Movies!!

映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

長い散歩

2007-08-23 15:14:51 | 映画(な行)
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緒形拳、高岡早紀、杉浦花菜、松田翔太、大橋智和、奥田瑛ニ出演。奥田瑛ニ監督作品。06年。

名古屋の高校で校長を勤め上げ定年退職した初老の男、安田松太郎。教育者としての厳格さがアダとなり、幸せな家庭を築けず、アルコール依存症だった妻を亡くし、一人娘からは憎しみを持たれていた。ある日、松太郎は引っ越し先のアパートで一人の少女、幸(サチ)と出会う。隣の部屋で母親と2人で暮らしている彼女は、その母親から激しい虐待を受け、誰とも心を通わせることが出来なくなっていた。そして、ついに見かねた松太郎は少女を救い出し、彼にとって数少ない家族との幸せな思い出の地である山を目指し旅に出る。しかし2日後、幸の母親が警察に届け出たことで、松太郎は誘拐犯として警察から追われる身となってしまう。(allcinema onlineより)

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆
子役の子のふてぶてしさが良かった度:★★★☆☆

2006年のモントリオール映画祭でグランプリを受賞した映画です。劇場で観たいなと思ったのですが、DVD鑑賞になりました。

あらすじを知った時点では、もしかしてちょっと退屈するかな?と思ったのですが、退屈することなく観れました。痛さ的には予想通りといったところでしたね。

虐待を受けている少女と旅に出てしまう初老の男性の話しですが、子役の子の演技がいいですね。正直、途中まではちっとも可愛くありません。愛想ないし、口悪いし、笑わないし。でもそうなってしまう過程がちゃんと描かれているので、自然に受け入れられます。しかし、私が観ると、虐待されている子を見つけたら、ああすればいいのに、こうすればいいのに、と余計な事を考えながら見てしまうので、そういう知識が逆に邪魔です(苦笑)。

初老人と少女の危うい関係(いやらしいという意味ではありません)の中、出会う青年が松田翔太演じるワタル。これがいい清涼剤になって、幸も笑顔を見せるようになります。3人で仲良く旅を続けるのかな~と思いきや、あっさり自殺。あれはびっくりした。そうこうしているうちに、警察の追っ手も迫ります。

刑務所から出所した安田は、幸の幻覚を見ますが、安田が捕まった後の幸の行方が気になりました。親元に戻ったんでしょうか。それとも警察がちゃんと幸の身体を痣を見つけてくれたのでしょうか。

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

2007-08-23 14:16:38 | 映画(は行)
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ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、レイフ・ファインズ、マイケル・ガンボン、イメルダ・スタウントン、ゲイリー・オールドマン出演。デヴィッド・イェーツ監督作品。

ホグワーツ魔法学校の5年生に進級したハリーはある日、人間界で魔法を使ってしまい、魔法界を追放されかねない立場に追い込まれる。ヴォルデモート卿の復活が起因と証言したダンブルドア校長のおかげで処罰を免れたハリー。しかし、魔法省は、ダンブルドアは魔法大臣の地位を横取りするために嘘の証言をしたと勘ぐり、防衛術を教える女教師を学校全体の監視役として送り込んでくるのだった。一方、ヴォルデモートは仲間を集め、ハリーたちを陥れようと暗躍し始める。その兆しを誰よりも早く察知していたハリーは、ロンやハーマイオニーたちと秘かに“ダンブルドア軍団”を結成するが…。(allcienma onlineより)

公式サイト

総合:★★☆☆☆
ストーリー:★★☆☆☆
映像・演出:★★★☆☆
用語が分からなくて、ついていけなかった度:★★★★☆

公開して約1ヶ月が経ちますが、観てきました。この映画、1~3作目まではDVD鑑賞、前回の4作目は劇場で観ました。感想はこちら

前回、意外と面白かったと記憶してますが、今回はちょっと微妙でした。登場人物の名前が分からないのはいつもの通り(笑)。ダンブルドアが校長の名前だと分かるまでしばらく時間がかかります。前作のレビューでも同じこと書いてるんだから、せめて自分のレビューくらい読んでから観に行けばいいのに(爆)。
今回は登場人物の名前どころかハリーとの関係がさっぱり記憶になく、シリウスがハリーとやたら親しげだけど、誰だっけ?と途中まで分からなかった。誰かがセリフで「名付け親が~~」と言ってくれたので、ああ、そういえばそういう人がいたかも、みたいな。
アズカバンの囚人たちもなんだか見たことあるけど、誰だっけ?ってな感じだし、不死鳥の騎士団の人達も観た事あるような?でも誰??状態。やっぱり楽しむためには、原作を読むか、以前の映画を復習していった方が良さそうです。前回セドリックがどうやって死んだかまで、忘れちゃってるんだから・・・。(死んだことは覚えてた)

あとは用語はさっぱり分かりません。マグルってなんだろう・・・?と観ている間中思ってました。(ウィキペディアを観て、解決しました)普通の人間のことかな・・・?とは思いましたが。他にもいろいろと用語が???なシーンがあって、前回はほとんど気にならなかったのに、今回はなんだかとても置いていかれた気分になりました。
前半はほとんど面白くなく、後半になってやっと面白くなってきた感じでした。でも前回は泣かなかったのに、今回はなぜか泣いてる私(笑)。なので、良いシーンもあるんだよね。
ダンブルドア軍団で魔法の練習をしているシーンは面白かったし、囚人たちに対抗して闘うシーンも面白かった。魔法使いの話し、って感じがしました。シリウスの最期のシーンも悲しかった。ハリーのたった一人の身内、みたいなことをハリーが言ってたしね。

さて。今後、どうするかとちょっと考えなければ、と思います。次回作を観に行く時にDVDを見直して、劇場へ観に行くか、原作を読むか、諦めてDVD鑑賞にするか。
もう観るのをやめるという手もあります(笑)。イマイチ楽しめないので、興味が薄れてきた(苦笑)。

出演者で気になったのは、イメルダ・スタウントン。最近時々観るのですが、憎たらしい教師役の演技が良かったです。ほんとに憎たらしかった(笑)。エマ・トンプソンは前回に引き続き、とっても可愛いです。