カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

笑わせることの大切さ

2019年09月16日 05時18分51秒 | 笑い

昨日のスポーツ番組で笑うことが2つありました。


3位の小原「脚がちぎれそう」「首の皮一枚つながる結果」:2019年9月15日スポーツ報知


MGC(来年2020年東京五輪のマラソン予選)

同じコースを男女が走り、共に上位2位までが出場内定のようで、先に男子が出発し、20分ほど遅れて女子が出発しました。

実際上ほとんどが女子マラソンの中継で、男子の方はスタート時点で取り上げたものの、あとは微かに触れる程度で、女子マラソンの中継番組と言えました。

やはり、かつての有森~高橋~野口のメダル例があったからでしょうか。

NHKとTBSが同じ画面を使って放送しており、それぞれ主音声と副音声の2つを送っておりました。

笑いは3時間後におこりました。

しかし、あいにく私は見ていました。記事だけではなく実際のインタビューも聞いていたので、実際と記事との違いを理解できました。

スポーツ番組だからしようがないのかも知れませんが、実際とは大きく異なっていたのです。

男女とも上位2名が自動的に来年の東京五輪出場が決まるという簡素なもので、今までのような複雑な形式ではなかったのでした。

女子の場合、①前田穂南 ②鈴木亜由子に続いて、終盤小原(おはら れい)が追い上げて、その前には2位の鈴木の背中が見えなくなるほど(20秒以上)離されていましたが、実際にゴールでは驚きの「4秒差」まで追い上げたのです(③小原怜)。

1位(2時間25分15秒)前田穂南の次に2位に入った終始笑顔の鈴木亜由子(本当は笑顔ではないらしい)が1位から3分47秒差ながらも最後には帽子もサングラスも取りさって2位に入りました。

優勝の前田がそのまま病院へ直行し、鈴木のインタビューのあと、いよいよ3位小原のインタビューが始まりました。

小原(そのままの言葉)

練習量としては、やってきたという自信はあったので、なんとか(上位を)つかまえたいという思いで、足がつりそうになったり、ちぎれそうだなというのは思っていたんですけれど、ちぎれないのですけれど(笑い)、沿道の声援がすごく聞こえて、「あと何秒差、がんばれ、追いつけるぞ」ってずっとずっと沿道のかたが言ってくださったので、ほんとうに最後まであきらめずに、首の皮1枚といったらあれですけれど(笑い)、つながる結果だったとは思います。まぁ満足はしていないのですけど、この結果は1番だった前田と一緒に練習できたことが自分にとってすごくプラスになって引っ張ってくれたなとは思ってます。

走ることに「まったく才能がない私」の意見です。

「足がちぎれそうになった」とは多くの記事で書かれていましたが、実際には「ちぎれなかった」とまで正確に伝えていたのは見られず、3位が笑わせるとは思いませんでした。

また「首の皮1枚」という常とう句にも「追加」して「といったらあれですけれど」としていたのが印象的でした。

1秒差でリオ五輪代表を逃した人らしく、ますますマラソン選手に敬意を表したくなりました。

2016年のリオ女子マラソンでは、①スムゴング(ケニヤ)2:24:04 ②キルワ(バーレーン)2:24:13 ③ディババ(エチオピア)2:24:30・・・・・・⑭福士加代子 ⑲田中智美という記録でした。

3年前のタイムで終わるとは思いませんが、もしこのままだとしたら優勝した前田は「6位」に入っていたスピードですね。

まとめると

記事は「実際とは違い、あてにならない」のでした。

言ったことを正確に伝えていない部分があり、場合によっては「歪曲して伝えていることがある」のでした。

特に全体主義国や社会的に抹殺する国では、確信の「歪曲」が多く、要注意ですね。

もう一つ、笑うべきインタビューがありました。

こちらも実際に視聴していたのですが、夕方の大相撲「友風(ともかぜ)」の健闘ぶりでした。

(記者)

今日は、涙がでなくっていいですか。

(友風)

きのうは帰って、これは泣きすぎだろうと思って、反省しました

笑いました。友風は、きのう横綱の鶴竜を破り(鶴竜は今日から休場)、きょう大関豪栄道を破り、連続のインタビューでした。

それぞれの人に印象的な光景があるものです。

私には、女子マラソンの3位小原と、大相撲の友風がそれに加わりました。

人はこれを「勇気をもらった」と表現するのかも知れません。

私には間違いなく「記憶に残る日」だったのです。

さてさて、皆様はどう思われますか。


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