利生と過去に因縁のある大物代議士・花岡練三郎(森田一義)の存在があり、事件の判決が政界の贈収賄事件に深く関わってくるという。そして証拠集めに奔走した結果、事件の鍵が韓国にあることを突き止めた久利生は、事務官の雨宮舞子(松たか子)と共に韓国・釜山へ向かうのだが…。(allcinema onlineより)
公式サイト
総合:★★★★☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆
ラストドン引き度:★★★★☆
連ドラはリアルタイムで観ていました。主人公の久利生公平のキャラに凄く好感が持てて、好きなドラマでした。こんな破天荒な検事、いるわけない、と思いつつ、いたらいいな・・・と思わせてくれるキャラでした。
スペシャルドラマも観ましたが、中井貴一さんの演技が絶品でした。感動しましたね。
今回の映画、ストーリーも映像・演出も★3つなのに、総合が★4つなのは、全体的に満足したからです。
昨日はレディースディだったので、女性が多かったのですが(おそらく7割以上)、特にオバチャンが多かったです。オバチャンはことあるごとに、笑う笑う。例のラストのシーン、私はドン引きしたのですが、オバチャンはゲラゲラ笑ってました。そんなに笑わんでもと思う程(苦笑)。
連ドラは再放送していましたが、観なかったので、細かいストーリーは忘れていましたが、主役や事務官の雨宮他、脇役の面々のキャラを、観ているうちに思い出せたので、懐かしさや、良い意味でのマンネリに満足できました。久利生の破天荒さに周りが巻き込まれていくなんて、マンネリ以外の何物でもないですが、それがまたいいのです。
今回、私は特に阿部寛さんの芝山が良かったですね。しかし、やっぱりデカいな阿部ちゃんは(笑)。頭一つじゃなくて二つくらいデカいよ、みんなより。
他の面々は相変わらず上手い演技ですが、松たか子演じる雨宮はより一層キャラが激しくなっていたような(笑)。
大塚寧々さんは、ドラマ「Dr.コトー」あたりから上手い人だなと思うようになりました。今回も綺麗だし、いい感じ。昔のドラマとか、観ていられないくらい下手なんですよ(ファンの方すみません)。いやもうほんとにびっくりするくらい。やっぱり年や経験を重ねないと上手くならないんですね、演技って。
久利生検事の裁判での様子は連ドラではなかったような?今回は半分くらい裁判所での様子を描いてました。久利生検事が「真実を明らかにするために・・・」と裁判で言うのですが、正直、「それでもボクはやってない」を観た者としてはシラーとしてしまうわけで(笑)。ただこの映画はフィクションであり、久利生検事がいる世界の裁判所は、真実を明らかにする場所なんだろう(爆)と、無理やり自分を納得させて観てました。
久利生検事がやっている裁判の裏に大きな陰謀が隠れているとしても、自分の裁判に心血を注ぐ姿勢は、やはり共感するし、全ての検事さんにそうあって欲しいと願いますね。
松本幸四郎さんは、さすがに威厳があり、弁護士役が似合ってましたが、タモリこと、森田一義氏は・・・あれはミスキャストだよねぇ。迫力はないし、大物政治家に見えない・・・。もっと他にいるだろう~~。話題性だけでキャストを決めると映画の質が下がると思います。
あと、イ・ビョンホンが出てきましたが、あれ、韓国である意味がないし(中国の方がよっぽどありえる)、イ・ビョンホンの出演はごくわずか。彼である意味が分からない。なくても普通に成立するストーリーでした。百歩譲っても、あの通訳が一人で頑張ってたとしか言えません。
スペシャルに出演していた中井貴一さんと綾瀬はるかさんが出てましたが、これもいらないパート。テレビで観ていたら、おそらく文句は言わなかったでしょうが、映画だといらないモノは非常に浮いて見えるんですよね。久利生検事が自分の気持ちを吐露するために中井貴一さんが必要だったとすれば、綾瀬はるかさんは、もう本当にいらない。(綾瀬はるかさんには何の恨みもありません・笑)もしかして、続編への伏線なのか?
あと、話題のラストですが(笑)、キスをすることは知っていたのですが、どんなシチュエーションなのかな~と思ってました。が、いざそのシーンになったら、ドン引き(爆)。
あんなにすんなり??もうちょっとドタバタして、あ!っと思った時にはキスしてる、とかそういうのが良かったな~(笑)。雨宮がさらわれたシーンで、車から降りた雨宮が久利生に抱きついたシーンの方がよっぽど意外性があって、ドキっとしましたよ。
二人の気持ちは十分観客に伝わってるので、しなくていいとさえ、思いました。せっかく映画全体としては楽しめたのにな~~。最後にケチがついてしまいました。
ちなみに私はキムタク、好きでも嫌いでもありません。でもキムタクドラマはよく観るかな。外れが少ないので。
ちなみに映画で「HERO」といえば、ジェット・リー主演の「HERO英雄」なわけですよ。なので、自分のレビューのタイトルを「HERO」から「HERO 英雄」と付け足しました(苦笑)。
木村拓哉、松たか子、大塚寧々、阿部寛、勝村政信、小日向文世、八嶋智人、松本幸四郎、森田一義、国仲涼子、香川照之、古田新太出演。鈴木雅之監督作品。
東京地検・城西支部に戻ってきた久利生公平(木村拓哉)はある日、容疑者が既にその犯行を認めている傷害致死事件を任される。しかし、初公判で一転、被告は犯行を全面否認し無罪を主張するという事態に。しかもこの一件を担当する被告側の代理人は、刑事事件無罪獲得数日本一の弁護士・蒲生一臣(松本幸四郎)だった。また、この事件の背後には、久利生と過去に因縁のある大物代議士・花岡練三郎(森田一義)の存在があり、事件の判決が政界の贈収賄事件に深く関わってくるという。そして証拠集めに奔走した結果、事件の鍵が韓国にあることを突き止めた久利生は、事務官の雨宮舞子(松たか子)と共に韓国・釜山へ向かうのだが…。(allcinema onlineより)
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総合:★★★★☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆
ラストドン引き度:★★★★☆
連ドラはリアルタイムで観ていました。主人公の久利生公平のキャラに凄く好感が持てて、好きなドラマでした。こんな破天荒な検事、いるわけない、と思いつつ、いたらいいな・・・と思わせてくれるキャラでした。
スペシャルドラマも観ましたが、中井貴一さんの演技が絶品でした。感動しましたね。
今回の映画、ストーリーも映像・演出も★3つなのに、総合が★4つなのは、全体的に満足したからです。
昨日はレディースディだったので、女性が多かったのですが(おそらく7割以上)、特にオバチャンが多かったです。オバチャンはことあるごとに、笑う笑う。例のラストのシーン、私はドン引きしたのですが、オバチャンはゲラゲラ笑ってました。そんなに笑わんでもと思う程(苦笑)。
連ドラは再放送していましたが、観なかったので、細かいストーリーは忘れていましたが、主役や事務官の雨宮他、脇役の面々のキャラを、観ているうちに思い出せたので、懐かしさや、良い意味でのマンネリに満足できました。久利生の破天荒さに周りが巻き込まれていくなんて、マンネリ以外の何物でもないですが、それがまたいいのです。
今回、私は特に阿部寛さんの芝山が良かったですね。しかし、やっぱりデカいな阿部ちゃんは(笑)。頭一つじゃなくて二つくらいデカいよ、みんなより。
他の面々は相変わらず上手い演技ですが、松たか子演じる雨宮はより一層キャラが激しくなっていたような(笑)。
大塚寧々さんは、ドラマ「Dr.コトー」あたりから上手い人だなと思うようになりました。今回も綺麗だし、いい感じ。昔のドラマとか、観ていられないくらい下手なんですよ(ファンの方すみません)。いやもうほんとにびっくりするくらい。やっぱり年や経験を重ねないと上手くならないんですね、演技って。
久利生検事の裁判での様子は連ドラではなかったような?今回は半分くらい裁判所での様子を描いてました。久利生検事が「真実を明らかにするために・・・」と裁判で言うのですが、正直、「それでもボクはやってない」を観た者としてはシラーとしてしまうわけで(笑)。ただこの映画はフィクションであり、久利生検事がいる世界の裁判所は、真実を明らかにする場所なんだろう(爆)と、無理やり自分を納得させて観てました。
久利生検事がやっている裁判の裏に大きな陰謀が隠れているとしても、自分の裁判に心血を注ぐ姿勢は、やはり共感するし、全ての検事さんにそうあって欲しいと願いますね。
松本幸四郎さんは、さすがに威厳があり、弁護士役が似合ってましたが、タモリこと、森田一義氏は・・・あれはミスキャストだよねぇ。迫力はないし、大物政治家に見えない・・・。もっと他にいるだろう~~。話題性だけでキャストを決めると映画の質が下がると思います。
あと、イ・ビョンホンが出てきましたが、あれ、韓国である意味がないし(中国の方がよっぽどありえる)、イ・ビョンホンの出演はごくわずか。彼である意味が分からない。なくても普通に成立するストーリーでした。百歩譲っても、あの通訳が一人で頑張ってたとしか言えません。
スペシャルに出演していた中井貴一さんと綾瀬はるかさんが出てましたが、これもいらないパート。テレビで観ていたら、おそらく文句は言わなかったでしょうが、映画だといらないモノは非常に浮いて見えるんですよね。久利生検事が自分の気持ちを吐露するために中井貴一さんが必要だったとすれば、綾瀬はるかさんは、もう本当にいらない。(綾瀬はるかさんには何の恨みもありません・笑)もしかして、続編への伏線なのか?
あと、話題のラストですが(笑)、キスをすることは知っていたのですが、どんなシチュエーションなのかな~と思ってました。が、いざそのシーンになったら、ドン引き(爆)。
あんなにすんなり??もうちょっとドタバタして、あ!っと思った時にはキスしてる、とかそういうのが良かったな~(笑)。雨宮がさらわれたシーンで、車から降りた雨宮が久利生に抱きついたシーンの方がよっぽど意外性があって、ドキっとしましたよ。
二人の気持ちは十分観客に伝わってるので、しなくていいとさえ、思いました。せっかく映画全体としては楽しめたのにな~~。最後にケチがついてしまいました。
ちなみに私はキムタク、好きでも嫌いでもありません。でもキムタクドラマはよく観るかな。外れが少ないので。
ちなみに映画で「HERO」といえば、ジェット・リー主演の「HERO英雄」なわけですよ。なので、自分のレビューのタイトルを「HERO」から「HERO 英雄」と付け足しました(苦笑)。