カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

中国に関する醜聞 210 汚染報道

2017年03月25日 06時29分39秒 | アジア

人は恣意的・意図的に「事実を認定」するもので、支配者なら権力維持のために「既に済んだこと」と発表したがるものです。不健康な猜疑心はいけませんが、健康的な懐疑心なら忘れてはいけないようです。

ここでは「中国の醜聞」を集め、必要に応じて出典やリンクも用意しましたが、もしも「既にリンク切れ」となっていたらご容赦ください。そんなに頻繁にリンクを確認できませんので・・・・・・。


中国全土で日本産食品撤去の動き 事実誤認指摘や「デマ」と批判も

中国国営中央テレビ(CCTV)が、中国が輸入を禁止している地域で生産された日本産食品が販売されていると報道した問題で、北京や天津など中国全土のスーパー、コンビニで日本産食品を撤去する動きが拡大している。・・・・・・

一部の中国メディアは、日本の食品は放射性物質について厳格な基準値が採用されていると指摘し「中国の消費者をデマでだまし、食品安全の問題から目を逸す報道だ」と批判した。(北京 西見由章)産経新聞 2017.3.17


「汚染」報道に反論噴出=日本産食品、信頼高く―中国 

北京時事】中国の国営中央テレビが、輸入禁止となっているはずの日本産「汚染食品」が売られていると不用意に報じたことが、波紋を巻き起こしている。 

日本の食品は信頼性が高く消費者の関心が集中。「誤報だ」との反論が噴出する一方で、日系スーパーやコンビニは日本食品の一時撤去を余儀なくされるなど、騒動への対応に追われている。:時事通信 2017/3/19 


中国共産党の意向に反しない限り

「裏をとる」必要がない中国国営メディアらしいところです。

中国のメディアのどこにも信頼性がない」と考えていいでしょう。

かつて「中国の新聞で信頼できる部分は日付だけ」とされていました。記事内容の全てが不正確・でっちあげだったのです。

しかしその日付さえ書き換えるようで、もはや中国の新聞には信頼できる場所が「どこにもないのです(笑)。

デマでだまし、読者の目を逸す報道というのは

いつも中国共産党が取っている手法ですね。報道規制が徹底しているからこそ可能なことでした。

ちょうどアメリカ大統領トランプの「不都合なことはすべてニセ情報」とする手口と、似ています。

不都合なときには「デタラメのニュースを流して」国民の視線をそらすことから考え、いま中国では、視線をそらさねばならない深刻な問題が発生していると考えられます。

今アメリカで、国民の目をそらさねばならない深刻な問題が発生している、のと同じことですね。

ここでは「でたらめの情報を許容するという怖さ」を感じます。これらの「でたらめの情報」に疑問をもっている多数の人がいる反面、「このうそ八百をそのまま利用・信頼しよう」とする人たちがいることに注目したいものです。

中国・アメリカを外からみているとよく分りますし、これを自国へも適用できるのでしょうか、籠池証言をめぐる騒動をみていると、よくわかるという人が多いことでしょう。

疑い深く言うならば・・・・・・

  • 日本の食品に「汚染」問題があると言うのですが、中国社会がずっと中国共産党に汚染」されてきたのではありませんか(大笑)。
  • 中国の食品などはもう論外というほどひどいらしいので、文化大革命・天安門事件での虐殺に続き、今度は食品汚染や大気汚染で自国民を虐殺するのでしょうか。そういう虐殺の失政を隠蔽したまま「日本の食品が汚染されている」と国民の視線を外に向けさせようとする相変わらずの陰謀で、はいお疲れさん、次のかたどうぞ、というところ。

ただし上記引用では

一部中国メディアでも、疑惑を伝えているとのことですが、多分「政府による強迫・脅迫」を避けるためでしょうか、実名を明かしておりません。

中国共産党のあやしさに昔から気づいている人や社はたくさんあるのでしょうが、いずれも中国共産党得意の「報復」を怖れ、名乗り出ることができないのです(笑)。

中国ではそれほど徹底して「言論を弾圧し・報道を規制している」ということを、今一度思い返してみたほうがよろしいかと思います。

さてさて、皆様はどう思われますか。


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