Heart and Aqua

優しい時間~ゆっくりしていってください。

背中を押してほしいだけ(クーリングオフ事例)

2005-12-05 | こころ
先日、女の子が血相をかえてやってきました。
エステで20万円もの契約をしてしまい、クーリングオフしたいということでした。

購入したのは前日であったため、クーリングオフは充分にできます。
詳しい方法を確認するために、消費生活センターに電話をし、確認しました。
消費生活センターの方は、とっても親切に教えてくださいます。
毎日いろいろな相談があるからでしょうね。

すぐにでも解約手続きをとるべく本人に話してみましたが、
どうもすっきりしない様子です。
血相変えてやってきたときと、ちょっと様子が違います。

話を聞くと、彼女の中でも色々と考えがめぐっているようで、
20万円といっても、月々6000円くらいなら、払えるかも・・とか、
紹介してくれた友達に悪いような気がする・・とか、
もうあのお店にはいけなくなる・・とか。

でも、親に学費をだしてもらっている身だし、
春から留学にも行く予定だし、
今エステしなくっても、就職してからでも充分間に合う気もするし・・と。
めんどくさく感じたのもあいまって、いろいろと考えてしまったようです。

彼女は、何度も私に『どうするのがよいですかね~』ときいてきます。
でも、私は、方法を教えてあげて、ただ話を聞くだけです。
最後に決断するのは本人ですから。

迷ってはいても、結局本人は選択(決断)してることが多いものです。
ただ、背中をだれかに押してほしいだけなのです。

結局、はがきをかき、配達証明で送り、商品も着払いで郵送するようにしました。
もちろん、自分の意志で!です。

長い時間かかりましたが、自分でよく考えました!!
そうやって、ひとつずつ勉強していくのだと思います。

迷っているときは、背中を押してほしいんだよ、っていうことも
初めてのことをすることは勇気がいるけど、がんばれ!っていうことも
大切な友人から教わりました。



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