『はつかいち』 ぶらり

安芸の宮島の地・・・廿日市を見たまま紹介―独自の好奇心アンテナを張り巡らせて、ビビッと反応したものを紹介します。

高庭駅家跡・濃唹駅跡標石

2010年03月18日 | 「大野地区」ぶらり


高畑地区の旧西国街道沿いに万葉集に掲載されている筑前国主山上憶良の一首が刻された石碑、高庭駅家跡標石、濃唹駅跡標石があり、これらは大野町施行20周年記念で大野町・同教育委員会によって建立されている。
奈良時代の万葉集に安芸国佐伯郡高庭駅家とあり、平安時代中期の延喜式に安芸国駅家濃唹とある。高庭は高畑と良く似た地名であり、濃唹の記載順序などからこの地とされたもののようである。
しかし文献資料もなく考古資料もないので定かな位置については不明であり、これらは当時の郷土史研究歩みの記念碑である。


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