霜恋路日記

【しもこいじにっき】
ロマンチックな名前「恋路」という場所においての出来事です。これは正真正銘本当の地名です。

千早赤阪村の建水分神社

2011-11-28 12:55:38 | 歴史/古文書
建水分神社とかいて(たてみわけじんじゃ)と呼ぶ、歴史資料館からバスで5分ぐらいのところにある。この神社は古く、紀元前92年ごろからあるといわれ、金剛山の水を祭る神様である。したがって古くからの農耕に関する神であろう。水を分け司る神様ということで太古から水に対する争いは絶えなかったのであろう。
 加茂氏が建という名を使っていた。建とはたけだけしい、はなばなしい、という意味である。加茂氏の先祖と関係あるかもしれないと。楠木氏の出自は金剛山の水銀採掘販売業者であったとか、大和川の船問屋であったとか言われているとのガイドの説明でした。階段を登ったところにこのような拝殿があってその上の階段を登ったところに本殿があるのです。
本殿は木の陰にかくれてよく見えませんがここの本殿はめずらしく向かって右に左殿、向かって左に右殿、真ん中に中殿と三つの神様を祭っていてそれぞれ渡り廊下でつながれている特色があって全国的にめずらしいものである。との説明を受けた。私は所要があってここで研修旅行を切り上げました。しかし歴史資料館の方とガイドの方にバスの時刻を調べていただき、またガイドさんにはバス停の場所までも教わるなど過分の親切を受けました。赤坂村の歴史資料館の方とガイドさん本当にご親切ありがとうございました。おかげで私的な旅行も楽しく過ごせました。