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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

風雲 ストームライダーズ

2005-12-26 23:33:38 | 映画(は行)
アーロン・クォック、イーキン・チェン、クリスティ・ヨン、千葉真一、スー・チー、ロイ・チョン、アンソニー・ウォン出演。アンドリュー・ラウ監督作品。

神話と伝説の世界を背景に、ある師弟の宿命の闘いを描いた香港大河ロマン。ILMの協力のもと駆使されたCGカットと、香港のお家芸であるワイヤーアクションが融合した映像が絶品。アーロン・クォック、千葉真一共演。天下統一の野望に燃える雄覇は、“風”と“雲”を味方につければ天下をとれるという予言を受け、幼い2人をその父のもとから略奪し弟子に従えた。やがて2人は雄覇のもとで成長し、雄覇もまた彼等の力を得て着実に勢力を伸ばしていく。だが天下統一まであと一歩と迫った時、彼等に不吉な予言が提示される。(ヤフーレビューより)

「インファナル・アフェア」シリーズの監督であるアンドリュー・ラウ監督の作品で、CGたっぷりのアクションもの、という事で観てみました。
それから、イーキン応援企画進行中のanyさんにお薦めして頂きました。ありがとうございます!
イーキンが出演している映画は何本か観ていますが、アーロン・クォックは、この間、東京国際映画祭で観た「ディバージェンス」が初めてでした。
この映画でもイーキンと共演してますね。

そうそう、この映画を観たもう一つの理由。アレックス・フォンが出ているからでした。
が、あっという間にいなくなりました(爆)さみしぃ~
髪型が微妙でしたが(笑)、見どころはありましたね。雄覇とのアクションシーンがありました。負けちゃいましたけど~(泣)

今までこの手の映画を何本か観て来ましたが、その時はいつもぎゃははと笑いながら、ツッコミつつ楽しく観ましたが、この映画は、その系統を継承しつつも、大真面目なんですよね、恐ろしく(笑)
なので、最初、なんでアーロンの髪は青いの?とか、なんで滝に打たれてるの?しかも雄叫びあげてるしぃ~とか、イーキン、長髪似合わない…(観ているうちに慣れましたが)とか、こっそり思いつつ、どこか入り込めない気持ちで観てました。
が、泥菩薩を探し始める辺りから、俄然面白くなってきました。ストーリーに引き込まれましたよ、やっと(笑)

ストーリーは、最初から風と雲が一緒に雄覇に復讐するんだなというのが分かるんですが、そこへ行くまでが長く感じましたね。シウチーに風と雲が恋をして、風と雲の仲(友情)が決裂してしまうあたりは、お決まりなパターンで、なんか漫画的だなぁと思ったら、漫画原作があったんですね。観終わった後、それを知って、アーロンの青い髪を納得したりしてました(笑)

アクションとCGの融合もなかなか見ごたえがありました。ほんと、CGが凄くよく出来ていて、ツッコミを入れるとすれば、風の父親(アレックス・フォン)が炎に飲み込まれるシーンが微妙だったくらいでしたよ。(これは「同じ月を見ている」でも同じようなシーンがありましたが、やっぱり微妙でした。CGの問題というよりは、やらない方がいいんじゃないかと思う…)
イーキンとアーロンのアクション(ワイヤーもあり)も良かったです。特にイーキンが、炎の麒麟(?)と闘うシーンが好きでした。
釈大師役のロイ・チョン。オイシイ役でしたね。だいぶオッサンに見えて「ザ・ミッション/非情の掟」の時とは全然違う人に見えました(苦笑)。
千葉真一さんの演技、もしかしてちゃんと観たのは初めてかもしれません。広東語は吹き替えでしょうが、風格というか威厳はありましたね。さすがです。原作のイメージそのままだそうですね。
ちょこっとだけ出て来たアンソニー・ウォン。出て来たとたん、コーヒーを吹き出しそうになりました(爆)まるで仙人ですよ。あまりの出番の少なさに逆に驚きました。

アニメーションが多用されていたのは、漫画原作だからなんですね。ラストは、続きがありそうな終わり方でしたが、続きはないんでしょうか…?

ところで。
この映画の一番のツッコミ所は、他人の腕が、そんなに簡単につくわけない!ということで、オッケーですよね、皆様(爆)
そこだけは、譲れませんよ、ええ。
「つかないつかない、絶対につかないからー。わー、腕動いてるぅ~ありえなーい」とブツブツ言いながら観てました。……いや、それが楽しいんだけどね。