子どものころは「昭和」だった

頭も悪く、体も弱い子どもでした。そんな子ども時代を思い出すだけ綴ります。
頭の悪い、体も弱い子の成長後も書いてみます。

きょうは12月8日

2014年12月08日 | 小学生時代
先輩から電話がありました。

「きょうは12月8日だぞ。何の日かわかっているかい」
「はい、わかっています。太平洋戦争に突入した日です」
「覚えていたな」
「わたしは中学3年生だった。教官が4,5年生はすぐにでも戦地に行くだろう。その覚悟でいろと言ったのよ。当時わたしはこれで期末試験はないなと思った」
「試験はなかったのですか」
「ばっちり、あった。がっかりしたのを覚えている」

小学生だったわたしはその日は東方遥拝があったように覚えています。
東方遥拝は九州から東にある皇居を向いて、敬礼することです。朝礼のときに先生の号令で東方遥拝をしていました。

昭和16年12月8日のあと、毎月8日に天満宮に学校全体で参拝に行きました。身内に不幸のあった生徒は入口の鳥居の近くで参拝が終わるのを待ちました。

そんな思い出のある12月8日です。