プーチンが、ウクライナ侵略での兵士不足に対し
国民総動員1歩手前で、「部分的国民総動員」と言い換えた予備役兵動員(30万人)を可能にしたらしい。
軽く考えていたことの、何よりの証拠でしょう。
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- 「戦争」を「特別軍事作戦」と称したり
- 「国民総動員」を「部分的動員」と称したり
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露は言い換えて露国民の目からそらせるのが好きですね。これを可能にするのが、軍報道と異なる報道をしたものに対する処罰(2022/3/4)でした。
ロシア大統領、「部分的」動員令に署名:afp 2022年9月21日 15:57
ペスコフ「政府は国民の動員について検討していない」
らしいのですが、いつこの方針が変わるか分かったものではありません。
あまりにもしばしばウソをつく、のが露ですね。「西側が露を敵視した」からだというのでしょうが、ならばウソをついてもいいのでしょうか。
少なくとも1~2ヵ年は変わらないことを前提とした言い方を工夫するのが洋を問わない「首脳」の役割でしょうが、露は1~2ヵ月で豹変するのです。
これを中国では、極端に「朝令暮改」と言いますが、1~2ヵ年に比べ明らかに短(か)過ぎます。
なお
ウクライナ南東部のロシア併合に関する「住民投票」の国民向け演説が延期され、翌2022/9/21 に「放映」されると報じています。
30万人の予備役動員から「ずらした」もようで、私は「予備役動員と住民投票には、関係がある」とみています。
また「放映」されることから分かるように、すでに録画されているのでしょう。生の放送ならば、そうは言いません。尤も翻訳の問題かも知れません。
ウクライナ政府は、2022/09/20 に
住民投票に冷ややか 政府高官「幼稚な脅し」
と言っております。
親ロシア派 ロシア編入の住民投票表明 ウクライナや欧米が反発:nhk 2022年9月21日 13時34分
プーチンは
住民投票に関する「録画済みプーチン演説」を放映したようです。
私の考えですが
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- 異国の主権を犯しても住民投票することに反対
- もし露が、弾圧下で住民投票を強行し、その結果(露併合賛成は目に見えています)、他国をのっとったとして、中国のだましチベット・ウイグル編入とそっくりで、認めるわけにはいきません。
- もし露が、そういう行為に出た場合、ガス輸出は完全に絶たれ、経済の疲弊は当然か。
- ウクライナの奪還策と相反するものです。住民投票どころか、即座に露は退去しなければなりません。
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さてさて、皆様はどう思われますか。