「チーム・バチスタの栄光」「ジェネラル・ルージュの凱旋」に続く海堂尊さんの医療サスペンス・ミステリーの映画化。
帝華大学病院の曾根崎理恵(菅野美穂)は大学で講義を持つかたわら、7ヶ月後に廃院が決定している個人経営の産婦人科病院 マリアクリニックに毎週水曜日に勤務している。
マリアクリニックに残る患者は4名。20歳の未婚の妊婦、30代で中絶を予定している妻、40代不妊治療後ようやく妊娠したクリニック近所の理髪店の妻、そして50代の謎の妊婦。
曾根崎理恵が禁断の治療を行っているという噂を聞いた帝華大学病院の津川吾郎(田辺誠一)は、この秘密を解き明かそうと、理恵の周りを調べ始める。
まだ原作を読んでいないのですが、2時間の映画の枠に収めつつクライマックスの盛り上がりを上手くこしらえたな という感じを受けました。原作を読んだ後は、この評価は変わるやもしれません。
日本では認められていない代理母出産を取り上げつつ、これにミステリーの要素と、クライマックスの手に汗握る出産シーンを加えた、観客を楽しませる佳作です。でも、後には残らないタイプの作品。
日曜日の第1回目 9:50開演を観てきたのですが、観客は20名強。封切り2週目で、これは少なすぎます。
大物俳優が出ていないこと、大きなプロモーションがなされなかったことを考え合わせると仕方がないかも知れません。確かに、俳優はTVドラマ クラスと言えます。
感心したのは、菅野美穂さんの演技。上手いです。スクリーンにアップになっても揺るぎない表情しています。一方で相手役の田辺誠一さんが、物足りない。菅野美穂さんを引き立てるために、もっと悪役面するなどの思い切りが欲しかったです。
海堂尊さんのファン、特に医療ミステリのファンにはお薦めします。
帝華大学病院の曾根崎理恵(菅野美穂)は大学で講義を持つかたわら、7ヶ月後に廃院が決定している個人経営の産婦人科病院 マリアクリニックに毎週水曜日に勤務している。
マリアクリニックに残る患者は4名。20歳の未婚の妊婦、30代で中絶を予定している妻、40代不妊治療後ようやく妊娠したクリニック近所の理髪店の妻、そして50代の謎の妊婦。
曾根崎理恵が禁断の治療を行っているという噂を聞いた帝華大学病院の津川吾郎(田辺誠一)は、この秘密を解き明かそうと、理恵の周りを調べ始める。
まだ原作を読んでいないのですが、2時間の映画の枠に収めつつクライマックスの盛り上がりを上手くこしらえたな という感じを受けました。原作を読んだ後は、この評価は変わるやもしれません。
日本では認められていない代理母出産を取り上げつつ、これにミステリーの要素と、クライマックスの手に汗握る出産シーンを加えた、観客を楽しませる佳作です。でも、後には残らないタイプの作品。
日曜日の第1回目 9:50開演を観てきたのですが、観客は20名強。封切り2週目で、これは少なすぎます。
大物俳優が出ていないこと、大きなプロモーションがなされなかったことを考え合わせると仕方がないかも知れません。確かに、俳優はTVドラマ クラスと言えます。
感心したのは、菅野美穂さんの演技。上手いです。スクリーンにアップになっても揺るぎない表情しています。一方で相手役の田辺誠一さんが、物足りない。菅野美穂さんを引き立てるために、もっと悪役面するなどの思い切りが欲しかったです。
海堂尊さんのファン、特に医療ミステリのファンにはお薦めします。
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