Movies!!

映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

西遊記 孫悟空誕生 其の壱

2006-07-13 15:18:08 | ドラマ・舞台
ディッキー・チョン、サム・リー、エリック・コット、エドモンド・リョン、アン・ホイ出演。スティーブン・チェン監督作品。

台湾/香港のドラマです。TVドラマは、日本以外の国のものだとアメリカしか見たことない(はず)だったのですが、そろそろ韓国ドラマも見てみようと思っていました。が、先に香港のTVドラマを観ることに。
といっても、なぜ観たのかというと、ニコがゲスト出演しているから(爆)。
別に「西遊記」が嫌いなわけではないですが、さほど興味があるというわけでもなく・・・
ニコは何役で、どんな感じで出ているのだろうと思って観てみました。ニコは鐘馗という役で、悪役かなと思っていたら、結構いい人でした(笑)。孫悟空と仲良くなってましたしねぇ。
やはりとても綺麗でしたよ。衣装も似合ってました。うーん、さすがだわ・・・とポケーっと観ちゃったわけですが(笑)。
出演はあっという間に終わりました。
アクションも披露していて、短いけど見応えはありました。

ドラマの冒頭はサム・リーなんかも出ていて、面白く観ていたのですが、途中から眠くなってしまい、ほとんどストーリーが分からないまま、気がついたら、サミー・チェンが観音様の役でちょこっと出てきたり(凄く綺麗でした!)、エリック・ツァンが仙人みたいな役で出てきて、アクションやってたり、ゲストが豪華でした。
ニコが出てきたとたん、目がぱっちり覚めましたけどね(爆)。ニコの出番が終わった後は、申し訳ないですが、早送りしました(汗)。
で、ラスト、エンディングの歌を聴き始めたら、どこかで聴いた声だなぁと・・・なんとアンディ・ラウが歌ってました(笑)。普通にびっくりしたっ。

このドラマ、ちょっと残念なのが、音声が普通語で、ニコもどうやら吹替えみたいでした。たぶん、ニコの声じゃなかったと思うんだけど・・・
ただ日本語の吹替えは、孫悟空の役を山口勝平さんがやっているようです。さっき知った。この声優さん大好きです。返却する前にもう1回、吹替えで観てみよう。

ジャケ写は台湾版のようです。私がTSUTAYAで借りたジャケは香港版のようで、ジャケにニコの姿も映ってました。

ところでディッキー・チョンとニコラス・ツェーといえば、先日DVD BOXが発売されたばかりのTVドラマ「プライド」で共演していますね。



レンタルは8月から開始なので、とりあえず、レンタルで借りてみようと思います。
ストーリーはかなり面白そうで、しかもジャケットを見る限り、ニコはこれまた美しいです。それだけでよだれが、観てみたいと思いますね。ただもしかしたら、やっぱり音声が普通語だけでニコの声が吹替えかもしれないので、買うのはちょっと・・・それからバリー・ウォンが演出をしているのですが、大真面目なストーリーをバリー・ウォン監督が・・・と思うと不安があります(爆)。
40話って長いですよねぇ。「24」を24話観るのも、かなり大変なんですけど・・・。
バリー・ウォン監督、どこで切り札出したんだろ(爆)。


花田少年史 幽霊と秘密のトンネル(試写会)

2006-07-13 14:19:24 | 映画(は行)
須賀健太、篠原涼子、西村雅彦、北村一輝、安藤希、杉本哲太、もたいまさこ出演。水田伸生監督作品。

近所でも有名なわんぱく少年・花田一路(須賀健太)は、母・寿枝(篠原涼子)とケンカの毎日。そこに父(西村雅彦)、祖父、姉も加わり、花田家は貧しいながらも賑やかな日々を送っていた。ところがある日、一路はトラックと衝突する大事故に遭ってしまう。悲嘆に暮れる家族を下に見ながら天へと昇っていく一路だったが、女子高生の幽霊・聖子のおかげで奇跡の生還を果たす。しかしその影響からか、一路は幽霊が見えるという怖い能力を授かってしまうのだった。(goo映画より)

公式サイト

とっても見たかったこの映画、試写会で観てきました。なんといっても、須賀健太くんのファンである私は、須賀健太くんが主役で出演しているというたけで、半分は満足(笑)。
ストーリーも面白かったです。全体的にも満足でした。映画の宣伝文句じゃないですが、笑いあり、涙あり、ツッコミ所あり(笑)な映画でしたよ。
まさかあんなに泣くとは自分でも思いませんでした。もともと子どもが出ている映画で、涙を誘うようなシーンは非常に涙腺が緩んでしまう方なのですが、前半笑って、中盤あたりから泣くシーンが増えて、泣くかと思ったら笑わせて、笑わせたと思ったら泣かせるというシーンがいくつもありました。
やっぱり須賀健太くんの演技はいいですね~~~。大好きです。可愛い!!
今迄見た須賀健太くんの演技はどちらかというと真面目な役が多かったのですが、今回はわんぱくなやんちゃ坊主でした。なので言葉使いも悪いし、おお、今迄のイメージと違うゾ!という感じでますます魅力的でした。

冒頭のシーンでは、髪の毛が普通にあるのですが、あれはカツラなんでしょうかね?ちょっと違和感あるような(笑)。あんなに髪の長い須賀健太くんは見たことないです。

ストーリーは大事故にあった一路が幽霊に助けられ、その後、幽霊が見えるようになって、まとわりつかれる話が軸になり、それ以外にも父親との関係や友達のソウタ、ソウタの母親、再婚相手、ソウタの亡くなった父親(杉本哲太)などの話が絡んで、面白おかしく、時にはホロリとさせられます。運動会のソウタとソウタのお父さんのシーンではボロ泣きしてしまいました。
ソウタ役の子、名前が分からないのですが、いい演技してましたよ。それにソウタが自分の父親と母親に対する気持ちの葛藤を示すシーンとして、仏壇の前に座っているシーンが何度か挿入されていて、それが運動会のシーンに繋がっています。そういう所を丁寧に撮る事によって、感動を深める事が出来るんだな~~~と勉強になりました。

一路の父親がなぜ漁師をやめたのか、というエピソードの所で一路の気持ちも分かるし、ソウタの気持ちも分かるし、一路の父親の気持ちも分かる!みたいな感じで非常に感情移入しました。

ラストが幽霊の親子対決になり、VFXなシーンになってしまい、ポカーンとしてしまいましたが(笑)、それまでも十分ありえない(幽霊が見えるという時点でリアリティからは離れるし、一路が幽霊に連れられて過去と未来と行ったり来たりしてますから)シーンがあったので、スルーできました(笑)。
ツッコミどころとしても、ラスト、北村一輝に乗り移られたケイのお父さんはどこへ行ったんだろうとか、一路の両親の90年代の服装や髪型がありえない、どう見ても60年代だろ(爆)いう点はあるものの・・・・・・ま、いっか(爆)というわけで、この映画にちょっと興味があったり、気になっている方は、ぜひ見に行って下さい。
多少怖いシーンもありますが、あれくらいなら子どもでOKでしょう。ご家族でどうぞ(私は宣伝マンかい)。

ところでこの人情話系の映画、また日テレか・・・と思ったのは私だけかしらん。(「ALLWAYS 三丁目の夕日」も日テレ)
ちなみに原作は漫画で、アニメ化もされているそうです。すでにDVDも発売、レンタルされています。DVD BOXは8月2日に発売されるとか。
私はアニメを見たことないので、ぜひ見てみたいです。周りではかなり好評です。

OVER SUMMER 爆裂刑事

2006-07-13 10:41:40 | 映画(あ行)
フランシス・ン、ルイス・クー、ロー・ラン、ステファニー・ラム、ミッシェル・アリシア・サラーム出演。ウィルソン・イップ監督作品。

一本気な性格の刑事マイク(フランシス・ン)は“仕事よりも女”がモットーのブライアン(ルイス・クー)とコンビを組んでいる。性格はまるで違うが二人は強い友情で結ばれていた。
 ある日二人は凶悪な強盗逮捕のため、張り込みを始める。捜査の途中で色々な人に出会う二人。部屋と貸してくれたちょっとボケたおばあさんや、情報屋の妹分の美少女イェン、シングルマザーになろうとする女性のユン…。孤児として育ち今は難病を抱えているマイクは明るく気丈なユンに魅かれ、みんなと交流するうちに家族のような温かさを感じ始めていた。そんなさなか探していた強盗が現れ、追い詰めたマイクだったが、ユンとの約束を果たすために大きな決断をする―――――。(公式?サイトより)

ルイス・クーの代表作として、いつもこのタイトルを見るので、いつか観てみようと思っていました。今、いろんな香港映画(に限らないですが)を凄いスピードで観ているので、正直、この映画の記憶が薄くなってきています(汗)。観たらすぐ書かないと忘れると分かっているのですが、どうにも時間が取れなくて。これはすでに返却してしまったので、観ている順番通りじゃないのですが、先にレビューを書こうと思います。

一番驚いたのが、フランシス・ンが刑事役だった事(爆)。悪役しか観た事ないような気がします~~~。刑事役もやってるのね・・・
そして、フランシス・ンの相棒がルイス・クー。このコンビ、非常に不思議な感じ、そして新鮮でした。ルイス・クーは髪を短くしていて、この間の「恋するブラジャー大作戦(仮)」の時の色男とは雰囲気違いました。女好きなのは同じですが(笑)。
マイクは非常に真面目で、男気のあるキャラでした。張り込みのために訪れたクリーニング屋の店員は、妊婦でしたが、シングルマザーになろうとしている人で、お腹に耳を当てているフランシス・ンがなんか可愛くって(笑)。ほのぼのするシーンでした。
また張り込みをしていたマンションの自治会?の会合でリーダーシップを発揮し、頼れる男っぷりも出してましたね。

ストーリーはもうなんとなくしか、覚えてないのですが、一番印象に残ったのが、張り込みのために借りた部屋主のおばあちゃん。ちょっとボケてて、でもそのキャラが凄く良かった。
途中から、フランシス・ンが病気と分かるんですが、その分かり方、どこかで観たような・・・と思っていたのですが、「SPL/狼よ、静かに死ね」でサイモン・ヤムの病気が分かったのも、病院でたまたま受けた血液検査で分かったというのと同じですね。ま、同じ監督なので・・・(苦笑)。

病気が分かって、マイクは刑事をやめ、張り込みをやめようとした矢先、凶悪強盗犯を見つけます。
たまたま張り込んでいた部屋が強盗犯が住んでいた部屋の真上で、水漏れしていると苦情を言ってきた強盗犯たち。知らん顔して、対応し、機会を伺うマイクとブライアン。なかなか緊張感がありました。しかし、あそこで食事を一緒にどうか?と強盗犯に聞くのもびっくりですが、一緒に食事をしてしまうというのも笑える(笑)。「ブレイキング・ニュース」で強盗犯と立て篭もられた部屋の住人が一つの食卓を囲んでしまうシーンを思い出しました(笑)。
ラストはせつない終わり方でしたね・・・。

日本でいうと2時間ドラマっぽい感じがしますが、私は結構好きな映画でした。