JR廿日市駅北を通る街路畑口寺田線の歩道脇(洞雲寺前公園)に弾丸鉄道用地杭のモニュメントが設置されている。弾丸鉄道は日中戦争に伴う軍事輸送の激増に対処するために計画された高速新幹線で、洞雲寺の山門前付近の用地買収がされていたが戦局悪化のため中止となり、後に別のルートで現在の山陽新幹線が開通したのである。洞雲寺周辺の田畑には鉄道用地の範囲を示す枕木の杭が残されていたが、廿日市駅北土地区画整理事業で取り除かれて移設したものである。
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