2016年 米国作品。
デニス・ルヘイン原作小説の映画化。
禁酒法時代のボストン。ジョー・コフリン(ベン・アフレック)は第一次世界大戦で目の前で多くの殺人が行われることを目の当たりにしてからギャングの世界に入った。強盗に入った賭博場で出逢ったエマに恋をするが、彼女は対立組織のボス ホワイトの娼婦であった。このため、はめられたジョーは3年間服役する。復讐を誓ったショーは別の組織に入りのし上がっていく。
禁酒法時代のギャング映画。警察を巻き込んでの画策。家族という弱みにつけ込む。そしてつぶれるまで殺し合う。
大きな期待はしていなかったのですが、これがはずれ。想定外の佳作に驚きました。バイオレンスはたっぷり。それだけでは、アジアのやかましいだけの映画になってしまいます。本作は、ベン・アフレックを中心として登場人物皆が ハード・ボイルドをやっています。台詞より、動きよし。この上ない格好良い悪者達ばかり。チャンドラーやハメットの小説を読む感じがあります。
ハード・ボイルド作品としては、最上級の出来映えです。
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