先日の新聞報道で来年度から廿日市駅の自由通路と橋上駅舎の整備が始まると報道されていた。以前にも紹介したが跨線橋の築造年は不明であるが1934年(昭和9年)と1935年(昭和10年)に鋳造された古レールが使用されておりレールの耐用年数が過ぎてから転用されたものとみられる。
プラットホームの傘型の上屋にも1926年(昭和元年)と1928年(昭和3年)に鋳造された古レールが使用されているが、現在これらは厚い塗料により見難くなっている。下り線の木造上屋は財産標識より昭和15年(1940)以前に建築されたもののようである。