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シトロエン C4 レポート その11 (CITROEN C4)

2011-05-05 | クルマ
C4

前回に引き続き、ヘッドランプについて。
私のC4はEXCLUSIVEグレードなのでDirectional Headlamps(ディレクショナル・ヘッドライト)機能が搭載されています。
マニュアルには「ヘッドランプ点灯時、ハンドルの切れ角にしたがって、照射方向が変わり、障害物を発見しやすくする機能です」という説明がなされています。
すなわちステアリング操作と連動してヘッドライトが左右に首を振ってくれるという機能です。加えて、自動で上下の光軸補正調整も行ってくれます。


C4_2


この機能は、今から半世紀前のDSに搭載されていました。当然 当時はコンピュータは無く、ようやくトランジスタ・ラジオが出始めた頃。シトロエンはハイドロニューマティックの油圧でヘッドライトの光軸調整をやってのけたのです。

C4の面白いところ、そう言うよりは先祖にあたるDSへのオマージュだと思うのですが、ヘッドライト点灯時には、光軸が一番下向きで点灯してから、「よっこらしょ」と上がってきます。ハイドロニューマティックのシトロエンがエンジン始動後に にょろにょろ と車高を上げる動作を思い出しました。

ディレクショナル・ヘッドランプはなれぬ間は妙な感覚がつきまといます。ステアリングの切れ角に結構敏感に反応します。しかも、停止すると光軸は直進方向に戻ります。たとえば、信号の右折待ちでステアリングを右に切っていくと、光軸は右向きます。対向車街で停止すると、右向いた光軸が直進に戻ります。真っ暗な交差点で、ヘッドライトの照射範囲が「あっちいって、戻ってくる」というのは面白いものです。
一方でワインディングロードでは役に立ちます。
怖いのは、故障した時。修理代がかかりそう・・・。

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