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散歩道 - いつもと違う角を曲がればそれは新たな発見の始まり♪♪

休日には趣味の園藝と散歩で楽しみ♪
時々・・・自分の病気や障害の事でも・・・

病気への取り組みから・・・Part1

2006年07月05日 23時14分47秒 | 病気の事(Diabetes Mellitus)
写真:山アジサイ「静香」

私の「HbA1C」(ヘモグロビンエイ・ワン・シー)は、この一年5.5%~5.9%の間を推移している。基本的に、健常者は、5.8%以下なので、糖尿病と言うよりは、どちらかと言えば、「糖尿病予備軍みたい」と言った方がぴったりくるかも知れない。実際に人様に心配かけないように、予備群だと伝えることもある。

私が、病院で血糖値の変化を知るために進められたのが、寝起き、朝昼夕食前、朝昼夕食後2時間の計6 or 7回の自己血糖測定。自分の血糖の変化を知る事ができ、安定させるべき対策が打てる。私の場合、現在、朝食前(寝起き)が100~120前後、朝食後2時間が90~110、昼食前が80~90、昼食後2時間で120~160前後、夕食前が80~90前後、夕食後2時間が140~180前後でしょうか。だいたい、夕食後2時間が高ければ、翌朝の寝起きも120~130あります。

健常者は、どんなに食べても食後2時間の血糖値は140mg以下だそうだ。私はと言えば、当たり前だが140mg以上の場合が多い。食べれば、食べるほど上昇するかも・・・その辺が違うところでしょうね。思う(100%推測)に、自分の「HbA1C」は、夜の血糖値をいかにコントロールするかによって決まってくるのではないかと思っています。

その為には、仕事の関係で帰宅時間が遅く、食っちゃ寝の生活をどうにかせねば・・・この辺を上手くコントロールすれば良い結果が出る可能性が高いかも知れません。希望的にはせめて、140mg以下に出来ればと・・・狙っています。夢の4%台を・・・

一般的には「HbA1C」が6.5%以下なら合併症をあんまり心配しなくて良いと言われている。7%以上で、健常者の3倍、タバコを吸う人は合併症になる率が、吸わない人の3倍以上とか・・・高血糖は、徐々に血管を蝕み、腎臓に負担をかけ、最終的には、透析に行く可能性も大・・・

8%以上あれば、即教育入院ですかね。糖尿病って、病気の割には目先に自覚症状が起きない厄介なものです。徐々に進行して、気がつけば、眼底出血や脳溢血や腎症が起きる本当に恐い病気です。

私がこの病気と分かった時のヘモグロビンA1cは16.2%。即入院扱いでした。また、中性脂肪も高く、コルステロール値も異常・・・見事に高脂血症も兼ねてました。ここから私の取り組みが始まりました。病院に入院後、1600kcalの食事と朝昼夕食直前に超速攻タイプのインスリン4単位と飲み薬アマリールとベイスンからスタートしました。

入院直前の半年は、絵に書いたようなペットボトル症候群で、滑り台をすべるように血糖値が悪くなったと推測されます。入院中は、病院のお茶が余りにもまずかったので、ペットボトルのお茶類のみを売店で購入し飲んでいました。あれだけ飲んでいたジュース類・炭酸類からは、キッパリ手を切りました。何度か挫折したタバコも完全に断ち切り、見事に変身。やれば出来る事を自覚。

この入院中は、時間が余りすぎて、自分の将来を見つめるのに、絶好の機会でしたね。自分自身が自覚を持って、守るべきものを決め、将来に渡って、本当に自分は何をしたいのか、そのためには、今をどう生きれば良いのか・・・自問自答の繰り返しでした。ここから導き出されたものは、守るべき物は確実に守り、今を精一杯生きる事、この積み重ねが将来の自分をうみだすであろう事。

入院中に決めた守るべき事とは、基本的に日々の食事の総カロリー1600kcalを守る事、バランスよく食べる事、間食はしないこと。ペットボトルは、無糖のコーヒーとお茶類のみ購入可。タバコとお酒を完全に断ち切る事。日々15000歩以上歩く事。いいわけを一切言わないようにするでした。

退院後は、少し変化して、日々の食事は、1600~1760kcal程度でバランスよく、体重を48kg程度に増やす(あと3.5kg程度)。 間食(スィート系)する場合は、1個のうち1/4個程度食べて良し(大体120~150kcal程度)、1日10,000歩以上歩くこと。

この生活を続けて、この一年、ヘモグロビンをA1c 5.5%~5.9%の間で維持しています。また、一年が過ぎ、日々の生活以外で変わった事は、休日なんかは、家に閉じこもりだったのが、外出するようになり、付き合いも増え、外食することも増えました。美味しい食事も徐々に復活です。でも、食事にはあんまりこだわりがないので、お腹にたまればOKって感じですかね。自分で決めた事を守りつつ、ほぼ、普段通りの生活にまで、戻ってきたようです。

特に難しい課題を自分に課したわけではなんですが、振り返って見れば、食べることなんかは、飽食の世界に住んでいた自分から、単純に生まれてから青年時代まで育った生活環境に戻っただけの事かもしれません。

明日のPart2に続く・・・

糖尿病の判定 空腹時血糖値(食事前血糖)
正常(型) 110mg/dl未満
境界(型) 110~126mg/dl未満
糖尿病(型) 126mg/dl以上

糖尿病の判基準・食後2時間血糖値
正常(型) 140mg/dl以下
境界(型) 141~199mg/dl未満
糖尿病(型) 200mg/dl以上

糖尿病の判定-HbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)
HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー):1~3ヶ月間の平均的な血糖値を反映するとされている値)ならば、 基本的には、6.%以上だと糖尿病と判定されます。4.3~5.8%なら健常者の範疇で、基準とされています。

ヘモグロビンA1c(%)と血糖値の関連

HbA1C 血糖値
5%  90mg/dl 正常
5.5% 105mg/dl    正常 
6%  120mg/dl   
7% 150 mg/dl   これ以下が目標(以上だと教育入院)
8% 180 mg/dl   やや高い
9% 210 mg/dl   高い
10%  240 mg/dl   高い


天気:雨のち曇り
気温:最低温度22.4℃ / 最高温度23.9℃
ウォーキング:11640歩 / 消費カロリー:246.20kcal
歩行距離:約7.57km