2017年 米国作品。
スティーヴン・キング原作小説「IT」の映画化。1990年に続いて2度目。本作は小説の前半部の映画化。
1988年、雨の日にビルの弟のジョージーが行方不明になる。そしてビルの前にIT(それ)が現れる。ルーザーズクラブのメンバーは皆、それを見て恐怖に取り憑かれていた。彼らは、この恐怖に打ち勝つため、それに立ち向かっていく。
スティーヴン・キングの大作「IT」の前半をみごとに映像化しています。スティーヴン・キングのホラー小説のほとんどが映画化されていますが、多くが失敗作。画にした際に、空振りしてしまっています。本作は、恐怖感がじわじわと盛り上がる、極上の造り。北米でのホラー映画の興行成績の記録を塗り替えたという話がありますが、これはそのとおりだと思います。
実に怖くて、面白い。原作の後半部の映画化を期待します。
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