Rafael Kubelik Mahler Symphonies
Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks(バイエルン放送交響楽団)
23枚組CD Rafael Kubelik Symphony Editionに収納されたマーラーの交響曲全集。
1967年から1971年の短期間に録音されています。すなわち、マーラー・ブームの前、バーンスタインもこの時点では全曲を録音していなかった時の収録。
全曲聴いての感想は「地味」。淡々と演奏が続いて行くという感じ。「ここはもう少し盛り上がるんじゃない」というツッコミが一曲に何度も出てきます。
オーケストラも上手くないですね。金管のソロが。。。バイエルン交響楽団は「いぶし銀のような」と比喩されますが、それは違って濁っていると思える合奏。この当時の地方オーケストラの力なのでしょうか。ずばり、パッとしない。
何番が良かったかと、振り返るのですが、どれも同じ。評論家の推薦名盤に選ばれることもありますが、私には良さが分からないです。この10年後に収録されたゲオルク・ショルティ指揮シカゴ交響楽団のものと比べると、メジャー・リーグと大学野球の間ほどの格差を感じます。評論家の推薦はあてにならないです。
クーベリックはライブは良いのですが、セッション録音は苦手。これがもろに出ています。加えて、この当時のバイエルン放送交響楽団がまだ発展途上だったのか上手くなかった。このマイナスの掛け合わせが大きいですね。
想定外に悲しいマーラー交響曲全集でした。
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