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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

ユメ十夜

2007-08-31 11:52:51 | 映画(や行)
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夏目漱石原作の映画化です。出演者、監督等はこちらでご確認下さい。オムニバスなんで、大勢なんです。

オムニバスで10話あるというのと、途中眠くなっちゃったりしながら観てたので、評価はなしにします。
原作は未読。お目当ては松山ケンイチくんでした。
松ケンは、第十夜に登場。眉目秀麗な男の役でしたが、改めて綺麗な顔してるな~と思いながら観てました。が、全体的にコメディタッチになっており、目は飛び出るわ、内蔵はぼとぼと落すわで、凄いことになってましたが(笑)。
美しいけれど、性格は最悪な男の役でしたが、妙に合ってる気が(汗)。

他に良かったのは、第一夜。小泉今日子さんと松尾スズキさんが出演で、実相寺昭雄監督の作品。アヤシイ雰囲気が出ていて、キョンキョンの演技も悪くなかったです。
つい最近、実相寺監督の「姑獲鳥の夏」をDVDで見返したのですが、この手の雰囲気を作るのが得意な監督さんなんですね。作品としては、こちらの映画の方がずっと良かったです。ショートフィルムが得意なのか?
「姑獲鳥の夏」は原作を読んだ後に観ると、雰囲気だけ良くて、ストーリーはなんだこりゃな感じでした・・・。原作未読の時の感想とかなり違う(苦笑)。
第四夜の山本耕史くんが出演しているのも、なかなか良い雰囲気でした。せつない感じが良かった。
阿部サダヲさんが出演していて、松尾スズキさんが監督をしている第六夜は、2ちゃん語が飛び交い、「舞妓Haaaan!!」を思い出しました。
第二夜は市川崑監督の作品で、白黒、セリフなし(字幕が挿入されるけど)でした。「こんな夢をみた」で始まるので、黒沢監督の「夢」という映画を思い出しました。黒澤監督の映画も、夏目漱石の原作を元にしてるのかなと思ったら、違いますね。でも「こんな夢をみた」という始まり方は夏目漱石をパクってるのかも?(言い方は悪いですが)

夢、というだけあって、ねむーくなったので、元気な時に観るのがいいかもしれません。