2017年 TV東京 松本清張 没後25年特別企画
山梨県の温泉宿 川田屋で宿泊客 安西澄子の絞殺死体が発見される。夫と称する忠夫は仕事が入り昨日合流したばかりで、今日は忠夫は外出して戻ってこない。また、担当の仲居も姿を消していた。山梨県警の山岡慶一郎(村上弘明)と部下の伊崎美里(剛力彩芽)が現場に急行。法医学教授 立花亮介(陣内孝則)によって司法解剖され、死亡推定時刻が出されるが。。。
本作の原作は読んでおりません。従って、原作か本作によるものか分からないのですが、推理ものとしては、失格作品です。時間をかけた警察の捜査の描写とは全く別のところで、こういう形で「こいつが犯人だった」とされると、腰が抜けてしまいます。そこまでの様々な描写は伏線ではなく、単なる時間稼ぎもしくはページ数稼ぎになってしまいます。
若手刑事役を演じた剛力彩芽は損な役割です。視聴者にストーリーを理解させるため、普通には口に出さない妙な台詞の連発。「こんなことを口にするはずがない」の連発でした。演技の上手下手は完全に隠れてしまいました。
ブランデーでも飲みながら のんびりと楽しむドラマです。
松本清張 没後25年特別企画「誤差」 | |
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