子どものころは「昭和」だった

頭も悪く、体も弱い子どもでした。そんな子ども時代を思い出すだけ綴ります。
頭の悪い、体も弱い子の成長後も書いてみます。

不安定な精神状態

2016年08月26日 | 昭和
初恋がこわれたころはまだ精神状態が不安定でした。
まだ自分に責任が持てませんでした。
美代ちゃんを幸せにする自信がありませんでした。

それより以前、汽車で1時間くらいかかって通学していました。
最初はなんともなく通学していました。

突然、いくつかの駅を通過したころから気分が悪くなりました。
そこから先には行けません。
汽車を降りると平静に戻ります。

そこから引き返します。帰りは気分は悪くなりません。

翌日も同じ駅まで行くと気分が悪くなり、先に進めません。
そこで降りて引き返します。

その繰り返しでした。
精神科の医院へ行きました。医師は話を聞いて、白い粉の薬をくれました。
何回かそれを飲みました。治りそうにありません。

これは病院よりも自分で治すべきかなと思い、心の安定のため宗教に頼るべきかも
しれないとキリスト教会に行きました。
初めて教会に入ると多くの人が来ていました。

ここでは一人浮いた感じで、そのときだけで終わりました。

自分で治すべきだろうと、心が強くなるような本を何冊も読みました。

汽車には乗れるようになりましたが、心は強くはなりませんでした。

美代ちゃんとの破局のころは少しずつ好くなっているころでした。

これは今も同じです。弱い心ですぐにヘナヘナになります。