1970年代台の中後半のYAMAHAのプレーヤーに付属していたカートリッジ。
YAMAHAらしからぬ垢抜けしないデザイン。YAMAHAと型番のロゴだけがYAMAHAのスマートさ、これ以外は「機能とコストでこの形になりました、ハイ」という造形。
と言うのもこれはAudio TechnicaからのOEM。Audio TechnicaのAT-936がSONY VM-27G、ONKYO DN-33、DIATONE 3D-MM1、そしてこのYAMAHA CG-4500IIとしてOEMされた。
音質は、想定外の想定外のワイドレンジかつフラット。Audio Technicaとしてはスピード感を若干抑えた、聴き疲れしない音色。これがあったら、特に他は不要 という感覚の 米と味噌汁 の音を出す。 付属カートリッジでここまでの性能と味付けを出していた日本の技術力に敬服するばかり。
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