
2010年 米国作品。
15歳のエマ(ソフィー・ヴァヴァスール)が突然倒れて、白目をむいて痙攣を起こす。救急車で病院に搬送され様々な検査をするがどこにも異常は見つからなかった。しかし、エマの症状は悪化するだけではなく、家族にも被害を及ぼすようになる。そこで過去に悪罵払いに失敗して少女を死なせたと言われる神父の叔父クリスに悪魔払いを依頼する。クリスは悪魔払いの儀式をビデオ撮影する条件を付けてこれを受ける。しかし、クリスには別の魂胆があって。。。


エクソシストものホラー映画です。少女のに悪魔が取り憑き、これに神父が対峙するというストーリー。ところが実は、、、というオチがあります。
悪魔に取り憑かれた少女が白目をむく、悪魔の言葉を発する、空中に浮かぶ、関係者が事故に遭うというエクソシストの定型はおさえています。またカトリックの神父が登場して、一室にこもって悪魔払いの儀式をします。このあたりのストーリーは安心して観ていられます。
しかしながら、悪魔に取り憑かれる15歳の少女役のソフィー・ヴァヴァスールは、マズイです。まず、どうやっても15歳に見えない。15歳の痛々しさはありません。二十歳過ぎです。そして、あらゆるところの表情が安っぽい。これでは怖くなりません。
この周りの家族も神父もダメですね。緊張感が不足していて、怖い映画を作るつもりがあるように思えない という悲しい作品になりました。
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