英出身の作者(1947- )がNYで刺されました。
一命はとりとめましたが、失明の恐れが・・・・
「悪魔の詩」作者のサルマン・ラシュディ氏、NY州で講演中に首など刺される:Yahoo BBC 2022/8/13(土) 11:14
これですぐに思い出されるのは
1991/07/11に発生し時効となった五十嵐一(筑波大)殺害事件です。ホメイニーの死刑宣告に過敏に影響されたバングラデシュ人学生(遺体発見当日の昼過ぎに成田から帰国)が当局から狙われていたとのことですが、イスラーム諸国との関係悪化を恐れる「日本政府の意向」により、捜査は打ち切られたと言います。もしこの「意向」が本当なら、法的な「敗北」と言えるでしょう。なぜなら関係悪化を理由に「暗殺」を認めることになり、信者はもちろんのこと、信者以外でも、誰もイスラム法に逆らえなくなります。それをイスラム教徒は望み、それほどまでしてもイスラム教を広めたいのでしょうか。
インドで発禁、英でも発禁を求めるデモがありましたが、五十嵐は日本語訳(新泉社)を完成させました。
筑波大と言えば
この五十嵐一や古田博司(韓国に6年間滞在)などを思い出します。
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- 批判を許さない「宣告」に問題があるのか
- 批判に慣れた「日本人」に問題があるのか
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いまでも問題を引きずり、イスラム教の「暗い面」です。
「死刑宣告を正当化するための殺人」事件だったような気がします。
さてさて、皆様はどう思われますか。