ビクター スピーカーシステム SX-3II
1974年発売のSX-3シリーズのマーク2モデル。当時の価格 1本 36,800円。
当時のスピーカーのベストセラー。SX-3シリーズは1973年のオリジナル SX-3、1974年の本機 SX-3II、そして1977年のSX-3IIIとバージンアップしていきました。
25cmウーファー、5cmソフトドーム型ドームツイーターの2ウェイ構成。ウーファーはドイツのクルトミュラー製ののコーン紙を使っています。ツイーターは当時のカタログで柔らかなドームが球面波を発生することをうたっていました。
キャビネットはフロントとリアバッフルが北米産針葉樹の合板。そして、ピアノのような響きを調整する響棒が取り付けられています。
そして、このデザイン。白木仕上げにサランネット無し。パンチングメタルで振動板を保護するという大胆なもの。一度見たら忘れません。
本機は15年ほど前に中古オーディオショップで購入したもの。しばらくの間ヤマハのAVアンプにつないでましたが、ラックスマン SQ-38FD が手元に来たので、メインのスピーカーに格上げしました。
ほぼ同世代のアンプとスピーカー。相性が極めて良いです。こりゃすごい、天国の音がしてますね。高音が聴けない60前のおじさんにはぴったり。
低音のふくらみが昭和の香りがします。B&Wのカチっと締まった低温とは全く違います。若い人にはもわーと響くダンピングの効いていないダメな音と評価されそうですが、これは好みの違いです(笑)
40数歳のアンプとスピーカーが現役となりました。ラックスマン SQ-38FD はコンデンサー 12個交換していますが、SX-3II は何のメンテナンスも無し。ウレタンエッジではないので、破れの心配が不要です。
長くなりそうなので、一旦はここで一休みします。
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