カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

桐生の「100m 9秒98」

2017年09月11日 07時46分24秒 | スポーツ

100m競走で、日本人初の9秒台(9.98秒)が生まれたようです。

その2日後に、U-18日本代表が、何とか3位(12チーム中)になったとのことです。:その1 その2 


桐生祥秀「4年間くすぶっていたベスト更新できた」日刊スポーツ 2017年9月9日 


東洋人では、先に中国人が10秒を切っております(9.99秒・現在111位)が

日本人では2017/09/09に初めて桐生祥秀が福井県営陸上競技場にて10秒を切る「9秒98」を出しました。

以下は「IAAF」(100m競走 2017/09/10閲覧)から引用したものです。 


日本人の上位3人 

 99位  9.98 Yoshihide Kiryu  JPN 2017/09/09
127位 10.00 Koji Ito         JPN 1998/12/13
156位 10.02 Nobuharu Asahara JPN 2001/07/13

桐生の99位は、サッカー日本代表の40~50位よりも悪いのですか。伊藤(兵庫)も朝原(兵庫)も桐生(滋賀)も西日本出身なのは興味深いですね。

アフリカの陸上選手でも東西で特徴があります。:IAAF

▲西部の距離

男子短距離ではジャマイカが有名ですが、ボルトのルーツも西アフリカにあることは知られています。

アメリカの選手もルーツは同じ西アフリカにあるかも知れませんが、まだはっきりした証拠がありません。

東部の距離

マラソンなどの長距離では、ケニアとかエチオピアなど高地出身者が有利なのでしょうか、2017年現在の歴代記録では同率もふくめ男子43位までをケニア・エチオピア勢が占め、女子でもケニア・英国・エチオピアがほとんどを占め僅かに1名ずつの日本(野口)・ドイツがみられました。

アフリカでは、西が短距離・東が長距離という事実があるので

日本でも「西が短距離」ではないかと「魔が差した」次第(笑)。

そう言えば日本の長距離マラソン女子では、男子短距離の兵庫(伊藤・朝原)や滋賀(桐生)よりほんの少し東高橋尚子(岐阜)と野口みずき(三重)を排出していますから、規模は異なるとは言え日本でも、西が短距離・東が長距離」と言えるか! 

歴代上位3名 

1位 9.58 Usain Bolt JAM 2009/08/16
1位 9.63 Usain Bolt JAM 2012/08/05
1位 9.69 Usain Bolt JAM 2008/08/16

3人ともボルトですね。ただし1位の9.58秒が8年前で、5年前に自己の2位の記録を出していますので、先日引退を表明したのも、妥当なところかなと思います。

そのボルトのルーツが西アフリカにあることは、何かのヒントになるかも知れません。  

2017年の上位3名 

 9位 9.82 Christian Coleman USA 2017/06/07
33位 9.90 Yohan Blake       JAM 2017/06/23
34位 9.91 Julian Forte      JAM 2017/08/27

3ヶ月前に「9.82秒」と桐生の「9.98」より「0.16秒(1.6%)」も速い記録を出していますが、日本人では何十年もかかっていたようで、先は長そうですが、楽しみとも言えます。 

ただし短距離(100m)と長距離(マラソン)ではほとんどがアフリカ系らしく、この分野で日本人選手がどこまで躍進できるかでしょうか。

さてさて、皆様はどう思われますか。


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