うだるような毎日、滝画像でちょっぴりの凉を・・・
国道488号線沿いの水内川(加下川)と栗谷郷川の合流ケ所にある出会いの滝であるが、訪れた当時は撮影した場所に到達するのには困難であったが現在整備されているかは定かでない。
うだるような毎日、滝画像でちょっぴりの凉を・・・
国道488号線沿いの水内川(加下川)と栗谷郷川の合流ケ所にある出会いの滝であるが、訪れた当時は撮影した場所に到達するのには困難であったが現在整備されているかは定かでない。
昨日紹介した湯之元の湯釜近くに湯の川温泉1号井(熊崎温泉)の自噴井がある。広島県のHPによると25℃以上42℃未満の温泉が毎分130ℓ自噴しているようで、温泉成分はアルカリ性単純温泉のようである。女鹿平温泉は湯の川温泉2号井となっているので女鹿平温泉の開業時と同時期頃にボーリングされたようである。
何度か紹介している熊崎地区の湯之元神社で、この地では古くから雪を溶かすような温泉が湧出していたものとみられ、耕地地名図に湯ノ本がみられる。江戸期の地誌には湯牛王大明神の記載がみられ湯壺もあったようで、その名残りであろうか小祠の脇に小さな湧出池があり温泉(?)が湧出している。
熊崎地区でかつて湯之元神社に隣接して営業されていた湯の川温泉跡地にホテル等建築予定と表示された建物が建てられていた。表示板によると簡易宿所営業21室とあるので、冬季、めがひらスキー場の宿所として使用されるのであろうか。
連日、うだるような暑い日が続いており、画像の滝しぶきでちょっぴりの涼を!?
太田川の支流で十方山から流出している瀬戸谷にある瀬戸滝で、市域では落差最大の滝で咬龍の滝ともいわれているようである。滝に至るまでひと汗をかくが滝しぶきの天然ミストシャワーでひと時の涼を・・・ 若いころ滝上から滝つぼを見たが、滝は下から眺めるものだ。
大向長者原林道沿いにある通称角兵衛の墓といわれている石仏と墓碑群で、かつて石州往還道沿いにあったころ探訪した時には上画像のようであったが現在は墓碑も倒れて下画像のようになっている。
3基の墓碑には刻銘があり法名は深山で稼業していた木地屋にふさわしいものであり、これらは天明の大飢饉で没した木地屋の婦女子の墓碑と思われるのである。(廿日市の文化第24集 西中国山地の木地屋参照)
峠の県境=市境
吉和側往還道の名残り
小郷谷往還道の名残り
酷道(国道)488号線(益田・廿日市線)の標高964mの峠が県境=市境であり、かつて石州往還が通り御境、杖立峠、御坂などと呼ばれ棒木(境木)が立てられていたようである。現在匹見地区の裏匹見峡を通っている国道488号線は数年に渡り通行止めとなっておりまさに酷道である。
峠から小郷谷に向かって石州往還道の名残りが少しみられるのみであるが、吉和側では国道の川向に石積みを伴った往還道の名残りが約500m位残存している。
酷道(国道)488号線に比べて快適に走れるバイパス的な大向長者原林道沿いにある数本のクヌギの木に宿り木がみられた。
宿り木を見るのは初めてであり当初は鳥の巣があるのかと思った。もうすぐ吉和の山中も新緑の季節となりこのようにはっきりと見られなくなってしまうだろう。
冠高原の端で山口県との県境=岩国市との市境で冠山登山口の脇にある住居はGoogle、Yahoo、goo、Mapionなどの地図をみると県境上に建っているように表示されている。
訪れたときに居住されている方がたまたま外に居られたのでどこの住所になっているのかお尋ねしたら岩国市錦町宇佐居住になっているようである。行政区域の違う廿日市市冠高原側の隣家はすぐであるが岩国市宇佐側の隣家は3km余り先のようである。
昨日、益田市匹見地区に行こうと吉和地区の中津谷川沿い酷道(国道)488号線を進んで、通行止めの迂回路である三坂八郎林道を通る予定であった。
国道488号線は除雪してあり酷な道であるが難なく通行出来た。三坂八郎林道に入ってから次第に林道両側の雪が多くなっていき、ついに林道全面の雪で通行出来なくなってしまい狭い道でUターンし退却を余儀なくさせられた。
昨日紹介した吉和発電所に取水するために設けられたと思われる太田川の取水堰堤で画像左側に取水口がみられる。
中央部分には川魚が上下するための魚道が設けられている。吉和漁協ではアユが放流されているようであるが、ここより4~5km下流域には立岩ダムがあり陸封アユが遡上するのであろうか。
瀬戸滝に行く途中の立野キャンプ場入口にある佐伯中央農業協同組合の小規模発電所で、大田川の水を取水して発電している。昭和34年(1959)3月に発電開始されたようで発電出力は450KWのようである。
水利使用標識によると取水量は1.33立方メートル/Sのようで、取水口(上画像)から約2km位県道296号線沿いに導水路(中右画像)が設けられ、立野キャンプ場入口付近から水圧管路(中左画像)で発電所(下画像)に送水されている。
以前紹介した自噴している湯の川温泉1号井からの冷泉を利用して湯の川温泉として営業されていた廃屋が取り壊されていた。
当温泉を残念ながら利用したことがないので浴槽の詳細は不明であるが、上画像にみられる石組部分が浴槽であったものとみられる。
毎日うだるような暑さのため少しでも涼をと吉和地区の瀬戸谷にある瀬戸滝を訪れたが水量が少なく天然のドライミストも発生しておらず迫力に欠けていた。
10年位前に滝上から下を眺めたが滝は下から見上げるものである。滝上から瀬戸谷を再度遡上してみたいが年齢を考えると無理な冒険もできない。 「瀬戸谷」