散歩道 - いつもと違う角を曲がればそれは新たな発見の始まり♪♪

休日には趣味の園藝と散歩で楽しみ♪
時々・・・自分の病気や障害の事でも・・・

[教えるためには、教えてはいかん]と言う言葉

2009年08月26日 21時42分18秒 | 徒然なるままに
写真:近所の塀際にて「大犬蓼の花」
近辺では滅多に見なくなりました。

今日の朝は冷えましたね。最低温度が21.7℃。ほんまに過ごしやすかったです。
でも、急激な気候の変化は、風邪が流行します。ご自愛下さい。

最近、「教えるためには、教えてはいかん」と言う内容の記事を読みました。
この言葉、言い得て妙・・・今、ちょうど私がぶつかっているものと同じやんか・・・

世代のギャップというか、仕事に対してもなんに対しても、このギャップの大きさに、私はもがいているかも知れません。

例えば、仕事を教える行為。私の時代では、教えると言うよりは、先輩のやり方を自分なりに学び、問題点に気がつき、自分で考え答えを導く、それが事故の抑止力にもなるし、事務も効率化できると教えられてきました。その為、仕事をマスターするのにかなりの時間を費やしました。

今の時代は、全く正反対でスピードを求められます。その為、会社からは相手にイロハ全てを教え込め、答えを与えろと、手とり、足取り、全面的に詰め込み教育を行います。

学ぶ方は、すんなりと表面的な知識を得る事になり、それなりに有効なのですが、自身のためにはなりません。言葉では分っていても実践で行動できません。本人は、わかっているつもりなんですが。。。だったら、はよ~やれ!よと・・・
答えを自分で見出せよ・・・考えもせずに人に聞くなよ。。。

会社の手取り、足取り、スピーディーに教えるようなマニュアルは、なんか、学校や塾のの進学の為の教育、入試の詰め込み式試験勉強と同じで、答えを与える事により、表面を学ぶって感じなんでしょう。この影響か、仕事に置いても、何かにぶつかると学んでないとか、聞いてないとか言う言葉を数多く聞き、自分で答えを導こうともしません。

でもね。基礎を完全に理解していれば、応用で何でもできるんだけど・・・と、答えもすんなり、出てくるはずだと・・・私たちは、心の奥底で呟きます。教え込む画一的なプロセスは、人の創造力を奪い、本人の考える行為を放棄させるようです。

一つの工程から、はみ出すと先に自分で進めることが出来なくなります。そして、上司に相談!!!そして、即、答えをGet!これってなんだろうね。

答えを与える行為は、スピードを重視する現在、会社でもチームで動いたりするには、統率が取れ、大量のボリュームをこなすには大変有効です。スタッフは、考える事を放棄し、「従うこと」に重視すれば、少ない人数で、大量の事務を機械的にこなせます。会社としては、メリットは大きい。

この工程で奪われる仕事上の創造性は、自分で考えない事につながり、進歩を生みません。仕事を行う上で本当に必要なのはこの創造性なのです。優秀な人は、自身の心の中に備え持っています。しかしながら、最近はもっていない人が多いような気がします。これが、大きなギャップになっているのかも・・・そんな気がする今日この頃・・・

記事によると、答えを与える行為は・・・

≪伝達、習得のスピードが速い≫
≪1つの答え=万能解≫
≪1つの行動≫
≪集団統率に適する≫
≪自分で考えない≫
≪理解が浅い≫
≪創造性が乏しい≫

だそうです。

仕事上の創造性を持つということは・・・

≪自分で答えを見つけられる≫
≪自分で考え行動出来る≫
≪最初は時間がかかる≫
≪情報や方法がなければダメ≫
≪複数の答えから正しい答えを導くことが出来る≫
≪納得感が高い≫
≪本人のやる気を高める≫
≪創造する自由がある≫
≪達成感がある≫

だそうです。

確かに・・・その通りかも・・・でも、実践的な答えが欲しいっす。
そう感じる今日この頃・・・

天気:晴れ
気温:最低温度:21.7℃ / 最高温度:26.4℃
今日の歩数:14979歩 / 消費カロリー:446.20Kcal
歩行距離:約9.74km