「世界一キライなあなたに」 DVD エミリア・クラーク

2016年 米・英作品。

イギリスの片田舎で暮らすルー（エミリア・クラーク）は父親が失職したためウエイトレスをして家族を支えていた。しかし、カフェが閉店となりルーも失業。ルーが見つけた仕事は脊椎損傷で四肢麻痺となった富豪の息子ウィルの介護であった。心を閉ざしていたウィルはルーに対しても冷たくあたっていたが、ルーの明るさによって二人は打ち解けていく。そして二人は恋に。しかし、ウィルは6ヶ月後の安楽死が待っていた。





大富豪の息子で敏腕ビジネスマン、美しい彼女を持つウィルがバイク事故に巻き込まれ、脊椎損傷により首から下が麻痺して電動車椅子の生活になる。この介護に雇われた、垢抜けしないちょっと変ったファッションの女性ルー。最初は冷淡な態度をとっていたウィルがルーの明るさに惹かれて忘れていた笑いを取り戻す。ウィルの元カノがウィルの親友と結婚することを伝えられてウィルは現実に引き戻されたりするが、ウィルとルーは愛し合うようになっていく。宿命を抱えた男が女性の明るさ、ひたむきさで心を開いていくというシナリオは前日に観た邦画「泣き虫ピエロの結婚式」と全く同じ。こういうシチュエーションの映画は多いですね。



エンディングが考えさせられます。「それでも安楽死を選ぶのか」。
こういう生き方（死に方）を選ぶ人間もいるでしょうが、寂しい、悲しい結末です。

	世界一キライなあなたに ブルーレイ&DVDセット(2枚組) [Blu-ray]
	クリエーター情報なし
	ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント