電子書籍管理ツール「Calibre」(カリバー)はオープン・ソースの無料アプリケーション。OSX版以外にWindows版、Linux版も配布されています。
このCalibreがなかなかの優れもの。iTunesのような感覚で電子書籍の管理ができます。加えて、多彩なフォーマット変換機能があり、これは重宝します。
青空文庫からEPUBやKindle用のMOBIへの変換も可能。
今回は一般にCBZファイルと称される、jpegをzipで固めた自炊本の変換の健忘録。
スキャナで読み込んでjpeg保存。この複数枚のjpegファイルをzip形式でひとつのファイルにまとめたものをCBZファイルと言うそうです。
マンガ本の変換手順
①Calibreをダウンロードしてインストールする。
②Calibreを起動。初回だけ言語「Japanese」を指示。
③表示されたウインドウの左上のアイコン<本を追加>をクリックして、変換したいCBZファイル(zipファイル)を選択。
④左から3個めのアイコン<本を変換>をクリック。
⑤次のウインドウが表示されるので、左列の<ページ設定>をクリックして、 出力プロファイル から Kindle Paperwhite などのターゲットとするリーダーを選択。
⑥続いて 同じ左列の<コミック入力>をクリックして、次の3つチェックボックスをチェック。
・縦横比を固定する
・トリミングを無効にする
・横長
⑦右上の<出力フォーマット>は MOBI を選択。
⑧OKをクリック
マンガ本 1冊で変換時間は数十分かかります。
⑨できあがったMOBIファイルをUSBケーブルで接続したKindleにコピーする。
以上です。
iPadやNEXUS7は「i文庫HD」という素晴らしいリーダー・アプリがあるのでzipファイルそのままで全く問題はありません。
自炊本をKindle Paperwhiteで読む際には、このCalibreが有効です。
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